Roland SH-4dとは|シンセ4パート+リズムを電池で

Roland SH-4dの写真(画像提供: ローランド)。黒い卓上シンセ、上部にノブとスライダー、下段に16のステップボタンとキーボードボタン
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Roland SH-4d担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
音作りの自由度OSCモデル13種5たいへん
よくできました
名機の音色図鑑を1冊にまとめた蔵書量です。
一台完結度4パート+リズム4小さな編成なら1台で回ります。
持ち運びやすさ電池駆動4名機の詰め合わせが遠足に来ます。
シーケンス性能64ステップ・確率4D-Motionという傾き演奏の隠し芸まであります。
操作性2蔵書が多いぶん、メニューの往復は覚悟してください。
総合評価4/5

シンセ4パート+リズムを電池で持ち歩く箱です。SH-101からJUNO-106まで13種のオシレーターモデルを1台で鳴らし分けます。机と予算の節約になる、名機の詰め合わせです。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「名機の全集」

この図書館には、Rolandの名機の全集が収蔵されています。

SH-101の巻、JUNO-106の巻、ウェーブテーブルの巻。全13巻を、1台で貸し出します。

持ち出しも自由。電池で動く移動図書館です。

唯一の苦労は、読みたい巻を探す目次の往復です。メニューと仲良くなってください。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • シンセ4パート+リズムを電池で、Roland SH-4dの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • 発売は2023年3月

SHの名前で、5パートを1台に

SH-4dは、ローランドが2023年3月に出したデスクトップ・シンセサイザーです。1973年のSH-1000から続くSHシリーズの名を継ぎ、中身はデジタルのモデリング。SH-101、JUNO-106、クロスFM、リング、ウェーブテーブル、コード、ドローイングなど13種類のオシレーターモデル(発売時11種、2025年5月のVer.2.00で13種)を、4つのシンセパートとリズムパートで同時に鳴らせます(Roland公式)。

シーケンサーは最長64ステップ・128パターンで、確率やモーション録音、Ver.2でパターンチェイン。本体を傾けて音を動かすD-Motion、5系統のマルチエフェクト。USB-Cはオーディオインターフェースにもなり、単3電池4本で約4時間動きます。CV/Gateはありません。

価格は84,150円(サウンドハウス・取り寄せ、2026年8月18日確認)、ワタナベ楽器店で82,980円、イケベ楽器88,880円。中古はデジマートで71,390円、ヤフオクで46,500〜52,800円の落札例です。

Roland公式の概要動画です。4つのシンセパートとリズムを1台で鳴らし、本体を傾けて音を変えるD-Motion、電池で動く様子が見られます。2025年5月のバージョン2.0で機能が増えたので、動画は発売時のものとして見てください。

仕様のポイント

  • 音源: 最大60音(負荷依存)、4シンセパート+リズムパート。オシレーターモデル13種(SH-4d/SH-3D/SYNC/SH-101/JUNO-106/Cross FM/RING/WAVETABLE/CHORD/DRAWING/PCM/STEP/HARMONIC)。トーン256/パターン128保存
  • シーケンサー: 最長64ステップ・128パターン、ステップ(1ステップ8音)/リアルタイム/モーション録音、確率、サブステップ、フラム、パターンチェイン(Ver.2)。D-Motion、ビジュアル・アルペジオ
  • エフェクト: MFX×5(各93種)+リバーブ9/コーラス5/ディレイ5、システムEQ/コンプ
  • 入出力: 出力(1/4インチL/R+3.5mm)、MIX IN、EXT CLOCK IN、MIDI IN/OUT(DIN)、USB-C(オーディオ/MIDI)。CV/Gateなし
  • USB-Cバスパワーまたは単3電池4本(アルカリ約4時間)。360×195×66mm・1,780g。ファームウェア Ver.2.00(2025年5月)
  • 価格: 84,150円(サウンドハウス)/ワタナベ楽器 82,980円(2026年8月18日確認)。中古 71,390円(デジマート)

どんな人に合うか

「シンセを4台並べたいが、机と予算がない」人に。名機のモデルを1台で鳴らし分けられ、電池で外にも持ち出せます。

うちのDigitone IIはFMを4トラックで打つ箱、SH-4dはVAやウェーブテーブルなど13種を4パートで鳴らす箱。音の幅はSH-4dが広く、シーケンサーの深さはElektronが上。MC-101と迷う人が多いはずですが、あちらはサンプルとループが主役、こちらはシンセの音作りが主役です。

CV/Gateがなく、鍵盤はボタン式。「弾く」より「打って動かす」機材です。買うならVer.2.00の適用を前提に。

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Roland SH-4d

Roland SH-4d

新品相場
¥82,980〜¥88,880
中古相場
店頭 ¥71,390/オークション ¥46,500〜¥52,800

2026-08-18 時点の調査(ワタナベ・サウンドハウス・イケベ/デジマート中古・ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチはローランド株式会社のニュースリリース画像です(画像提供: ローランド)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。