機材名:teenage engineering OP-1 field担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性32bit+テープ4種 | 5たいへん よくできました | テープという時間の質感を、現行技術で磨いた音です。 |
| 持ち運びやすさ電池24時間 | 5たいへん よくできました | 丸一日、外で暮らせる体力です。 |
| 一台完結度シンセ+サンプラー+テープ | 4 | 遊びから録音まで1台で回ります。 |
| 導入コスト | 1 | 高級楽器の価格です。道具と呼ぶには覚悟が要ります。 |
| 曲構成の作りやすさテープ式 | 2 | 現代のクリップ式とは別の、巻き戻す文化です。 |
テープと暮らす楽器です。32bitの信号経路に電池24時間、FMラジオの送信まで。道具以上のものを機材に求める人のための、高級だが唯一の答えです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「機械式の音楽」
高級時計店のショーケースに、音の出る1本がありました。
テープが回り、ラジオが鳴り、電池は24時間。実用を超えた作り込みです。
「時間を知るだけなら、スマホで足りますよね」と店員は言います。「これは、時間と暮らすための道具です」。
値札は見てから決めてください。惚れてから見ると、負けます。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- テープと暮らす楽器、OP-1 fieldの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2022年8月
TE家系の、象徴にして長兄
うちのスタジオにはteenage engineeringの機材が5台います(EP-1320・TP-7・CM-15・TX-6・OP-XY)。その家系の象徴でありながら、まだ家にいないのがOP-1 fieldです。
コンセプトは「テープと暮らす楽器」。シンセもサンプラーもドラムも、最後は4トラックのテープに録って重ねていきます。DAWのやり直し文化と正反対の「一発を録る」緊張感が、この楽器の中毒性です。
teenage engineering公式の動画です。合唱団と1台の小さな楽器という、この会社らしい映像で、OP-1 fieldの音の質感と佇まいが伝わります。道具ではなく作品を作る会社の、いちばん象徴的な楽器です。
仕様のポイント
- シンセ・サンプラー・ドラムマシン一体型+4トラックのテープワークフロー
- 入れ替え可能な8本のテープと4種類のテープスタイル
- 信号経路全体が32bitステレオ
- バッテリー駆動約24時間。スピーカー内蔵(パッシブラジエーター)
- Bluetooth MIDI・10チャンネルのUSB-Cオーディオインターフェース
- FMラジオの受信と送信まで内蔵
どんな人に合うか
「機材に道具以上のものを求める」人に。値段は高級ですが、所有欲と創作意欲の両方を満たす楽器はそう多くありません。
OP-XY所有者の視点では、XYが「曲を組む頭脳」、fieldは「音と遊ぶ楽器」。同じ家系でも役割は重なりません。次にうちに来るとしたら、たぶんこの子です。
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teenage engineering OP-1 field
- 新品相場
- ¥261,800〜¥374,000
- 中古相場
- 店頭 ¥242,000〜¥252,400 / オークション ¥190,000〜¥260,000
2026-08-17 時点の調査(正規代理店 メディアインテグレーションの通常価格・デジマート出品・ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
Amazonは2026-08-19 時点でこの機材の商品ページを確認できなかったため、検索結果へのリンクにしています。出品が入れ替わることがあるので、商品名と価格を確かめてからご購入ください。
次に読む
- 家系の末っ子 → 原点ブランドの全部入り、OP-XY
- 同じ家系の録音係 → フィールドレコーダーTP-7
- 最小の入口 → 基板むき出しの名刺サイズ、Pocket Operator
- 同じteenage engineeringなら → 生産終了したOP-Zとは|画面のない16トラック
- 初代OP-1を中古で買う話 → OP-1(初代)とは|いま中古で20万円を出す価値
出典
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月9日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
