機材名:Elektron Analog Four MKII担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性フルアナログ4声 | 5たいへん よくできました | 信号経路は全てアナログ。学園に唯一の専攻です。 |
| シーケンス性能Elektron流 | 5たいへん よくできました | 64ステップ+CV/Gateトラックまで家風どおりの正確さです。 |
| 外部機材との連携CV/Gate出力4 | 5たいへん よくできました | モジュラーの世話までできる面倒見の良さです。 |
| 操作性Elektron語 | 2 | 家風に慣れていない家庭には学習時間が要ります。 |
| 導入コスト公式329,900円 | 2 | 上級コースの学費です。 |
Elektron学園で唯一、フルアナログの和音を弾ける4声です。CV/Gate4系統でモジュラーの世話もできます。学費33万円前後は、学園の礼儀作法を修めた家庭への上級コースです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「5台目の相談」
進路指導室より。Elektron学園の在校生向けのご案内です。
「デジタルの音は揃った。アナログの和音だけが無い」——その空席のための編入生が、この4声です。
操作の礼儀作法は在校生と同じ。覚え直しは要りません。
学費は33万円前後。空席が本当に空いているか、手持ちの機材を見てからお申し込みください。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- Elektron唯一のアナログ4声、Analog Four MKIIの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 所有機材との比較の視点も
- 発売は2017年
Elektronの操作体系で、アナログを鳴らす
Analog Four MKII(アナログフォー・マークツー)は、Elektronのアナログシンセサイザーです。4ボイスのマルチティンバー構成で、モノフォニックにもポリフォニックにも使えます(Elektron公式)。
1ボイスあたり、アナログオシレーター2基、サブオシレーター2基、ノイズジェネレーターを持ちます。シグナルパスは全てアナログで、Elektronのラインナップの中でこの構成を持つのはAnalog RytmとAnalog Fourだけです。
そのアナログ音源に、Elektronのシーケンサーが乗ります。1パターン最大64ステップ、シンセ4トラックに加えてFXトラックとCV/Gateトラックが1本ずつ。パラメータロックで、ステップごとに音色そのものを変えられる——Digitakt IIやSyntaktで慣れた操作が、そのままアナログ音源に効きます。
そしてCV/Gate出力が4系統。モジュラーシンセをこの1台からシーケンスできます。
Elektron公式の紹介動画です。4声のアナログ音源が、Elektronのシーケンサーで動くとどうなるのかが確認できます。
仕様のポイント
- 4ボイスのアナログシンセサイザー(モノ/ポリ対応のマルチティンバー)
- 1ボイスあたりアナログオシレーター2+サブオシレーター2+ノイズジェネレーター。シグナルパスは全てアナログ
- シーケンサーは1パターン最大64ステップ。シンセ4トラック+FXトラック1+CV/Gateトラック1
- CV/Gate出力4(1/4インチ)、CV/エクスプレッション入力2
- オーディオ: インピーダンスバランスのメイン出力2、ボイス別ステレオ出力4、オーディオ入力2、ヘッドホン出力
- MIDI In・Out・Thru、USB 2.0
- 本体: 385×225×82mm・約2.4kg。価格はElektron公式の日本価格329,900円、デジマート出品で新品309,800〜331,700円・中古242,000円(2026年8月18日確認)
どんな人に合うか
Elektronを既に使っていて、「アナログの音だけ持っていない」人にいちばん刺さります。操作を覚え直す必要がないぶん、導入の負担が小さいからです。
うちにはDigitakt II・Syntakt・Digitone II・Octatrack MKIIの4台があります。この4台に足りないのが、まさにフルアナログの音です。Syntaktにもアナログのドラム音源は入っていますが、和音を弾けるアナログシンセではありません。5台目を選ぶなら、機能が重ならないという理由でこれになります。
一方で、Elektronを1台も持っていない人が最初の1台に選ぶ機材ではないと思います。33万円という価格に加えて、パラメータロックやトリグ条件といった独特の操作を覚える必要があります。Digitakt IIあたりで操作体系に慣れてから来るほうが、結果的に早く鳴らせます。
CV/Gate出力が4系統あるので、モジュラーへ足を踏み入れる予定があるなら、その入口としても働きます。
購入・価格を見る
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Elektron Analog Four MKII
- 新品相場
- ¥309,800〜¥331,700
- 中古相場
- 店頭 ¥242,000
2026-08-18 時点の調査(デジマート等の新品出品・楽器店の中古出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 最初のElektronとして → はじめてのElektron、Digitakt II
- アナログとデジタルのハイブリッド → 音を彫る12トラック、Syntakt
- 同社の旗艦サンプラー → 『初心者が買うな』の王様、Octatrack MKII
- 10機種の違いを一覧で → Elektronの違い|現行10機種を録音・音源・価格で選び分ける
出典
- Elektron Analog Four MKII 公式ページ — 仕様・日本価格
- デジマート出品(2026年8月18日確認) — 国内の新品・中古価格
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月17日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチはElektronが報道向けに配布しているプレスキットの画像です(Image: Elektron)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
