
この記事でわかること
- パッチ穴84個の鍵盤シンセの要点
- 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
- うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
- 発売は2026年8月
ケーブルなしでも鳴る。挿すと別の楽器になる
モジュラーシンセに興味はあるけれど、ケーブルだらけの写真を見て尻込みしていませんか。その手前に置ける1台が、米ピッツバーグのモジュラーメーカーが2026年8月に発売したLifeforms SV-2です。
37鍵の鍵盤とピッチ/モジュレーションホイールを備え、ケーブルを挿さなくても普通のシンセとして鳴ります。パッチ穴は84個。挿し始めると、同じ機材が別の楽器に変わっていきます。24HPのユーロラック拡張ベイもあり、モジュールを1つ足す入口にもなります。
Pittsburgh Modular公式チャンネルのデモです。ケーブルで配線を組み替えるたびに音が別物になっていく、セミモジュラー機ならではの変化が映っています。
分かっていること
- 三角波コアのオシレーター2基(サイン・三角・ノコギリ・パルス、独自のBlade波形、ランダム)。スルーゼロFM、位相変調、ハードシンク
- マルチモードフィルター2基(ハイパス・ローパス・バンドパス・複合・ランダム)。倍音構成を変えず波形だけを歪ませるWarped系モード
- LFO 2基、アナログADSR 2基(新しい応答カーブ)、VCA 2基
- 複雑なアルペジエーター。パラフォニック/デュオフォニック
- 84パッチポイント+24HPユーロラック拡張ベイ
- MIDI IN/OUT(DIN)、USB、ステレオ出力。37鍵の専用鍵盤
- 価格1,499.99ドル(Sweetwater)/1,599ユーロ(Thomann)。発売済み
うちの機材で言えば
うちには鍵盤付きのアナログシンセがありません(鍵盤係はKeyStep mk2、音源はDigitone IIなどデジタル)。SV-2はその空白にぴったり嵌まる機材で、しかも「配線を学ぶ教材」を兼ねます。
モジュラー圏へのブリッジとして、海外では堅実な評価です。国内代理店の情報はまだなく、当面は個人輸入。ACアダプター駆動なので、PSE表示のあるアダプターを国内で用意する判断も要ります。
次に読む
- 鍵盤係の現職 → 鍵盤係はアルペジエーター。KeyStep mk2
- 配線の基礎知識 → MIDI・オーディオ・クロックの違い
- 海外通販の前に → 日本でDAWLESS機材を買う前に
- 同じ鍵盤つきの機材を比べるなら → Sequential Take 5とは|Prophet-5の血統を持ち運ぶ
出典
- Gearnews — 仕様・価格・発売(2026年8月11日)
この記事は海外メディアの公開報道とメーカー公式情報を2026年8月17日に確認して書いた新製品紹介です。価格・発売時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
