機材名:Arturia AudioFuse担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 録音の出口4in4out・192kHz | 5たいへん よくできました | 作った音を残す、最後の1マイルの専門家です。 |
| 外部機材との連携ADAT・S/PDIF・MIDI | 4 | 将来の入力拡張にも口が開いています。 |
| 操作性ダイレクトモニタ・A/B切替 | 4 | 卓の上で完結する操作系です。 |
| 音源としての機能 | 1 | 音は出しません。預かって記録する係です。 |
| 導入コスト699ドル | 2 | 録音係としては相応ですが、安くはありません。 |
DAWLESSの人が最後に必要になる箱、と本文で呼んだ録音の出口係です。マイクプリ2基にフォノ入力、ADATまで積んだ4入力4出力。機材は増えたのに録る手段がない、という家庭の悩みに効きます。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「録る手段がありません」
相談者「機材が増えて、曲もどきもできました。ところが録る手段がありません」
回答者「よくある最終回です。作る機材から揃えると、出口が最後に残ります」
相談者「スマホで録ってはだめですか」
回答者「思い出ならそれで十分。作品にするなら、出口に699ドル払いなさい。この箱は、あなたの1年を記録する係です」
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- オーディオインターフェースが何をする機材か
- AudioFuse の入出力とマイクプリ
- DAWLESSの構成では優先度が低い理由
- それでも必要になる場面
これはパソコンのための機材です
先に書いておきます。オーディオインターフェースは、パソコンと音をやりとりするための機材です。当サイトが扱っているDAWLESS(パソコンを使わない制作)とは、本来は逆の方向を向いています。
それでも要る場面があります。作った音を録音して、人に聴かせる段階です。機材だけで完結して演奏していても、音源として残すには、どこかで音をデジタルに変える必要があります。
Arturia公式による、AudioFuseシリーズ全体の紹介です。同じ思想で大きさと入出力数だけを変えた製品群なので、自分の卓に必要なのがどのサイズかを考えながら見てください。
仕様のポイント
- アナログ入力4(XLR/フォーンのコンボ2=マイク・楽器・ライン、RCA/フォーン2=フォノ・ライン)
- アナログ出力4(フォーンTRS)+ヘッドホン出力2
- 最大192kHz
- DiscretePROマイクプリ2基+RIAAフォノプリ2基
- ADAT入出力、S/PDIF入出力、ワードクロック入出力、MIDI入出力、3ポートのUSBハブ
- ダイレクトモニタリング、内蔵マイクによるトークバック、A/Bスピーカー切替
- 付属ソフト: Analog Lab Intro とエフェクト9種
- 価格699ドル(メーカー表示・2026年8月21日確認)
フォノ入力があるのが面白い
RIAAフォノプリを2基積んでいます。レコードプレーヤーを直接つなげる、ということです。
サンプリングをする人にとっては、これが効きます。レコードから音を取り込むのに、フォノイコライザーを別に買わずに済みます。この点だけは、DAWLESSの人にも実用的な利点です。
優先順位としては、最後でいい
機材を買う順番として、これは後回しで構いません。音を出す機材、まとめるミキサー、同期のためのケーブル。それらが揃って、録音したくなってからで間に合います。
実際、録音するだけなら他の手段もあります。SP-404MKIIのようなサンプラーはUSBオーディオを持ちますし、USB接続に対応した機材なら、追加の箱なしでパソコンに録れます。
購入・価格を見る
国内相場は確認できませんでした。下の枠は各店の検索結果へのリンクになります。AudioFuseには複数のモデル(Studio、8Pre、MiniFuseシリーズ)があるので、型番を確認してから購入してください。
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Arturia AudioFuse Rev2
- 新品相場
- 相場データなし
- 中古相場
- 相場データなし
この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、鍵盤やつまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。AudioFuse シリーズの各モデルの違いと国内相場は確認できませんでした。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみや鍵盤の配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。
次に読む
- 先に必要になるもの → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 最初の1台を選ぶなら → グルーヴボックスとは。最初の1台で確認する7項目
- 同じArturiaの鍵盤 → KeyLab Essential mk3とは|音源モジュールを鳴らす49鍵
出典
- Arturia 公式 AudioFuse(入出力・マイクプリ・価格)
- 国内相場は2026年8月21日時点で確認できず
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
