機材名:Arturia MiniBrute 2S担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性荒いフルアナログ | 4 | MicroFreak系とは別方向の、正真正銘のアナログです。 |
| 音作りの自由度パッチベイ48点 | 5たいへん よくできました | 回路の授業を体で覚えられます。 |
| シーケンス性能64ステップ×3トラック | 4 | 変調用トラックまで持つ気の利いた設計です。 |
| 入手しやすさ国内新品なし | 2 | 中古の状態確認が前提です。 |
| 設置性3.5kg | 2 | 体格が良く、机で存在感を放ちます。 |
鍵盤の代わりにパッドを載せた、荒いアナログのセミモジュラーです。48点のパッチベイで回路の授業ができます。国内新品の席が無く、中古の状態確認が入学試験になります。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「配線部へようこそ」
配線部の活動紹介です。当部は鍵盤を使いません。パッドとケーブルで音を作ります。
部室にはパッチ穴が48個。挿す場所で音が変わる、体育会系の電子工作です。
新入部員への注意。本体は国内の新品売り場にありません。中古の状態確認が入部試験です。
3.5kgの体格ですが、鳴らす音はもっと大きく見えます。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 鍵盤の代わりにパッドを載せた荒いアナログ、Arturia MiniBrute 2Sの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2018年3月
Bruteの荒さを、シーケンサーで
MiniBrute 2Sは、フランスArturiaが2018年に出したセミモジュラーのモノフォニック・アナログシンセです。同時期のMiniBrute 2(25鍵)から鍵盤を外し、代わりに16パッドと64ステップ×3トラックのシーケンサーを載せた卓上版です(Arturia公式)。
音の要はSteiner-Parker型の12dBマルチモードフィルター(LP/HP/BP/Notch)と、Brute Factorのつまみ。「Brute」の名のとおり荒く攻撃的なモノシンセです。48のパッチポイントはユーロラック互換で、同社のRackBruteケースと物理的に連結できます。シーケンサーは3トラックのうち2つをCVの変調用に使えます。
国内では事情が変わっています。サウンドハウスは「販売終了」表示(最終51,580円)、デジマートは新品・中古とも0件(2026年8月18日確認)。一方でArturia本社サイトには549ドルで現行として載っており、生産完了の公式表記はありません。買うなら中古(ヤフオク落札41,111円の例)か海外です。
Arturia公式の紹介動画です。Steiner-Parkerフィルターの荒い音と、16パッドと3トラックのシーケンサーで演奏する様子、同社のRackBruteと連結してモジュラーに広げていく姿が見られます。
仕様のポイント
- モノフォニック・フルアナログ。VCO×2(VCO1: Saw+Ultrasaw/Pulse(PWM)/Tri+Metalizerをミックス、VCO2: Sine/Saw/Square)、ハードシンク、FM、ノイズ、外部入力
- Steiner-Parker 12dB/octマルチモードフィルター(LP/HP/BP/Notch、自己発振)+Brute Factor、LFO×2、ADSR×1、AD/AHRエンベロープ×1(ループ可)
- シーケンサー: 最長64ステップ×3トラック(メイン+変調用2)、64パターン、リアルタイム/ステップ録音、アルペジエーター、16パッド(ベロシティ・プレッシャー)+16エンコーダー
- パッチベイ48点(インバーター・アッテネーター・VCA内蔵)、MIDI IN/OUT(DIN)、USB、ライン出力、ヘッドホン、アナログクロック同期
- 付属電源で駆動(電池不可)。484×277×56mm・3.5kg。パッチケーブル8本付属。ファームウェア 1.0.18
- 価格: 国内新品は流通終了(サウンドハウス 販売終了・最終51,580円)。Arturia公式 549ドル。中古落札 41,111円(2026年8月18日確認)
どんな人に合うか
「鍵盤は要らない、荒いアナログの音をシーケンサーで組みたい」人に。同じArturiaのMicroFreakやMiniFreakとは音の方向が違い、こちらは正真正銘のアナログです。
うちの机では、OXI ONE MKIIからMIDIで鳴らすより、内蔵シーケンサーで独立して走らせてクロックだけ合わせる方が性格に合います。3.5kgと大きめで、Push 3の隣に置くと存在感があります。
国内で新品が買えないので、中古の状態確認が前提。ACアダプターの仕様は公式に明記がなく、中古購入時は付属品の確認を。
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Arturia MiniBrute 2S
- 新品相場
- 国内流通終了
- 中古相場
- オークション ¥41,111
2026-08-18 時点の調査(サウンドハウス販売終了・Arturia公式$549/ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 同じArturiaの変な音 → 変な音の入口、Arturia MicroFreak
- 同じArturiaのシーケンサー → 中古3万円台の定番シーケンサー、Arturia BeatStep Pro
- 中古で買う前に → 日本で機材を買う前に。技適・PSE・保証・並行輸入
- 同じArturiaの新作情報 → Arturia DrumFreakのリークが話題。ただし公式発表はまだ
- 同じシーケンサーを比べるなら → Plinky 12 ToadstepとChordsとは|パネルを差し替えて別の楽器になる
- 16×16の行列で組む → Arturia MatrixBruteとは|16×16の行列で音を組むアナログ
出典
- Arturia MiniBrute 2S 公式ページ — 仕様・現行表示
- サウンドハウス — 販売終了表示(2026年8月18日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
