機材名:this.is.NOISE NMSVE担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 導入コスト99.99ドル | 4 | 入口としては手頃な布教価格です。 |
| 持ち運びやすさBT・9〜12時間 | 4 | 電池のもちは立派です。 |
| 拡張性オープンソース | 3 | ピンアウトまで公開する開けっぴろげな性格です。 |
| 入手・サポート国内取扱なし | 1 | 文通と自己解決の世界です。 |
| 音源としての機能 | 2 | 音は出ません。ボタンの束です。 |
184人の支援で始まった手のひらMIDIです。12ボタン×7バンクをBluetoothで飛ばします。オープンソースの心意気は買いですが、こちらも国内取扱なしの文通案件です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「184人の部活」
この機材は、184人の支援で生まれた同好会のような製品です。
12個のボタンをBluetoothで飛ばす。それだけの、それが良い道具です。
回路図は公開済み。「改造してくれ」と本人が言っています。
部費は99.99ドル。入部は海外への文通からです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 184人で始まった手のひらのMIDI、this.is.NOISE NMSVEの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
会社の1台目は、まだ売っている
NMSVEは、this.is.NOISE inc.の最初の製品「Noise Machine」のStraight Vibin’ Editionです。2020年11月のKickstarterで目標27,000カナダドルに対して27,672カナダドル、184人の支援で成立し、国内でもICON.jpが「手のひらサイズのMIDIコントローラー」として報じました。それから6年、今も公式ストアで在庫販売されています(this.is.NOISE公式)。
12個のボタンと7段のバンクスライダーで合計84のノートを送り、MIDIエフェクト用のノブが1つ。起動時に12のMIDIチャンネルから選び、低遅延のBluetooth MIDIでiOS/Android/Mac/Windowsにつながります。ハードのシンセに送るには、受け側にBluetooth MIDIのアダプター(CME WIDIなど)が要ります。バッテリーは9〜12時間、USB-C充電、回路はオープンソースです。
価格は99.99ドル(2026年8月18日確認)。国内取扱いはなく、ヤフオクで10,000円の中古落札例(2024年)があります。後継のNM2はボタンが18に増え、エンコーダーと傾きセンサーが付きました。
this.is.NOISE公式の紹介動画です。12個のボタンとバンクのスライダーで84音を送り、Bluetooth MIDIでスマートフォンやパソコンのシンセを鳴らす様子が見られます。
仕様のポイント
- 12ボタン(MIDIノート)+7バンクスライダー(計84ノート)、MIDIエフェクトノブ×1
- 起動時に12chから選択、低遅延Bluetooth MIDI(iOS/iPadOS/Mac/Android/Windows 10、CME WIDI経由でハードにも)
- バッテリー9〜12時間、USB-C充電(インジケーター付き)。オープンソース、ピンアウト露出
- 同梱: 本体、USB-Cケーブル、ステッカー。寸法・重量は未公表(手のひらサイズ)
- Kickstarter: 2020年11月4日〜12月4日、27,672カナダドル/184人。価格: 99.99ドル(在庫販売)。中古落札 10,000円(2024年)(2026年8月18日確認)
うちの機材で言えば
うちのPocket Operatorが「音の出る名刺サイズ」なら、NMSVEは「音は出さない名刺サイズ」。スマートフォンのシンセアプリを外で鳴らす入口として、100ドルは手頃です。
ハードのDAWLESSに混ぜるなら受け側の無線アダプターが要り、遅れもわずかに出ます。「まずMIDIを送ってみる」教材のような1台です。
次に読む
- 後継の方 → 傾きで音を変える手のひらのMIDIコントローラー、this.is.NOISE NM2
- ハード側で受ける無線MIDI → MIDIケーブルを無線にする、CME WIDIシリーズ
- 同じ名刺サイズ → 基板むき出しの名刺サイズ、Pocket Operator
出典
- this.is.NOISE NMSVE 公式ページ — 仕様・価格(2026年8月18日確認)
- ICON.jp — 国内報道(2020年)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
