機材名:teenage engineering PO-12 rhythm担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 導入コスト1万円以下 | 5たいへん よくできました | ドラムマシン史上、最軽量級の学費です。 |
| 持ち運びやすさ名刺サイズ・電池 | 5たいへん よくできました | 財布に入る打楽器です。 |
| シーケンス性能Pロック・チェーン16 | 3 | 体格の割に打ち込みの作法が本格派です。 |
| 音色の汎用性16音固定 | 2 | 音の差し替えはできません。 |
| 耐久性基板むき出し | 2 | ケースがありません。扱いは丁寧に。 |
1万円を切るドラムマシンです。名刺サイズにパラメータロックとパンチインFXまで入って、電池2本で1か月。POドラム係の長男です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「財布のドラマー」
「ドラマーを雇いたいが、家が狭い」という相談に、この名刺を渡します。
名刺自体がドラマーです。電池2本で1か月働きます。
「基板がむき出しだけど大丈夫?」——それが制服です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 16音のドラムという中身
- シリーズで最も安い理由
- 1台目に向く理由と、向かない場面
- 国内相場9,900円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
シリーズの最初の1台
PO-12 rhythm は、2015年に出た pocket operator 3台のうちの1台です。役割はドラム。16音のドラムキットを、16ステップのシーケンサーで鳴らします。
合成した音と、録音した音が混ざっています。キックやスネアは回路で作った音、その他は録音した音。この構成で、1万円を切る値段に収まっています。
teenage engineering公式の紹介動画です。ボタンを押しながらつまみを回すとステップごとに音が変わっていく——パラメータロックという言葉より、映像のほうが早く伝わります。
仕様のポイント
- 16音のドラムマシン+シーケンサー
- 16パターン。つなげて曲にするパターンチェーンは16本
- 16種類のパンチインエフェクト(ディレイ、ビットクラッシャー、フィルターなど)
- パラメータロック(ステップごとに音を変えられる)
- 電源は単4形乾電池2本。連続で約1か月、待機なら約2年
- スピーカーを内蔵。3.5mmのライン出力からヘッドホンや外部スピーカーへ
- 3.5mmの入出力で他のpocket operatorと同期できる
- 本体: 約80×40mm。ポケットに入る大きさ
1台目に向く理由
リズムが手元にあると、他の機材と遊べるようになります。シンセを1台持っていても、それだけでは曲の形になりません。PO-12を横に置いてケーブルでつなぐと、その日から合わせられます。
そして失敗しても1万円です。この価格帯で、パラメータロックまで載っている機材はほとんどありません。
向かない場面
音を自分で作り込みたい人には物足りません。音色は選ぶだけで、深く作る方向のつまみはありません。ドラムの音を組み立てたいなら、PO-32 tonicのほうが向いています。
必要になるかもしれないもの: シリコンケース
PO-10系とPO-20系は、基板がむき出しです。裏返せば部品がそのまま見えるので、鞄に放り込むと不安になります。メーカーはシリコン製のケース(CA-12/CA-14/CA-16/CA-X)を別売で出していて、これを履かせるとボタンも押しやすくなります。
ただし当サイトでは、このケースの国内での取り扱いを確認できませんでした。そのため購入欄は置かず、販売が確認できるメーカー直販へのリンクだけを載せます。
teenage engineering 公式ストア(CA-X)
※ 海外サイトです。当サイトのアフィリエイトリンクではありません。送料と輸入時の費用は注文時にご確認ください。
PO-30(メタル)系は金属のフレームとスタンドが付いているので、この心配は要りません。
購入・価格を見る
枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。
【PR】以下は広告(アフィリエイトリンク)です。価格・在庫は各店舗でご確認ください。
teenage engineering PO-12 rhythm
- 新品相場
- ¥9,900
- 中古相場
- 相場データなし
2026-08-21 時点の調査(楽天市場の出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- 作り込むドラム → PO-32 tonicとは|microTonicの音が入る
- ベースを足す → PO-14 subとは|低音だけを担当する1台
- シリーズ全体 → pocket operatorとは|電卓の姿をした一万円の楽器
- 同期の仕組み → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
出典
- teenage engineering 公式 PO-12 rhythm(音数・エフェクト・電池)
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
