
この記事でわかること
- 1966年のリズムボックスが打ち込み対応で復刻への要点
- 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
- うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
808より20年古い、プリセット式リズムボックス
KORG Mini Pops 7は1966年のリズムボックスです。ワルツやボサノバのプリセットをボタンで選んで鳴らす、家庭用オルガンの伴奏機のような機材でした。それをJean-Michel Jarreが1976年の『Oxygène』で使ったことで、電子音楽の歴史に名前が残ります。Aphex Twinの参照元としても語られてきました。
Behringerがその復刻を2026年7月に予告しました。元機はプリセットの組み合わせしかできませんでしたが、復刻版はステップシーケンサーで自由にパターンを組めるのが最大の違い。60年前の音色を、いまの作法で打ち込めます。
Behringer公式チャンネルには2026年8月17日時点でMini Pops 7の動画がなく、同社SNSと同社ソフト「Syntribe」への登場が情報源です。詳細は出典のSynth Anatomyの記事で。
分かっていること
- ドラム音色15種・パターン20種(元機のMini Pops 7に準拠)
- ステップシーケンサー搭載。プリセットの組み合わせでなく、独自パターンを作れる(元機との最大の違い)
- 同社RD-6・RD-78と同じコンパクト筐体(RD-78フォーマット)
- 価格・発売日は未発表。同社ソフト「Syntribe」バージョン3.2.2に機材が現れたことから「発売間近」と報じられている
- 情報源はBehringerのSNSと同社ソフトへの登場。正式なプレスリリースはまだ
うちの機材で言えば
当サイトの歴史記事で辿ったTR-808(1980年)より、さらに14年前の音です。当時のリズムボックスは「機械が伴奏をつけてくれる」道具で、その素朴なドラムの音が、いまの耳には新鮮に響きます。
同社RD-8/RD-6が808/606の復刻だったのに対し、Mini Pops 7はもっと古い時代への一手。1万円台クラスで出るなら、60年代の音をDAWLESSに混ぜる最も安い入口になります。価格発表を待って追記します。
次に読む
- 同社の復刻兄弟 → あのリズムを新品で。Behringer RD-8とRD-6
- 808の物語 → 博物館に入ったリズムマシン、TR-808
- リズムの土台の現職 → リズムの土台係、TR-6S
- 同じBehringerなら → Behringer BCR32が予約開始。32ノブにZaquencerを内蔵して165ドル
出典
- Synth Anatomy — 予告・仕様・元機の背景(2026年7月23日)
この記事は海外メディアの公開報道とメーカー公式情報を2026年8月17日に確認して書いた新製品紹介です。価格・発売時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
