機材名:Roland SH-4d担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音作りの自由度OSCモデル13種 | 5たいへん よくできました | 名機の音色図鑑を1冊にまとめた蔵書量です。 |
| 一台完結度4パート+リズム | 4 | 小さな編成なら1台で回ります。 |
| 持ち運びやすさ電池駆動 | 4 | 名機の詰め合わせが遠足に来ます。 |
| シーケンス性能64ステップ・確率 | 4 | D-Motionという傾き演奏の隠し芸まであります。 |
| 操作性 | 2 | 蔵書が多いぶん、メニューの往復は覚悟してください。 |
シンセ4パート+リズムを電池で持ち歩く箱です。SH-101からJUNO-106まで13種のオシレーターモデルを1台で鳴らし分けます。机と予算の節約になる、名機の詰め合わせです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「名機の全集」
この図書館には、Rolandの名機の全集が収蔵されています。
SH-101の巻、JUNO-106の巻、ウェーブテーブルの巻。全13巻を、1台で貸し出します。
持ち出しも自由。電池で動く移動図書館です。
唯一の苦労は、読みたい巻を探す目次の往復です。メニューと仲良くなってください。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- シンセ4パート+リズムを電池で、Roland SH-4dの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2023年3月
SHの名前で、5パートを1台に
SH-4dは、ローランドが2023年3月に出したデスクトップ・シンセサイザーです。1973年のSH-1000から続くSHシリーズの名を継ぎ、中身はデジタルのモデリング。SH-101、JUNO-106、クロスFM、リング、ウェーブテーブル、コード、ドローイングなど13種類のオシレーターモデル(発売時11種、2025年5月のVer.2.00で13種)を、4つのシンセパートとリズムパートで同時に鳴らせます(Roland公式)。
シーケンサーは最長64ステップ・128パターンで、確率やモーション録音、Ver.2でパターンチェイン。本体を傾けて音を動かすD-Motion、5系統のマルチエフェクト。USB-Cはオーディオインターフェースにもなり、単3電池4本で約4時間動きます。CV/Gateはありません。
価格は84,150円(サウンドハウス・取り寄せ、2026年8月18日確認)、ワタナベ楽器店で82,980円、イケベ楽器88,880円。中古はデジマートで71,390円、ヤフオクで46,500〜52,800円の落札例です。
Roland公式の概要動画です。4つのシンセパートとリズムを1台で鳴らし、本体を傾けて音を変えるD-Motion、電池で動く様子が見られます。2025年5月のバージョン2.0で機能が増えたので、動画は発売時のものとして見てください。
仕様のポイント
- 音源: 最大60音(負荷依存)、4シンセパート+リズムパート。オシレーターモデル13種(SH-4d/SH-3D/SYNC/SH-101/JUNO-106/Cross FM/RING/WAVETABLE/CHORD/DRAWING/PCM/STEP/HARMONIC)。トーン256/パターン128保存
- シーケンサー: 最長64ステップ・128パターン、ステップ(1ステップ8音)/リアルタイム/モーション録音、確率、サブステップ、フラム、パターンチェイン(Ver.2)。D-Motion、ビジュアル・アルペジオ
- エフェクト: MFX×5(各93種)+リバーブ9/コーラス5/ディレイ5、システムEQ/コンプ
- 入出力: 出力(1/4インチL/R+3.5mm)、MIX IN、EXT CLOCK IN、MIDI IN/OUT(DIN)、USB-C(オーディオ/MIDI)。CV/Gateなし
- USB-Cバスパワーまたは単3電池4本(アルカリ約4時間)。360×195×66mm・1,780g。ファームウェア Ver.2.00(2025年5月)
- 価格: 84,150円(サウンドハウス)/ワタナベ楽器 82,980円(2026年8月18日確認)。中古 71,390円(デジマート)
どんな人に合うか
「シンセを4台並べたいが、机と予算がない」人に。名機のモデルを1台で鳴らし分けられ、電池で外にも持ち出せます。
うちのDigitone IIはFMを4トラックで打つ箱、SH-4dはVAやウェーブテーブルなど13種を4パートで鳴らす箱。音の幅はSH-4dが広く、シーケンサーの深さはElektronが上。MC-101と迷う人が多いはずですが、あちらはサンプルとループが主役、こちらはシンセの音作りが主役です。
CV/Gateがなく、鍵盤はボタン式。「弾く」より「打って動かす」機材です。買うならVer.2.00の適用を前提に。
購入・価格を見る
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Roland SH-4d
- 新品相場
- ¥82,980〜¥88,880
- 中古相場
- 店頭 ¥71,390/オークション ¥46,500〜¥52,800
2026-08-18 時点の調査(ワタナベ・サウンドハウス・イケベ/デジマート中古・ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- うちのFM音源機 → きらきらのFM音源機、Digitone II
- 同じRolandのグルーヴボックス → グルーヴボックス本家の現在形、Roland MC-101とMC-707
- 同じRolandの小さな箱 → 名機のDNAをポケットに。Roland AIRA Compact
- 同じRolandなら → Roland Boutique TB-03とSE-02とは|手のひらのTB-303とアナログ・モノシンセ
- 同じRolandの、AIを載せた実験機 → Roland Project LYDIAとは|音色を学習して別の音を鳴らす実験機。価格・発売日は未定
出典
- Roland SH-4d 公式ページ/ニュースリリース — 仕様・報道用画像
- デジマート ワタナベ楽器店/デジマート 中古 — 価格(2026年8月18日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチはローランド株式会社のニュースリリース画像です(画像提供: ローランド)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
