機材名:Hikari Instruments Duos/Monos担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性カオス・ノイズ | 4 | 音の壁から崩れたパルスまで、実験室の音が出ます。 |
| 入手・サポート国内メーカー | 5たいへん よくできました | 実験機材なのに国内で買えて相談できる、貴重な家柄です。 |
| 導入コスト | 3 | 実験の入場料として現実的です。 |
| 音色の汎用性 | 2 | 整った曲の係ではありません。 |
| 外部機材との連携CV対応 | 3 | モジュラーの隣にすっと座れます。 |
日本のメーカーが作るカオスの箱です。国内の専門店(Five G・Clock Face等)で普通に買えるのが、この手の実験機材では実はいちばん珍しい美点です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「国産のカオス」
本日の社会科見学は、日本の町工場です。作っているのは、カオス。
音の壁、崩れるパルス、ノイズの粒。輸入品が多いこの分野で、国産です。
「海外通販が怖くて実験機材を諦めていた人」に、この工場の存在は朗報です。
見学のお土産は、Five Gや専門店で普通に買えます。それが一番の技術です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 日本のメーカーが作るカオスの箱、Hikari Instruments DuosとMonosの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2023年
日本にも、こういうメーカーがある
Hikari Instrumentsは日本のシンセ・メーカーです。自社のネットショップのほか、Five G、Clockface Modular、えちごやミュージックが扱っています。ユーロラックのモジュールと、単体で動く小さな機材の両方を作っています。
Duosは、2つのレゾナント・ローパスゲートを持つカオス・シンセです。吹雪のような音の壁から、崩れたパルスまで出ます。モジュラーと組み合わせるためのCV入力とクロック出力を持ちます。
Monos CVは、ノイズ発生器とローパスフィルターを組み合わせた単体シンセです。フィルターと分周で音色と質感を作ります。ノイズのピッチとフィルター周波数にCV入力があり、オーディオ入力から外部の音を通すこともできます。
ユーロラック版のMonos 0は10HP、奥行27mm、消費電流は+12Vで30mA、-12Vで25mA。LFSR(線形帰還シフトレジスタ)によるノイズ・オシレーターと分周器の組み合わせで、ノイズ源にもランダムなCV源にもなります。
価格はDuosが41,800円、Monos CVが37,400円(Five G)。同社の他の製品では、WAVES 35,200円、4ch Mixer 29,700円、VCO Controller 33,000円などがあります(2026年8月19日確認)。
Hikari Instruments公式の動画です。ノイズが分周とフィルターを通って、音程のある音にも質感にも変わっていく様子が見られます。
仕様のポイント
- Hikari Instrumentsは日本のシンセ・メーカー。単体機とユーロラック・モジュールの両方を作る
- Duos: 2つのレゾナント・ローパスゲートによるカオス・シンセ。音の壁から崩れたパルスまで。CV入力とクロック出力あり
- Monos CV: ノイズ発生器+ローパスフィルターの単体シンセ。フィルターと分周で音色を作る。ノイズのピッチとフィルター周波数にCV入力、外部音を通すオーディオ入力
- Monos 0(ユーロラック版): 10HP、奥行27mm、消費電流 +12V 30mA/-12V 25mA。LFSRノイズ・オシレーターと分周器
- 国内取扱: 公式ネットショップ、Five G、Clockface Modular、えちごやミュージック
- 価格: Duos 41,800円、Monos CV 37,400円(Five G、2026年8月19日確認)
うちの機材で言えば
うちの機材はきれいに鳴るものばかりで、ノイズを素材として作る道具がありません。Monosは音程のある音を出す機材ではなく、質感そのものを作る機材です。Octatrack MKIIに録って切る前提なら、これ以上ない素材源になります。
国内のメーカーなので、修理や問い合わせで困りにくいのも実際のところ利点です。3万円台から買えて、ユーロラックを持っていなくても単体で鳴らせます。
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Hikari Instruments Duos
- 新品相場
- ¥39,600〜¥41,800
- 中古相場
- —
2026-08-19 時点の調査(Five G 41,800/楽天出品 39,600)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
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次に読む
- 素材を録って切る側 → 『初心者が買うな』の王様、Octatrack MKII
- 同じ日本のメーカー → 日本発の音の実験室、SONICWARE LIVENシリーズ
- 偶然を持ち込む機材 → スパイスの機材を一覧で見る
出典
- Hikari Instruments 公式ネットショップ — 製品
- Clockface Modular/Five G — 仕様・価格(2026年8月19日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
