PO-32 tonicとは|microTonicの音が入る

金属フレームの小さなドラムシンセのイラスト。液晶とボタンが並ぶ
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:teenage engineering PO-32 tonic担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
発想の独自性音響データ転送5たいへん
よくできました
音でパッチを送るという、通信の原始と未来の合体です。
音作りの自由度microTonic連携4PC側で作り込んだ音を持ち歩けます。
導入コスト4メタル組はやや上級ですが、まだお小遣い圏です。
単体完結PC連携で本領21台きりだと持ち味の半分が眠ります。
耐久性金属フレーム付き3兄弟の中では厚着の部類です。
総合評価3/5

microTonicと同じドラム音源を積み、音でデータを転送する変態的な設計です。PCで作った音色を、スピーカーの音でPOに送り込めます。金属フレーム付きのメタル組です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「音の郵便」

この子への手紙は、音で送ります。

PCで作った音色を、スピーカーからピロピロと再生すると、マイクで受け取って自分の声にします。

モデムの時代の音が、楽器の宅配便になりました。妙な感動があります。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • microTonicと同じ音源を積んでいること
  • 音でデータを転送する、という変わった仕組み
  • メタルシリーズという世代
  • 国内相場13,090〜18,700円(2026年8月21日・楽天市場の出品)

ソフトの音源が、そのまま入っている

PO-32 tonic は、2017年に出たメタルシリーズの第1弾です。Sonic Charge の microTonic というドラム音源ソフトと、同じエンジンを積んでいます。開発には microTonic を作った Magnus Lidström 本人が関わっています。

つまり、ソフト音源の中身が1万円台のハードに入っています。音を選ぶのではなく、回路を組み立てるようにドラムの音を作れる。シリーズの中で、音作りの幅がいちばん広い機種です。

teenage engineering公式による、音の転送のデモです。パソコンの画面から出る「ピー」という音を、PO-32のマイクに聞かせるとデータが移ります。ケーブルも設定も要りません。この仕組みは実際に見たほうが早いので、動画で確認してください。

仕様のポイント

  • microTonic と同じドラム音源(音を作って組み立てられる)
  • 音によるデータ転送。パソコンやスマホから音色とパターンを送れる
  • マイクを内蔵(転送の受け口として使う)
  • 16パターン。つなげて曲にするパターンチェーンは16本
  • 16種類のパンチインエフェクト(ディレイ、ビットクラッシャー、フィルターなど)
  • パラメータロック(ステップごとに音を変えられる)
  • 電源は単4形乾電池2本。連続で約1か月、待機なら約2年
  • スピーカーを内蔵。3.5mmのライン出力からヘッドホンや外部スピーカーへ
  • 3.5mmの入出力で他のpocket operatorと同期できる
  • 金属のフレームとスタンドつき(メタルシリーズ)

PO-12との違い

PO-12 rhythmは音を「選ぶ」機材、PO-32は音を「作る」機材です。

同じドラム担当でも、性格が正反対です。手早くビートを組むならPO-12、音そのものを詰めたいならPO-32。2台持っていても役割は重なりません。

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枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。

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teenage engineering PO-32 tonic

teenage engineering PO-32 tonic

新品相場
¥13,090〜¥18,700
中古相場
相場データなし

2026-08-21 時点の調査(楽天市場の出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。

画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。

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出典

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