機材名:KORG volca modular担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 教材性パッチ入門 | 5たいへん よくできました | モジュラーの文法を1万円台で体験できます。 |
| 発想の独自性ウェストコースト流 | 4 | volca家の中で一人だけ留学帰りの発想です。 |
| 導入コスト1万円台 | 5たいへん よくできました | 入門書としては最安です。 |
| 電池のもち約5時間 | 2 | 家族で一番の早寝です。 |
| 音色の汎用性 | 2 | 素直な曲の係ではありません。 |
パッチケーブルで組む1万円台です。ウェストコースト流の考え方を、シリーズ最短の電池5時間と引き換えに詰め込みました。モジュラーの絵本として優秀です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「絵本のモジュラー」
モジュラーという分厚い本の、これは絵本版です。
ケーブルを挿すと音が変わる。その文法だけを1万円台で教えてくれます。
絵本を読み終えた子が、本棚のユーロラックに手を伸ばす。教育とは恐ろしいものです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- パッチケーブルで音の通り道を作るという遊び方
- 2VCO・2EG・2LPGという構成
- 電池が約5時間しか持たないという注意
- 国内相場24,750円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
配線を、自分で決める
モジュラーシンセは、音を作る部品どうしをケーブルでつないで、信号の通り道を自分で決める楽器です。普通のシンセは配線が固定されていますが、モジュラーは毎回変えられます。
volca modular は、それを1台の中でやる機材です。本体にパッチポイントが並んでいて、付属のケーブルでつなぎ替えます。ユーロラックのケースも電源も要りません。
KORG公式の紹介動画です。パッチケーブルを挿し替えるたびに音が変わっていく様子が見られます。モジュラーという言葉に身構える前に、実際の手数がどのくらいかを見ておくと判断しやすくなります。
仕様のポイント
- 2VCO(三角波)・2EG・2LPG・デジタルエフェクト。1声
- 16ステップ・16パターン(チェイン可)
- CV入力(TRSミニ)を持ち、外部から電圧を受けられる
- 付属品にパッチケーブルとモジュールの早見表
- 本体: 193×115mm前後・約360〜380g(電池を含まず)
- 電源は単3形乾電池6本、またはACアダプター(KA350・別売)
- 端子: ヘッドホン出力(3.5mm)、SYNC入出力(3.5mm)、MIDI IN
- 付属のSYNCケーブルで、他のvolcaと同期できる
- 電池駆動は約5時間(シリーズで最も短い)
- 本体: 193×115×39mm・360g
電池が5時間しか持たない
ここは注意点です。他のvolcaが8〜10時間なのに対して、modularは約5時間です。
外に持ち出して長く使うなら、電池の予備かACアダプターが要ります。パッチを組んでじっくり触る機材でもあるので、据え置きで使うほうが性格には合っています。
モジュラーの入口として
ユーロラックは、ケースと電源だけで数万円かかります。そのうえでモジュールを買い足していくので、始めるまでの金額が大きい。
volca modularは2万円台で、その考え方だけ先に試せます。CV入力も持っているので、後からユーロラックを始めたときにも繋がります。
電源について
必要になるもの: ACアダプター(使い方によっては)
volcaはACアダプターが別売です。本体には付属しません。純正はKA350(9V DC)です。
ただし単3形乾電池6本で動くので、必須ではありません。外に持ち出す使い方なら電池のほうが向いていますし、机に据え置くなら、電池交換の手間を考えてアダプターを買う、という選び方になります。
複数台を並べるなら、電源の数だけコンセントが要ります。volca mixは3台ぶんのDC出力を持っているので、台数が増えたときの電源のまとめ役にもなります。
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この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- CVとMIDIの違い → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 最初の1台を選ぶなら → グルーヴボックスとは。最初の1台で確認する7項目
- シリーズ全体 → volcaシリーズとは|1万円台から始まる沼
- 同期の仕組み → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 同じKORGなら → KORG phase8とは|スピーカーの要らない音を鳴らすシンセ
出典
- KORG 公式 volca modular 仕様
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
