機材名:Arturia BeatStep Pro担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 導入コスト中古3万円台 | 5たいへん よくできました | この装備でこの学費は、中古市場の良心です。 |
| シーケンス性能メロディ2+ドラム16 | 4 | 打ち込み派の1台目に必要な席が揃っています。 |
| 外部機材との連携CV/Gate・DIN Sync | 4 | 新旧の機材に声が届きます。 |
| 音源としての機能 | 1 | 音は出しません。指揮係です。 |
| 演奏性感圧パッド16 | 3 | 叩いて入れる入口も一応あります。 |
中古3万円台で見つかる定番シーケンサーです。CV/GateもDIN Syncも持って、この学費。「弾けないから打ち込みたい」人の1台目として、いちばん現実的な選択肢のひとつです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「掘り出し物の棚」
古書店の棚に、定番の一冊がありました。
初版から年月が経ち、中古価格は3万円台。それでいてCV/GateとDIN Syncは今も現役です。
「弾けないから打ち込みたい」という読者に、店主は必ずこれを勧めます。
新刊にこだわらなければ、良い師匠は安く見つかるのです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 中古3万円台の定番シーケンサー、Arturia BeatStep Proの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2015年
1台でメロディもドラムも、そしてCVも
BeatStep Pro(ビートステップ・プロ)は、Arturiaのステップシーケンサーです。モノフォニックのメロディックシーケンサーが2系統と、16トラックのドラムシーケンサーが1系統。つまりベースとリードとドラムを、1台で同時に走らせられます(Arturia公式)。
メロディックのシーケンスは最大64ステップ。プロジェクトは16個あり、それぞれに16×2のシーケンスと16のドラムシーケンスが入ります。
接続の幅が広いのがこの機材の要点です。MIDIに加えて、1V/オクターブのCVと10Vのゲート、さらにドラム用のゲート出力が8つ。古い機材を鳴らすためのDIN Syncにも対応しています。モジュラーやヴィンテージ機材を混ぜたい人にとって、価格に対する接続力がかなり高い1台です。
Arturia公式による、ドラムシーケンサー部分の解説です。製品管理担当のGlen Darceyが、16トラックのドラムパートをどう組んでいくかを実演します。パッドとステップボタンの役割の違いが、この動画で整理できます。
仕様のポイント
- モノフォニックのメロディックシーケンサー2系統+16トラックのドラムシーケンサー
- メロディックは1シーケンスあたり最大64ステップ
- 16プロジェクト。各プロジェクトに16×2のシーケンスと16のドラムシーケンス
- 感圧対応のパッド16個
- CV/Gate出力(1V/オクターブのCV・10Vのゲート)。ドラム用ゲート出力8
- MIDI端子(付属アダプタ経由)、DIN Sync対応、USBはクラスコンプライアント
- 本体: 415×163×36mm・1.45kg。価格は€299、デジマート出品で新品39,393〜42,900円・中古30,100〜36,465円(2026年8月18日確認)
どんな人に合うか
「シーケンサーを1台目に買うが、10万円は出せない」人にとって、いちばん現実的な選択肢のひとつです。中古が3万円台から見つかり、それでCV/GateもDIN Syncも付いてきます。
うちのKeyStep mk2と同じArturiaですが、役割は違います。KeyStepは鍵盤で弾いて入れる機材、BeatStep Proはステップを打ち込んで走らせる機材。鍵盤が弾ける人はKeyStepから入るほうが早く、「弾けないから打ち込みたい」人にはBeatStep Proのほうが素直です。
うちのOXI ONE MKIIと比べると、BeatStep Proはできることが絞られています。その代わり、目の前のノブとボタンが何をするかが一目で分かる。最初の1台に必要なのは機能の多さではなく、迷わないことだと考えるなら、この機材は今でも強い選択です。
購入・価格を見る
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Arturia BeatStep Pro
- 新品相場
- ¥39,400〜¥42,900
- 中古相場
- 店頭 ¥30,100〜¥36,500
2026-08-18 時点の調査(デジマート等の新品出品・楽器店の中古出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 同じArturiaの鍵盤型 → 鍵盤係はアルペジエーター。KeyStep mk2
- 上位のシーケンサー → セットの指揮者、OXI ONE MKII
- 相性のいい音源 → 変な音の入口、Arturia MicroFreak
- 同じArturiaなら → Arturia DrumBrute Impactとは|4万円弱のアナログドラム
- Arturiaをもう1台 → Arturia MiniBrute 2Sとは|鍵盤の代わりにパッドを載せた荒いアナログ
- 4トラックの司令塔 → Arturia KeyStep Proとは|4トラック+ドラムを1台で回す司令塔
出典
- Arturia BeatStep Pro 公式ページ — 仕様・価格
- BeatStep Pro Drum sequencer(Arturia公式)
- デジマート出品(2026年8月18日確認) — 国内の新品・中古価格
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月17日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
