画面もメニューもない実験サンプラーシンセ、Edgehog Systems EH-01。豪州の個人がKickstarterで成立、出荷は2026年12月〜

Edgehog Systems EH-01のイラスト(実機の画像を参考に作成)。灰色の樹脂の箱に白いキーキャップ状のボタン(黄色2個)と白い大きなノブ13個
4コマ漫画: 画面もメニューもない実験用のシンセに惹かれた初心者が、オーストラリアの個人が手組みでKickstarterに出したと知り、143人の支援で成立したことに拍手する

この記事でわかること

  • 画面もメニューもない実験サンプラーシンセ、Edgehog Systems EH-01の要点
  • 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
  • うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか

1人で設計して、1人で組む

EH-01は、西オーストラリア州フリーマントルのEdgehog Systems(Leo Rolphの個人設計・手組み)が作る小型の実験系サンプラーシンセです。8ボイスのシンセエンジン(ボイスごとにオシレーター、ADSR、ステートバリアブルフィルター)、フォルマント(声のような)エンジン、ドラムマシン、内部録音とリシンセシスのデュアルサンプル、コーラス/リバーブ/ディレイ。操作は大きなボタン10個とノブ13個だけで、LEDも画面もメニューもありません(Kickstarter)。

中身はTeensy 4.1(ARM Cortex-M7)。USB MIDIでパソコンにつなぐと、ブラウザで動くMIDIコンソール(32ステップ、確率、CCロック、シーン、XYパッド)が使えます。3Dプリント用の部品データも公開され、改造が勧められています。

Kickstarterは2026年6月23日から7月28日で、目標22,000豪ドルに対して43,595豪ドル、143人(2026年8月18日確認)。ティアは249〜350豪ドルで、出荷予定は2026年12月〜2027年2月。事前告知の小売価格は約249米ドルです。一般販売はまだ始まっておらず、日本への配送可否は不明です。

Edgehog Systems公式の紹介動画です。画面もメニューもなく、10個のボタンと13個のノブだけで音を作る様子が見られます。

分かっていること

  • 8ボイス シンセエンジン(ボイスごとにオシレーター、ADSR、ステートバリアブルフィルター)+LFO、フォルマント(ボイス)エンジン、ドラムマシン
  • デュアルサンプルシステム(内部録音・リシンセシス、SDストリーミングでループ/マイクロループ)。エフェクト: Chorus/Reverb/Delay
  • 操作: 大型ボタン10、ノブ13。LED・画面・メニューなし。Teensy 4.1(ARM Cortex-M7)+ステレオコーデック44.1kHz
  • USB MIDI(デバイス)、ブラウザ製MIDIコンソール(32ステップ・確率・CCロック・シーン・XYパッド)。3Dプリント用パーツ公開。出力端子・電源・寸法は未公表
  • Kickstarter: 43,595豪ドル/143人(2026-06-23〜07-28)。ティア249〜350豪ドル、出荷予定2026-12〜2027-02。小売予定 約249米ドル(2026年8月18日確認)

うちの機材で言えば

うちのTorso S-4は画面付きで音を彫刻する箱、EH-01は画面なしで手探りする箱。同じ「実験系」でも、EH-01は結果を狙わずに触る道具です。

143人という規模は、個人が全部を手で組める上限に近い数です。届くまで半年以上、日本への配送も未定なので、Kickstarterの一般販売が始まったら改めて見る、という距離感です。

次に読む

個人開発のもう一つの例 → クジラ型のタッチ基板で組むルーパー・グルーヴボックス、Korallum Nérée

出典

この記事はメーカー公式サイト・クラウドファンディングのページ・海外メディアの公開報道を2026年8月18日に確認して書いた新製品紹介です。発売前・支援中の情報を含むため、価格・仕様・出荷時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。

画像について: アイキャッチは公式に公開されている実機(またはプロトタイプ)の画像を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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