機材名:Behringer RD-8/RD-6担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性アナログ復刻 | 4 | アナログ回路で蘇った伝説の声です。本家と同一ではありません。 |
| 導入コスト | 5たいへん よくできました | 本家の中古が数十万円する世界で、新品がこの学費です。 |
| シーケンス性能64ステップ(RD-8) | 4 | ポリメーターやステップリピートまで現代仕様です。 |
| 外部機材との連携パラアウト・DIN MIDI | 4 | 個別に配れる出口を持っています。 |
| 本家との違いクローン | 2 | 「本物と同じ音」を期待して入学すると、面談になります。 |
808と606のリズムを新品で、というアナログ復刻兄弟です。歴史の音を実物のツマミで覚えたい人への教材で、本家Rolandのデジタル再現(TR-6S等)とは別の答えです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「1980年の再演」
本日の演目は、1980年のリズムの再演です。
配役は本人のRoland TR-808ではなく、よく似た役者のRD-8が務めます。
回路は当時の設計思想で新調しました。声色は近いですが、同一人物ではありません。
チケットは、中古数十万円の本人公演の10分の1。歴史の追体験としては、十分な舞台です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- あのリズムを新品での紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2020年1月
博物館の音を、現行品で
当サイトの歴史記事で書いたTR-808は、いまや未来技術遺産として博物館に登録された伝説です。実機は高騰し、気軽に買える存在ではなくなりました。
その音の現実解が、BehringerのRhythm Designerシリーズです。808系の音を受け継ぐ16音色のRD-8と、606系の8音色を受け継ぐ弟分RD-6。どちらもアナログ回路の現行品で、新品が普通に買えます。
Behringer公式のデモ動画です。パンチのあるキックと乾いたスネアが刻まれていく様子は、歴史記事で辿った「あのリズム」そのもの。現行の新品からこの音が出る、という事実が本題です。
仕様のポイント
- RD-8: アナログ16ドラムサウンド+64ステップシーケンサー(ポリメーター・ステップリピート対応)
- RD-8: Wave Designerとデュアルモードフィルターを備えたFXバス。フィルターの動きの記録も可能
- RD-6: アナログ8ドラムサウンド(クラップ含む)+16ステップ・32パターン
- RD-6: パターンを最大250小節の曲に展開可能。ディストーション搭載
- 両機ともUSB/MIDI・5ピンDIN MIDI対応。個別レベル調整とパラアウトあり
どんな人に合うか
「歴史の音から入りたい」かつ「実物のツマミで覚えたい」人に。808と606の記事を読んでから触ると、ボタンひとつずつの意味が違って見えます。
うちのTR-6Sは本家Rolandのデジタル再現、RD兄弟は他社のアナログ復刻。同じ伝説への2通りの答えで、どちらを選ぶかは音の好みと予算の問題です。
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Behringer RD-8
- 新品相場
- 相場データなし
- 中古相場
- オークション ¥25,000〜¥31,000
2026-08-17 時点の調査(ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
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Behringer RD-6
- 新品相場
- ¥16,500
- 中古相場
- 店頭 ¥10,000
2026-08-17 時点の調査(デジマート等の新品出品・楽器店の中古出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 伝説の本体 → 博物館に入ったリズムマシン、TR-808
- 本家の再現機 → リズムの土台係、TR-6S
- ベースの相方 → あの音を1万円台で。Behringer TD-3
- 同じBehringerなら → 1966年のリズムボックスが打ち込み対応で復刻へ。Behringer Mini Pops 7
- Behringerをもう1台 → Behringer LmDrumとJT-4000 microとは|80年代の箱と手のひらの箱
- TR-909を4万円台で → Behringer RD-9とは|TR-909を4万円台で再現する
出典
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月9日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
