機材名:Roland MC-101/MC-707担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性ZEN-Core 3,000音色 | 4 | 名門の音色庫を丸ごと持ち歩けます。 |
| 曲構成の作りやすさクリップ式 | 4 | Ableton式の考え方をハードでやれる貴重な家系です。 |
| シーケンス性能最大8トラック128クリップ | 4 | 曲全体を1台で持つ設計です。 |
| 持ち運びやすさ101は電池4.5時間 | 3 | 弟は遠足向き、兄は据え置き向きです。 |
| 操作性階層深め | 2 | 小さな画面に大きな中身。地図を覚えるまで迷います。 |
グルーヴボックスという言葉を作った本家の現在形です。ZEN-Coreの3,000音色とクリップ式の構成力を持ちます。101は電池で動く弟、707は8トラックの兄。30年の血筋は伊達ではありません。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「言葉を作った家」
「グルーヴボックス」という言葉は、この家が1996年に作りました。
現在の当主が、MC-101とMC-707の兄弟です。
家宝は3,000超の音色と、クリップという現代の型。
家元だけに、メニュー階層は少し格式張っています。入門には学習時間を。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- グルーヴボックス本家の現在形、Roland MC-101とMC-707の紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2019年9月
言葉の生みの親の、いまの姿
当サイトの歴史記事で書いたとおり、「グルーヴボックス」は1996年のRoland MC-303のキャッチコピーから生まれた言葉です。では、その本家の血筋はいまどうなっているのか。
答えが現行のMCシリーズ、MC-101とMC-707です。シンセ音源ZEN-Core(プリセット3,000以上)を積み、「クリップ」を並べて曲を組む方式。持ち歩けるMC-101と、フル装備のMC-707の2サイズ展開です。
Roland公式のパフォーマンス動画です。クリップを切り替えながら曲が組み上がっていく、Ableton Liveのセッションビューを机に置いたような演奏スタイルが見られます。「グルーヴボックス」という言葉を発明した血筋の、現在形です。
仕様のポイント
- 音源はZEN-Core(バーチャルアナログ+PCM)。プリセットトーン3,000以上
- クリップベースのシーケンサー(MC-707: 8トラック・最大128クリップ/MC-101: 4トラック・最大64クリップ)
- リアルタイム・タイムストレッチ対応のオーディオルーパー
- MFX・MASTER FX・SCATTERなどエフェクト群
- 最大24bit/96kHzのUSBオーディオ/MIDIインターフェース機能
- MC-101は約700g・単3電池4本で最大約4.5時間駆動
どんな人に合うか
「クリップを並べて曲を組む」Ableton Live式の考え方をハードでやりたい人に。DAW経験者ほど概念の理解が速いはずです。
うちのTR-6Sと同じRoland系ですが、TR-6Sがリズム特化なのに対しMCは曲全体を1台で持つ設計。歴史記事から入ると、ツマミの向こうに30年の血筋が見えます。
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Roland MC-101
- 新品相場
- ¥62,800〜¥69,300
- 中古相場
- 店頭 ¥51,900〜¥59,800 / オークション ¥37,400〜¥40,000
2026-08-17 時点の調査(デジマート等の新品出品・楽器店の中古出品・ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
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Roland MC-707
- 新品相場
- ¥106,800〜¥126,500
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- 店頭 ¥77,000〜¥101,200 / オークション ¥77,000〜¥81,000
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Amazonは2026-08-19 時点でこの機材の商品ページを確認できなかったため、検索結果へのリンクにしています。出品が入れ替わることがあるので、商品名と価格を確かめてからご購入ください。
次に読む
- 言葉の誕生 → 「グルーヴボックス」という言葉は、1996年に生まれた
- リズム特化の親戚 → リズムの土台係、TR-6S
- ポケット版の血筋 → 名機のDNAをポケットに。Roland AIRA Compact
- 同じRolandなら → Roland SH-4dとは|シンセ4パート+リズムを電池で
- Rolandをもう1台 → Roland Verselab MV-1とは|歌まで1台で入れるグルーヴボックス
出典
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月9日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチはローランド株式会社のニュースリリース画像です(画像提供: ローランド)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
