機材名:KORG volca beats担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性アナログ+PCM | 4 | キックの実弾がこのサイズから出ます。 |
| 導入コスト1万円台 | 5たいへん よくできました | ドラム係の最安定番です。 |
| 持ち運びやすさ電池10時間 | 4 | 公園のビート班です。 |
| 外部機材との連携MIDI INのみ | 2 | 指揮は受けるが、指揮はしません。 |
| 音作りの自由度 | 2 | 深い彫り込みは専門機に譲ります。 |
アナログとPCMを混ぜた10パートのドラム係です。volca沼の伝統的な1台目で、キックの説得力はこの体格の常識を超えています。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「1台目の定番」
「volcaはどれから?」という質問の答えは、だいたいこの子です。
アナログのキックが鳴った瞬間、疑うのは1万円台という値段のほう。
そして2台目を探し始めます。沼とは、そういう地形です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- アナログとPCMを混ぜた音源構成
- 10パート・16ステップという中身
- volcaの1台目として定番である理由
- 国内相場22,000円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
半分はアナログ、半分は録音
volca beats は、2013年に出たvolcaの初号機3台のうちの1台です。キック、スネア、ハイ/ロータム、ハイハットはアナログ回路で作り、クラップ、クラベス、アゴゴ、クラッシュはPCM(録音した音)を鳴らします。
この混ぜ方が、この機材の性格です。太さの要る音はアナログで、細かい質感の要る音は録音で。1万円台の機材に、両方を積んでいます。
KORG公式の紹介動画です。アナログで作るキックやスネアと、録音で鳴らすクラップやクラベスが同じ列に並んで出てくるところに注目してください。つまみを回したときの変化の幅も、文章より映像のほうが早く伝わります。
仕様のポイント
- アナログ音源+PCM音源の組み合わせ
- 10パート・16ステップ・8パターン
- 本体: 193×115mm前後・約360〜380g(電池を含まず)
- 電源は単3形乾電池6本、またはACアダプター(KA350・別売)
- 端子: ヘッドホン出力(3.5mm)、SYNC入出力(3.5mm)、MIDI IN
- 付属のSYNCケーブルで、他のvolcaと同期できる
- 電池駆動は約10時間(アルカリ使用時)
- 本体: 193×115×45mm・372g
volcaの1台目として
volcaを1台だけ買うなら、これかベース系が定番です。リズムが無いと曲の形になりにくいからで、beatsは1台でドラム全体を賄えます。
ただし音の作り込みは限られます。つまみで変えられるのは主要なパラメータだけです。深く作り込みたいならvolca drumのほうが向いています。
電源について
必要になるもの: ACアダプター(使い方によっては)
volcaはACアダプターが別売です。本体には付属しません。純正はKA350(9V DC)です。
ただし単3形乾電池6本で動くので、必須ではありません。外に持ち出す使い方なら電池のほうが向いていますし、机に据え置くなら、電池交換の手間を考えてアダプターを買う、という選び方になります。
複数台を並べるなら、電源の数だけコンセントが要ります。volca mixは3台ぶんのDC出力を持っているので、台数が増えたときの電源のまとめ役にもなります。
【PR】以下は広告(アフィリエイトリンク)です。価格・在庫は各店舗でご確認ください。
購入・価格を見る
枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。
【PR】以下は広告(アフィリエイトリンク)です。価格・在庫は各店舗でご確認ください。
この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- デジタルのドラム → volca drumとは|6パートのデジタル打楽器
- キック専用機 → volca kickとは|キックだけを作る1台
- シリーズ全体 → volcaシリーズとは|1万円台から始まる沼
- 同期の仕組み → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 1万円を切るドラムマシン → PO-12 rhythmとは|1万円を切るドラムマシン
- 画面なし・USB給電の新しいドラムマシン → 画面もメニューもない16ステップ。フランスのoZoeがDrum Boxを発表、価格と発売日は未定
出典
- KORG 公式 volca beats 仕様
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
【PR】本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。
当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。掲載内容や評価が広告によって歪められないよう、広告表記ポリシーに定めた基準で運営しています。
この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
