機材名:teenage engineering OP-XY担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 制作開始の速さアイデア帳としての速さ | 5たいへん よくできました | 思いついた瞬間に形にする速さは学年一です。現状の主戦場です。 |
| 持ち運びやすさ電池・スピーカー | 5たいへん よくできました | どこへでも行き、充電も長持ち。スピーカーでそのまま発表もできます。 |
| 音質・音の個性 | 4 | 音源の引き出しが多く、どの科目もそつなくこなします。 |
| 外部機材との連携ブレイン機能 | 4 | 外部機材を従える力を持っています。担任がまだ引き出せていません。 |
| 価格・所有満足度 | 2 | 所有満足は高いのに、価格がとにかくネックです。家計と相談してください。 |
| 一台完結度 | 5たいへん よくできました | 使いこなせればこれ1台でライブまで行ける、と担任は見ています。 |
何でもできる万能型です。ただし我が家ではまだアイデア帳の係にとどまっており、担任はもったいないと感じています。価格が高いのが唯一にして最大の難点です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「メモ帳が高すぎる件」
相談者「20万円を超える機材を買いました。なんでもできると聞きましたし、実際なんでもできます。ところが私は、アイデア帳としてしか使っていません」
回答者「高級万年筆で買い物メモを書いている人の相談を、先週も受けました」
相談者「もったいないでしょうか」
回答者「アイデア帳として世界最高です。それで納得できるなら幸せです。できないなら、今夜ブレイン機能の説明を1ページだけ読みなさい。1ページです。人間は、1ページなら読みます」
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 原点ブランドの全部入り、OP-XYの所有機ファイル
- 仕様の要点と、うちのスタジオでの役割
- 発売は2024年11月
憧れたメーカーの、全部入り
当サイトの運営者がDAWLESSを始めたきっかけは、teenage engineeringのデザインでした。最初の1台のEP-1320も、録音係のTP-7も、この会社の製品です。
OP-XYは、そのTEが「全部入り」を作るとこうなる、という答えです。8種類のシンセエンジン、3モードのサンプラー、16トラックのシーケンサー。それが電池16時間で動く黒い小箱に収まっています。
teenage engineering公式の発表動画です。真っ黒な筐体、ミニマルな鍵盤、小さな画面に流れるシーケンス——このメーカーらしい「道具というより作品」な佇まいが詰まっています。当サイトの運営者はこの会社のデザインからDAWLESS沼に落ちたので、この動画は原点の続編でもあります。
仕様のポイント
- 16トラック・64ステップのシーケンサー(インストゥルメント8+外部機器制御8)
- シンセエンジン8種類+サンプリング3モード(drum / multi / synth)
- 24ボイスのマルチティンバー音源
- ステップコンポーネント14種類で、ステップ単位の仕掛けを打ち込める
- 入出力: ステレオライン出力、マルチアウト(MIDI/CV/sync/audio兼用)、MIDI入力、オーディオ入力、USB-C、Bluetooth LE MIDI
- バッテリーで約16時間駆動。サイズはOP-1 Fieldと同じ
うちのスタジオでは
2026年8月導入。EP-1320から始まった沼が、いちばん憧れていたメーカーの旗艦機に届きました。
Elektron群が「作業場」だとすると、OP-XYは「持ち歩ける完成品」。ソファでも公園でも、これ1台で曲の形になります。
所有者の一言(2026年8月24日)
なんでもできます。どこへでも持ち出せます。充電は長持ちで、ヘッドホンでもスピーカーでも聴ける。使いこなせれば、とても強い武器になる機材です。
そのうえで正直に書くと、現状はアイデア帳としか使えていません。もったいなさすぎます。ブレイン機能(外部機材の統率)やFXまで使いこなせば、これ1台でライブも実現できるはず。まだまだ勉強中の機材です。そして値段がとにかくネック。そこを越えられる人には、後悔のない1台だと思います。
購入・価格を見る
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teenage engineering OP-XY
- 新品相場
- ¥299,600〜¥428,000
- 中古相場
- 店頭 ¥275,000〜¥350,900 / オークション ¥250,000〜¥274,500
2026-08-17 時点の調査(正規代理店 メディアインテグレーションの通常価格・デジマート出品・ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 沼の始まり → 最初の1台、EP-1320
- 同じ家系の録音係 → フィールドレコーダーTP-7
- 同じ家系のミキサー → カードサイズの6chミキサー、TX-6
- 同じグルーヴボックスを比べるなら → Ableton Moveとは|Liveの操作感を電池で持ち出す
- 同じteenage engineeringなら → 生産終了したOP-Zとは|画面のない16トラック
- 3万円の相棒ミキサー → EP-136 K.O. sidekickとは|3万円のポケットDJミキサー
- 持ち出すときの専用ケース(GLIDE・国内8,200円) → Analog Cases TRAKPACKとは|機材リュックの中身と、所有24台に合う専用ケースの対応表
出典
仕様はメーカー公式資料で確認しています(確認日: 2026年8月8日)。「所有者目線の注目点」公開後、この記事は実機レビューとして運用します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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