
この記事でわかること
- ボタン1つで40億通り、Cyma Forma RND synthの要点
- 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
- うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
ノブを回さず、ボタンを押す
RND synthは、パリのcyma formaがアーティストBambounouと共同で作った小さなシンセです。パネルにあるのは黒い丸ボタン1個だけ。押すたびに、全パラメータがランダムに変わります。種は4,294,967,296通り、メーカーの言葉で「40億のアイデア」。気に入った音は保存できません(cyma forma公式)。
中身は8つのシンセエンジン(減算、FM、アシッド、ノイズ、スピーチ、Karplus-Strong、スーパーソー、加算)。1パッチに最大4つのインストゥルメントが同時に立ち上がり、4トラックのユークリッド・シーケンスで鳴ります。USB-Cで4トラックの個別オーディオとMIDIをパソコンに送れ、TRSのMIDI INとアナログのSync IN/OUT、ステレオのミックス出力を持ちます。電源はUSB-Cの5V。
2026年5月のSuperboothで披露、5月5日からプレオーダー、6月末から出荷が始まり、確認時点では受注後約2週間で出荷(2026年8月18日確認)。価格は145ユーロ(VAT別)で、発表時の125ユーロから上がっています。公式ストアは日本への配送に対応(円表示あり、関税は別)。国内代理店はありません。
cyma forma公式の紹介動画です。ボタンを押すたびに4トラックの音とシーケンスがまるごと変わる様子が見られます。
分かっていること
- ボタン1個、画面・ノブなし。押すたびに全パラメータをランダム化(種 4,294,967,296通り)。保存不可
- 8シンセエンジン: subtractive/FM/acid/noise/speech/Karplus-Strong/supersaw/additive。1パッチに最大4インストゥルメント(各4声ポリまたはモノ)、個別ミックス
- 4トラックのユークリッド・シーケンス、20スケール、5種フィルター、リバーブ
- USB-C: 4トラック個別オーディオ出力+MIDI(4ch IN/OUT)。MIDI IN: TRSミニジャック(Type A)、アナログSync IN/OUT、ステレオミックス出力(TRSミニ)
- 電源: USB-C 5V/1A。出荷重量約180g。寸法は未公表
- 状態: 出荷中(受注後約2週間)。価格 €145(VAT別、発表時 €125)。公式ストア日本配送可・国内正規なし(2026年8月18日確認)
うちの機材で言えば
うちのTorso T-1は「偶然を呼ぶシーケンサー」、RNDは「偶然そのものが音源」。T-1で気に入った結果は保存できますが、RNDはできません。だからこそ録音機(うちならBluebox)の隣に置く箱です。
145ユーロで日本に届き、USB給電。DAWLESSの机に「当たりが出るまで押す箱」を1つ足す値段としては手頃です。ノブを回して詰める人には向きません。
次に読む
- うちの偶然係 → サイコロを振る相棒、Torso T-1
- うちの録れる音卓 → 手のひらの録れる音卓、Bluebox
- 同じ1ボタン系の遊び → 基板むき出しの名刺サイズ、Pocket Operator
出典
- cyma forma RND synth 公式ページ/公式ストア — 仕様・価格・出荷(2026年8月18日確認)
この記事はメーカー公式サイト・クラウドファンディングのページ・海外メディアの公開報道を2026年8月18日に確認して書いた新製品紹介です。発売前・支援中の情報を含むため、価格・仕様・出荷時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。
画像について: アイキャッチは公式に公開されている実機(またはプロトタイプ)の画像を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。掲載内容や評価が広告によって歪められないよう、広告表記ポリシーに定めた基準で運営しています。
この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
