Neutral Labs Megとは|波形をずらすDIYモジュール

Neutral Labs Megのイラスト(実機を参考に作成)。黒い細い6HPのユーロラック・モジュール、黒いノブ2つと3.5mm端子4つ、裏に緑の基板
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Neutral Labs Meg担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
教材性初心者向けビルド4スルーホールのみの優しい設計図です。
音作りの自由度ウェーブシェイプ3PWMのないオシレーターに動きを足せます。
入手しやすさ各所売切・国内なし1入荷待ちという名の修行から始まります。
ユーロラック依存度6HP1ラックが無いと住めません。
導入コスト£36前後4出会えれば、お小遣いの範囲です。
総合評価2/5

波形の一部をずらして歪ませる6HPのDIYモジュールです。はんだ付け初心者向けの良教材ですが、キットは各所で売り切れ、国内取扱もなし。出会えたら縁、の一枚です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「再販未定」

即売会で伝説になっている薄い基板があります。

内容は波形ずらしの発明。はんだ初心者の練習台としても名作と評判です。

問題は、どの店でも「再販未定」の札が下がっていること。

見かけたら買う。それがこの界隈の鉄則です。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 波形をずらすDIYモジュール、Neutral Labs Megの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も

折り返さず、ずらす

Megは、Neutral Labsが2022年3月からDIYキットとして売っているユーロラックの6HPウェーブシェイパー・モジュールです。よくあるウェーブフォルダーは波形を折り返して倍音を増やしますが、Megは波形の一部を上下に「シフト」します。2つの半波を別々に潰していくと、半矩形から矩形波へ連続的に変わり、どんな波形にもPWM(パルス幅変調)のような動きを足せます(Neutral Labs公式)。

つまみは2つで、どちらもCVで動かせます。オーディオの入出力が1つずつ、CV入力が2つ。電源は±12Vで各12mA。部品はスルーホールのみで数も少なく、SMDなし。回路図は公開されていて、はんだ付けの入門用としても知られています。

国内での取扱いはなく、海外のキット販売店(Thonk 36ポンド、Exploding Shed 49ユーロ)も確認時点では在庫切れでした(2026年8月18日確認)。完成品は公式にメールで問い合わせる形です。ユーロラックのケースと電源が前提の記事なので、卓上機を探している人は読み飛ばして構いません。

Neutral Labs公式の紹介動画です。入った波形の一部を上下にずらして、半分ずつ潰していく独自のウェーブシェイプが音で確かめられます。6HPのDIYキットで、はんだ付けが前提です。

仕様のポイント

  • ユーロラック 6HP ウェーブシェイパー。波形の一部を上下にシフトし、閾値を可変。2つの半波を個別に潰して半矩形→矩形へモーフ(任意波形にPWMを付加)
  • ノブ2(どちらもフルCV制御可)、CV入力2(-10〜+10V実用)、オーディオIN/OUT各1
  • 電源 ±12V(10ピン)、+12V 12mA/-12V 12mA、5V未使用。逆接保護あり
  • スルーホール部品のみ・部品点数少・SMDなしの初心者向けビルド。基板 v1.1。回路図オープンソース
  • 形態: DIYキット(完成品は公式にメール問い合わせ)
  • 価格・状態: Thonk £36(在庫切れ)/Exploding Shed €49(売切)。国内取扱なし(2026年8月18日確認)

どんな人に合うか

「ユーロラックを始めていて、PWMのないオシレーターに動きを足したい」人、そして「はんだ付けの最初の1台」を探している人に。

うちにはユーロラックのケースがなく、この記事はいまのセットの外側です。ただしOXI ONE MKIIのCVはユーロラック互換なので、いつかケースを買った日には最初の候補の1つになります。

卓上機ではなく、単体では音源にもなりません。キットは在庫切れが続いており、Neutral Labsに惹かれたなら卓上のElmyra 2から入る方が現実的です。

次に読む

出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。