Drift DJ Zero(プレセール中)とは|ポケットの2デッキ+録音機

Drift DJ Zeroのイラスト(実機の画像を参考に作成)。黒い横長の小さな筐体、左に横長の画面と3つのノブとクロスフェーダー、右に大きなジョグホイールとボタン
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Drift DJ Zero担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
発想の独自性DJ+マルチ録音5たいへん
よくできました
機材の合間に曲を流しながら録る、隙間の発明です。
持ち運びやすさ234g5たいへん
よくできました
DJブースがポケットに入ります。
録音の出口32bit float4録音係としての耳は本格派です。
実績ベータ機段階1正式版の時期は不明。人柱の覚悟が要ります。
入手・サポート国内なし・899ドル1関税と自己責任が同梱されています。
総合評価2/5

ポケットの2デッキ+32bit float録音機という、唯一に近い形の子です。ただし現状はプレセールのベータ機段階で、駆動時間も未公表、国内サポートもありません。将来有望・現在様子見です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「テストパイロット募集」

募集。新型機のテストパイロット。

機体は234グラム。2デッキと32bit floatの録音装置を積んでいます。

ただし現在はベータ機。駆動時間は未公表、国内サポートはありません。

初飛行の景色は美しいでしょう。安全装置は、ご自身の覚悟です。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • ポケットの2デッキ+録音機、Drift DJ Zero(プレセール中)の紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も

DJとDAWLESSの間に、小さな箱

Zeroは、米シカゴのDrift DJ Industriesが作る、ポケットサイズの2デッキDJ機兼マルチトラック・レコーダーです。2024年6月に構想が発表され、2026年4月13日に正式なプレスリリース。テンポストレッチ、ビートシンク、キーロック、ルーパー、3バンドEQとフィルター、ディレイやリバーブのエフェクトを持つDJ側と、TRS入力2系統(モノ4chに分割可)を32bit floatで多重録音する側を1台にまとめています(Drift DJ Industries公式)。

Clock/MIDIの入出力、USB-Cのホストとデバイス、32GBの内蔵ストレージ、3,000mAhのバッテリー、234g。中身はLinuxで、SDKも公開されています。

価格は899ドル(日本向け表示で145,800円、関税・消費税・送料は別、2026年8月18日確認)。状態は「プレセール中」で、ハードは完成し量産機は出荷可能ですが、ソフトはベータ(0.5.1)。ベータ参加者には2〜3週間で発送、それ以外は正式版の完成後という案内で、正式版の時期は非公表です。国内正規流通はなく、当初想定の499ドルから大きく値上がりした経緯もあります。

Drift DJ Industries公式の紹介動画です。2デッキの再生と、外の機材をミックスしながら32bit floatで多重録音する使い方が見られます。ハードは完成し、ソフトはベータの段階です。

仕様のポイント

  • 2デッキDJ再生(テンポストレッチ、ビートシンク、ビートグリッド、キーロック、ルーパー、3バンドEQ、フィルター、FX: ディレイ/リバーブ/フランジャー)
  • マルチトラック録音(32bit float/44.1kHz)。対応: MP3/WAV/AIFF/FLAC。32GB eMMC+USBドライブ
  • 入出力: ステレオTRS入力×2(モノ4ch分割可)、ステレオTRS出力×2、ヘッドホン・キュー出力、AUXバス最大4、Clock/MIDI I/O、USB-C(オーディオ/MIDIホスト・デバイス)
  • 3,000mAh LiPo内蔵、USB-C充電(駆動時間未公表)。128×64 OLED、ジョグホイール、フェーダー。約157×81×36mm・234g
  • Quad-core ARM64+Cortex-M7、Linux、オープンSDK。ファームウェア 0.5.1 Beta(1.0が正式版予定)
  • 価格・状態: 899ドル(プレセール・ソフトβ・国内正規なし・2026年8月18日確認)

どんな人に合うか

「DAWLESSの機材をまとめて録りながら、DJのようにつなぎたい」人に。うちのBlueboxが「録れる音卓」なら、Zeroはそこにデッキとジョグを足した箱です。

TX-6のように小さく、Blueboxのように録れて、さらに曲をかけられる。ライブの現場で「機材の合間に曲を流す」用途には唯一に近い形です。

ただし今はベータ機を買う段階で、正式版の時期は分かりません。899ドルに関税と消費税が乗り、国内サポートもありません。うちなら、正式版が出てレビューが揃うまで待ちます。

次に読む

出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。