磁石の駒でビートを置く木の楽器、Musical Beings Tembo。Kickstarterで216万ドルを集め、出荷は2027年1月予定

Musical Beings Temboのイラスト(実機の画像を参考に作成)。明るい木目の板に8×5の格子、右に縦一列のノブとLED、下部にノブと青いボタン、上部にスピーカーの穴
4コマ漫画: 打ち込みが難しいと感じる初心者が、木の盤に磁石の駒を置くだけでビートができる楽器を知り、Kickstarterで5,000人以上が支援したと聞いて2027年の出荷を待つ

この記事でわかること

  • 磁石の駒でビートを置く木の楽器、Musical Beings Temboの要点
  • 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
  • うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
  • 発売予定は2027年

打ち込みを、駒を置く遊びに変えた

Temboは、米ボストンのMusical Beings(元Google/Waves Audioなどのメンバーが創業)が作る木製の楽器です。天板に8×5の格子があり、磁石の駒を置くと、その列と行の音がその拍で鳴ります。5トラック×8列で、駒を重ねると16分割相当になり、3/4や7/8などの変拍子にも対応します(Kickstarter)。

音はサンプルで、工場キット8種、内蔵マイクとコンボ入力(マイク/ライン/楽器)で自分の音も録れます。列ごとのノブ、スウィング、ピッチとミュート、内蔵スピーカー、USB-CとUSB MIDI、Wi-Fi、3時間超の充電池。筐体は実木で、駒は30個付属します。

Kickstarterは2026年3月11日から4月21日で、目標5万ドルに対して2,165,315ドル、5,347人(2026年8月18日確認)。目標の43倍です。日本円にするとおよそ3億4千万円(1ドル=158円・2026年8月22日のおおよその水準で換算)。クラウドファンディングの記事では「このままいけば◯◯ドル」という予測額が出回ることがありますが、それは実際に集まった額ではありません。ここに書いたのはKickstarterの最終表示です。早期価格は369ドル、発売後の小売は550ドルの予定です。本体ティアの出荷予定は2027年1月(後発は同4月)。公式サイトは「Batch 1製造中」で、Batch 2はウェイトリスト受付中。国内報道はギズモード・ジャパン(2026年3月)があります。

Musical Beings公式の紹介動画です。木の盤に磁石の駒を置くと音が鳴り、列ごとのノブで音が変わる遊び方が見られます。

分かっていること

  • 8×5のマグネット盤面(5トラック×8列、駒を重ねて16分割相当)、変拍子対応(3/4・6/8・7/8・5/4)
  • サンプルベース。工場キット8種(各5音)、チャンネルごとに2サンプル切替、独自サンプルの取込(アプリ/USB)、バッキング用4ch
  • 内蔵マイク+コンボ入力でサンプリング、列ごとのノブ・エフェクト、スウィング、ch別ピッチ±24半音・ミュート
  • 入出力: 3.5mmヘッドホン、ステレオライン出力、USB-C(電源/データ)、USB MIDI、内蔵スピーカー、Wi-Fi(同期/更新)、Bluetooth(データ転送)
  • 充電池3時間超(充電しながら使用可)。実木筐体。付属: 駒30個、USB-Cケーブル。寸法・重量は未公表
  • Kickstarter: 2,165,315ドル/5,347人(2026-03-11〜04-21)。早期369ドル、小売予定550ドル。出荷予定2027年1月(2026年8月18日確認)

うちの機材で言えば

うちのTR-6SやSyntaktは「16ステップのボタンで打つ」機材で、Temboは「駒を置く」機材。やっていることは同じでも、机の上に磁石を並べる手触りは別物で、子どもと一緒に触る絵が浮かびます。

Kickstarterは予約販売ではなく支援で、5,000台超の初回生産は新興メーカーにとって大仕事です。「2027年1月」は予定として読み、遅れも織り込んでおくのが安全です。国内代理店はなく、届いても個人輸入扱いです。

次に読む

同じ「触り方」で選ぶ楽器 → 親指ピアノの弾き心地でシンセを鳴らす、Bastl Kalimba

出典

この記事はメーカー公式サイト・クラウドファンディングのページ・海外メディアの公開報道を2026年8月18日に確認して書いた新製品紹介です。発売前・支援中の情報を含むため、価格・仕様・出荷時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。

画像について: アイキャッチは公式に公開されている実機(またはプロトタイプ)の画像を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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