Bastl Kastleの系譜とは|手のひらのモジュラー

Bastl Kastle 2のイラスト(実機を参考に作成)。手のひらサイズの縦長の小箱、木のサイドパネル、上面に基板がむき出しで多数の小さなパッチポイントとノブ、上部にジャンパーワイヤー
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Bastl Kastleシリーズ担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
発想の独自性手のひらモジュラー5たいへん
よくできました
パッチの遊びを乾電池3本サイズに詰めた発明です。
導入コスト各35,750円〜3モジュラーの入口としては現実的です。
持ち運びやすさ70×60×50mm5たいへん
よくできました
ポケットに実験室が入ります。
音色の汎用性実験特化2整った曲の係ではありません。偶然の担当です。
世代交代旧機種は生産終了2DrumとARPは卒業済み。指名の前に現行3人をご確認ください。
総合評価3/5

70mm角・手のひらサイズのミニモジュラー兄弟です。電池とUSBで音が変わると公式が言い切る変わり者。旧世代のDrumとARPは卒業済みで、現行はKastle 2の3人です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「持ち帰れる実験」

理科室だより。今月は持ち帰り可能な実験キットの案内です。

70mm角の箱にパッチ穴が並び、電池とUSBで音が変わります。これは故障ではなく仕様です、と公式が明記しています。

実験に成果は保証されません。保証されるのは、時間が溶けることだけです。

旧型のDrum君とARP君は卒業しました。現行はKastle 2の3人です。お間違えなく。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 手のひらのモジュラー、Bastl Kastleの系譜の紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も

70mm角のパッチベイ

Kastleは、チェコのBastl Instrumentsが作る手のひらサイズのミニモジュラーです。大きさは70×60×50mm。電源は単三3本、または5VのmicroUSB。公式が「電池(4.5V)とUSB(5V)では音が変わることがある」と明記しているのが、この機材らしいところです(Bastl公式)。

派生版のKastle Drumは、ドラム合成に振ったモデルでした。8種類のドラム合成、acceleration chargeという動的エンベロープ、電圧制御のクロック発生器、ランダム/8ステップ/16ステップのパターン・シーケンサー、任意のパッチポイントに割り当てられるCV入出力2つ。少しの変調から大きなリズムの変化が出る設計です。

そのKastle DrumとKastle ARPは生産終了になっていて、公式には「オープンソースなので資料はGitHubにあるが、改造のサポートはできない」と書かれています。中古で探す機材になりました。

現行はKastle 2で、ALCHEMIST(合成)、FX WIZARD(エフェクト)、WAVE BARD(サンプル再生)の3種。国内価格は各35,750円で、ユーロラックに組み込むCITADEL版が各45,980円です(2026年8月19日確認)。

Bastl公式の解説動画です。手のひらサイズの本体にジャンパーワイヤーを挿してパッチしていく様子が見られます。

仕様のポイント

  • 70×60×50mmの手のひらサイズ・ミニモジュラー。単三3本または5V microUSB給電。ヘッドホン出力
  • 電池(4.5V)とUSB(5V)で音が変わる、と公式が明記
  • Kastle Drum(生産終了): ドラム合成8種、acceleration charge動的エンベロープ、電圧制御クロック、ランダム/8/16ステップのパターン・シーケンサー、任意のパッチポイントに割り当てられるCV入出力2
  • Kastle Drum・Kastle ARPは生産終了。オープンソースで資料はGitHubにあるが公式サポートなし
  • 現行はKastle 2の3種: ALCHEMIST(合成)/FX WIZARD(エフェクト)/WAVE BARD(サンプル再生)
  • 価格: Kastle 2 各35,750円、CITADEL版 各45,980円(Five G・島村楽器、2026年8月19日確認)

うちの機材で言えば

うちにモジュラーはありません。Kastleは、ケースも電源も要らずに「パッチする」という行為だけを3万円台で試せる機材です。ギターで言えばエフェクターの自作キットに近い立ち位置で、配線を変えると音の理屈が体で分かります。

うちのセットに入れるなら、Octatrack MKIIに録る素材源。単三で動くので机の上でなくても鳴らせます。生産終了のKastle DrumやARPを中古で狙う手もありますが、まずは現行のKastle 2から入るほうが情報が多くて楽だと思います。

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Bastl Instruments Kastle 2

Bastl Instruments Kastle 2

新品相場
¥35,750
中古相場
¥30,800

2026-08-19 時点の調査(Five G・島村楽器/implant4中古)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。