
この記事でわかること
- 画面もメニューもない実験サンプラーシンセ、Edgehog Systems EH-01の要点
- 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
- うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
1人で設計して、1人で組む
EH-01は、西オーストラリア州フリーマントルのEdgehog Systems(Leo Rolphの個人設計・手組み)が作る小型の実験系サンプラーシンセです。8ボイスのシンセエンジン(ボイスごとにオシレーター、ADSR、ステートバリアブルフィルター)、フォルマント(声のような)エンジン、ドラムマシン、内部録音とリシンセシスのデュアルサンプル、コーラス/リバーブ/ディレイ。操作は大きなボタン10個とノブ13個だけで、LEDも画面もメニューもありません(Kickstarter)。
中身はTeensy 4.1(ARM Cortex-M7)。USB MIDIでパソコンにつなぐと、ブラウザで動くMIDIコンソール(32ステップ、確率、CCロック、シーン、XYパッド)が使えます。3Dプリント用の部品データも公開され、改造が勧められています。
Kickstarterは2026年6月23日から7月28日で、目標22,000豪ドルに対して43,595豪ドル、143人(2026年8月18日確認)。ティアは249〜350豪ドルで、出荷予定は2026年12月〜2027年2月。事前告知の小売価格は約249米ドルです。一般販売はまだ始まっておらず、日本への配送可否は不明です。
Edgehog Systems公式の紹介動画です。画面もメニューもなく、10個のボタンと13個のノブだけで音を作る様子が見られます。
分かっていること
- 8ボイス シンセエンジン(ボイスごとにオシレーター、ADSR、ステートバリアブルフィルター)+LFO、フォルマント(ボイス)エンジン、ドラムマシン
- デュアルサンプルシステム(内部録音・リシンセシス、SDストリーミングでループ/マイクロループ)。エフェクト: Chorus/Reverb/Delay
- 操作: 大型ボタン10、ノブ13。LED・画面・メニューなし。Teensy 4.1(ARM Cortex-M7)+ステレオコーデック44.1kHz
- USB MIDI(デバイス)、ブラウザ製MIDIコンソール(32ステップ・確率・CCロック・シーン・XYパッド)。3Dプリント用パーツ公開。出力端子・電源・寸法は未公表
- Kickstarter: 43,595豪ドル/143人(2026-06-23〜07-28)。ティア249〜350豪ドル、出荷予定2026-12〜2027-02。小売予定 約249米ドル(2026年8月18日確認)
うちの機材で言えば
うちのTorso S-4は画面付きで音を彫刻する箱、EH-01は画面なしで手探りする箱。同じ「実験系」でも、EH-01は結果を狙わずに触る道具です。
143人という規模は、個人が全部を手で組める上限に近い数です。届くまで半年以上、日本への配送も未定なので、Kickstarterの一般販売が始まったら改めて見る、という距離感です。
次に読む
- うちの実験系 → 音を彫刻するサンプラー、Torso S-4
- 同じ手のひらの実験 → 水滴も酸も出す手のひらの箱、Bastl Softpop SP2
- 海外から買う前に → 日本で機材を買う前に。技適・PSE・保証・並行輸入
個人開発のもう一つの例 → クジラ型のタッチ基板で組むルーパー・グルーヴボックス、Korallum Nérée
出典
- Kickstarter プロジェクトページ — 支援額・人数・日程・ティア(2026年8月18日確認)
- Edgehog Systems 公式サイト — 仕様
この記事はメーカー公式サイト・クラウドファンディングのページ・海外メディアの公開報道を2026年8月18日に確認して書いた新製品紹介です。発売前・支援中の情報を含むため、価格・仕様・出荷時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。
画像について: アイキャッチは公式に公開されている実機(またはプロトタイプ)の画像を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
