this.is.NOISE NMSVEとは|184人で始まった手のひらのMIDI

this.is.NOISE NMSVEのイラスト(実機を参考に作成)。白いパネルを黒いフレームで囲んだ正方形の小箱、左上に大きな黒いノブ、右上にスライダー、左下に3×4の丸いボタン
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:this.is.NOISE NMSVE担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
導入コスト99.99ドル4入口としては手頃な布教価格です。
持ち運びやすさBT・9〜12時間4電池のもちは立派です。
拡張性オープンソース3ピンアウトまで公開する開けっぴろげな性格です。
入手・サポート国内取扱なし1文通と自己解決の世界です。
音源としての機能2音は出ません。ボタンの束です。
総合評価2/5

184人の支援で始まった手のひらMIDIです。12ボタン×7バンクをBluetoothで飛ばします。オープンソースの心意気は買いですが、こちらも国内取扱なしの文通案件です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「184人の部活」

この機材は、184人の支援で生まれた同好会のような製品です。

12個のボタンをBluetoothで飛ばす。それだけの、それが良い道具です。

回路図は公開済み。「改造してくれ」と本人が言っています。

部費は99.99ドル。入部は海外への文通からです。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 184人で始まった手のひらのMIDI、this.is.NOISE NMSVEの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も

会社の1台目は、まだ売っている

NMSVEは、this.is.NOISE inc.の最初の製品「Noise Machine」のStraight Vibin’ Editionです。2020年11月のKickstarterで目標27,000カナダドルに対して27,672カナダドル、184人の支援で成立し、国内でもICON.jpが「手のひらサイズのMIDIコントローラー」として報じました。それから6年、今も公式ストアで在庫販売されています(this.is.NOISE公式)。

12個のボタンと7段のバンクスライダーで合計84のノートを送り、MIDIエフェクト用のノブが1つ。起動時に12のMIDIチャンネルから選び、低遅延のBluetooth MIDIでiOS/Android/Mac/Windowsにつながります。ハードのシンセに送るには、受け側にBluetooth MIDIのアダプター(CME WIDIなど)が要ります。バッテリーは9〜12時間、USB-C充電、回路はオープンソースです。

価格は99.99ドル(2026年8月18日確認)。国内取扱いはなく、ヤフオクで10,000円の中古落札例(2024年)があります。後継のNM2はボタンが18に増え、エンコーダーと傾きセンサーが付きました。

this.is.NOISE公式の紹介動画です。12個のボタンとバンクのスライダーで84音を送り、Bluetooth MIDIでスマートフォンやパソコンのシンセを鳴らす様子が見られます。

仕様のポイント

  • 12ボタン(MIDIノート)+7バンクスライダー(計84ノート)、MIDIエフェクトノブ×1
  • 起動時に12chから選択、低遅延Bluetooth MIDI(iOS/iPadOS/Mac/Android/Windows 10、CME WIDI経由でハードにも)
  • バッテリー9〜12時間、USB-C充電(インジケーター付き)。オープンソース、ピンアウト露出
  • 同梱: 本体、USB-Cケーブル、ステッカー。寸法・重量は未公表(手のひらサイズ)
  • Kickstarter: 2020年11月4日〜12月4日、27,672カナダドル/184人。価格: 99.99ドル(在庫販売)。中古落札 10,000円(2024年)(2026年8月18日確認)

うちの機材で言えば

うちのPocket Operatorが「音の出る名刺サイズ」なら、NMSVEは「音は出さない名刺サイズ」。スマートフォンのシンセアプリを外で鳴らす入口として、100ドルは手頃です。

ハードのDAWLESSに混ぜるなら受け側の無線アダプターが要り、遅れもわずかに出ます。「まずMIDIを送ってみる」教材のような1台です。

次に読む

出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。