Make Noise 0-CoastとStregaとは|ノーコーストの2台

Make Noise 0-CoastとStregaのイラスト(実機を参考に作成)。同じ大きさの黒い横長の箱2台、白いノブと金色の線、下辺にパッチ端子列。右の1台には金色の丸いタッチプレートが散らばる
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Make Noise 0-Coast/Strega担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
音質・音の個性倍音とローパスゲート5たいへん
よくできました
フィルターで削らず倍音で作る、別流派の声です。
教材性0-Coastの定番力410年定番であり続けた入口には理由があります。
外部機材との連携MIDI+パッチ4MIDIの世界とモジュラーの世界の二重国籍です。
初心者適性Stregaは上級向け2Stregaは最初の1台には勧めません。
導入コスト2名店の価格帯です。
総合評価4/5

西でも東でもない、ノーコースト流儀の2台です。0-Coastは10年定番の入口、Stregaは霧と崩壊の魔女。MIDIで鳴らせてパッチで深まる、モジュラー手前の名店です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「西でも東でもなく」

音作りには東海岸流と西海岸流がある、と教科書は言います。

この工房の流派は「どちらでもない」。ノーコーストです。

フィルターで削らず、倍音を足して畳む。入門は0-Coast、奥の院にはStregaという魔女がいます。

流派の入門料は安くありませんが、飽きて離れる人が少ないことで知られています。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • ノーコーストの2台、Make Noise 0-CoastとStregaの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • シリーズ初号機の発売は2016年

フィルターのノブが、ない

0-Coastは、米ノースカロライナのMake Noiseが2016年に出した卓上のセミモジュラー・モノシンセです。名前は、Moog系の減算式(東海岸)とBuchla系の折り畳み式(西海岸)のどちらの手法も使いつつどちらにも属さない「No Coast」から。パネルに「フィルター」というノブはなく、OVERTONEとMULTIPLYで倍音を増やし、BALANCEで混ぜて音を作ります(Make Noise公式)。

MIDIをCVに変える機能を持つので、MIDI鍵盤やシーケンサーからそのまま鳴らせます。パッチポイントはユーロラック互換で、モジュラーを始める最初の1台として定番になりました。Stregaは2021年に出た同じ筐体の3作目で、Nine Inch NailsのAlessandro Cortiniとの共同設計。単一のVCOにローファイなディレイとフィードバック、金色のタッチプレートを組み合わせた、シンセであり外部音のエフェクターでもある箱です。

価格は0-Coastが97,800円(Five G・イケベ楽器、2026年8月18日確認)、Stregaが113,900円(Clockface Modular)。国内代理店は福産起業で、0-Coastには日本語マニュアルがあります。中古は0-Coastがヤフオクで43,450〜68,000円の落札例です。

Make Noise公式の0-Coast紹介動画です。フィルターの代わりに倍音を増やして削る音の作り方と、ケーブルを挿すたびに変わる様子が見られます。Stregaは同じ筐体の3作目で、金色のタッチプレートに触れて演奏します。

仕様のポイント

  • 0-Coast: モノフォニック・セミモジュラー。三角波コアのVCO、OVERTONE(倍音付加)+MULTIPLY(ウェーブフォルダー)+BALANCE、SLOPE(ファンクション)、CONTOUR(4ステージEG)、DYNAMICS(ローパスゲート)
  • 0-Coast: MIDI(TRS・DIN変換付属)→2ch CV/Gate、MIDIクロック同期、アルペジエーター、パッチポイント13ソース/14宛先、+15V DCアダプター付属、22.9×14.0×3.7cm・764g、ファームウェア 1.6.8
  • Strega: 単一VCO(三角→ノコギリ→折り返し波形へ連続変化)、Activation(フィードバック干渉)、Time/Filter(ローファイディレイ+Decay+Filter/Absorb)、Agitation(LFO/EG)
  • Strega: 外部入力(モジュラー〜ライン)、金色のタッチプレート、パッチ7ソース×13宛先、モジュラー出力+ライン/ヘッドホン出力、771g、MIDIなし・ファームウェア更新なし
  • 共通: 5.5×9インチのスチール筐体、ユーロラック信号互換、+15V専用アダプター(Y字で共用可)
  • 価格: 0-Coast 97,800円(Five G)/Strega 113,900円(Clockface Modular)(2026年8月18日確認)

どんな人に合うか

0-Coastは「モジュラーを始めたいが、まず1台で完結するもの」を探す人に。MIDIで鳴らせて、パッチでモジュラーとつながる。10年近く定番であり続けた理由です。

うちにはOXI ONE MKIIがあり、CVを8系統出せます。0-CoastはそのCVの最初の受け皿としてちょうどよく、Syntaktのアナログとは違う、倍音で作る音が加わります。

Stregaは初心者向けではありません。MIDIも鍵盤もなく、タッチプレートと0-Coastや0-CTRLからのCVで演奏する前提。ドローンやテクスチャ、外の音を通して壊す使い方が主役です。実験が好きなら、SP-404MKIIのエフェクトとは別次元の汚し方ができます。

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Make Noise 0-Coast

Make Noise 0-Coast

新品相場
¥96,900〜¥97,800
中古相場
オークション ¥43,450〜¥68,000

2026-08-18 時点の調査(Five G・Clockface/ヤフオク落札)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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Make Noise Strega

新品相場
¥113,900〜¥114,400
中古相場
オークション ¥59,800(進行中)

2026-08-18 時点の調査(Clockface・イケベ/ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。