Arturia MiniBrute 2Sとは|鍵盤の代わりにパッドを載せた荒いアナログ

Arturia MiniBrute 2Sのイラスト(実機を参考に作成)。黒い横長の卓上シンセ、上段にノブ列とスライダー、右にパッチ端子群、下段に大きなエンコーダーとテンポ表示、16個の白いパッド
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Arturia MiniBrute 2S担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
音質・音の個性荒いフルアナログ4MicroFreak系とは別方向の、正真正銘のアナログです。
音作りの自由度パッチベイ48点5たいへん
よくできました
回路の授業を体で覚えられます。
シーケンス性能64ステップ×3トラック4変調用トラックまで持つ気の利いた設計です。
入手しやすさ国内新品なし2中古の状態確認が前提です。
設置性3.5kg2体格が良く、机で存在感を放ちます。
総合評価3/5

鍵盤の代わりにパッドを載せた、荒いアナログのセミモジュラーです。48点のパッチベイで回路の授業ができます。国内新品の席が無く、中古の状態確認が入学試験になります。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「配線部へようこそ」

配線部の活動紹介です。当部は鍵盤を使いません。パッドとケーブルで音を作ります。

部室にはパッチ穴が48個。挿す場所で音が変わる、体育会系の電子工作です。

新入部員への注意。本体は国内の新品売り場にありません。中古の状態確認が入部試験です。

3.5kgの体格ですが、鳴らす音はもっと大きく見えます。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 鍵盤の代わりにパッドを載せた荒いアナログ、Arturia MiniBrute 2Sの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • 発売は2018年3月

Bruteの荒さを、シーケンサーで

MiniBrute 2Sは、フランスArturiaが2018年に出したセミモジュラーのモノフォニック・アナログシンセです。同時期のMiniBrute 2(25鍵)から鍵盤を外し、代わりに16パッドと64ステップ×3トラックのシーケンサーを載せた卓上版です(Arturia公式)。

音の要はSteiner-Parker型の12dBマルチモードフィルター(LP/HP/BP/Notch)と、Brute Factorのつまみ。「Brute」の名のとおり荒く攻撃的なモノシンセです。48のパッチポイントはユーロラック互換で、同社のRackBruteケースと物理的に連結できます。シーケンサーは3トラックのうち2つをCVの変調用に使えます。

国内では事情が変わっています。サウンドハウスは「販売終了」表示(最終51,580円)、デジマートは新品・中古とも0件(2026年8月18日確認)。一方でArturia本社サイトには549ドルで現行として載っており、生産完了の公式表記はありません。買うなら中古(ヤフオク落札41,111円の例)か海外です。

Arturia公式の紹介動画です。Steiner-Parkerフィルターの荒い音と、16パッドと3トラックのシーケンサーで演奏する様子、同社のRackBruteと連結してモジュラーに広げていく姿が見られます。

仕様のポイント

  • モノフォニック・フルアナログ。VCO×2(VCO1: Saw+Ultrasaw/Pulse(PWM)/Tri+Metalizerをミックス、VCO2: Sine/Saw/Square)、ハードシンク、FM、ノイズ、外部入力
  • Steiner-Parker 12dB/octマルチモードフィルター(LP/HP/BP/Notch、自己発振)+Brute Factor、LFO×2、ADSR×1、AD/AHRエンベロープ×1(ループ可)
  • シーケンサー: 最長64ステップ×3トラック(メイン+変調用2)、64パターン、リアルタイム/ステップ録音、アルペジエーター、16パッド(ベロシティ・プレッシャー)+16エンコーダー
  • パッチベイ48点(インバーター・アッテネーター・VCA内蔵)、MIDI IN/OUT(DIN)、USB、ライン出力、ヘッドホン、アナログクロック同期
  • 付属電源で駆動(電池不可)。484×277×56mm・3.5kg。パッチケーブル8本付属。ファームウェア 1.0.18
  • 価格: 国内新品は流通終了(サウンドハウス 販売終了・最終51,580円)。Arturia公式 549ドル。中古落札 41,111円(2026年8月18日確認)

どんな人に合うか

「鍵盤は要らない、荒いアナログの音をシーケンサーで組みたい」人に。同じArturiaのMicroFreakやMiniFreakとは音の方向が違い、こちらは正真正銘のアナログです。

うちの机では、OXI ONE MKIIからMIDIで鳴らすより、内蔵シーケンサーで独立して走らせてクロックだけ合わせる方が性格に合います。3.5kgと大きめで、Push 3の隣に置くと存在感があります。

国内で新品が買えないので、中古の状態確認が前提。ACアダプターの仕様は公式に明記がなく、中古購入時は付属品の確認を。

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Arturia MiniBrute 2S

新品相場
国内流通終了
中古相場
オークション ¥41,111

2026-08-18 時点の調査(サウンドハウス販売終了・Arturia公式$549/ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。