機材名:Akai MPC Live III担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 一台完結度マイク・スピーカー・電池 | 5たいへん よくできました | 外でネタを拾い、その場で曲にできます。 |
| 演奏性3DセンシングMPCeパッド | 5たいへん よくできました | パッドの表現力は家系の集大成です。 |
| 外部機材との連携CV/Gate 8系統 | 4 | モジュラーの世話までできる王族です。 |
| 導入コスト268,000円 | 1 | 王位継承には、王位の値段が付きます。 |
| 機能の海 | 2 | できることが多すぎて、まず眺める日々が発生します。 |
王道の最上位が外に出た、と本文で書いた1台です。3Dセンシングの新パッドにマイクとスピーカーとCV8系統。MPC文化の現在の頂点を、持ち出せる形にしています。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「玉座が外に出た日」
MPC王国の玉座は、長らく机の上にありました。
新王Live IIIは、玉座ごと外へ出ます。マイクを持ち、スピーカーを鳴らし、動力は電池。
「王が街に出て何をするのです」と家臣が問えば、王は答えます。「ネタ拾いだ」。
王位継承費は268,000円。玉座とは、そういうものです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 王道の最上位が外に出たの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2025年10月
王道の、いちばん贅沢な形
MPC Oneの記事で「パッドを叩く伝統」の入口を紹介しました。その王道の現行最上位がMPC Live IIIです。2025年10月に発売され、2026年5月には80年代後半のMPCを思わせるカラーの「Retro」も加わりました。
中身は前世代から大幅に強化。8コアの新プロセッサ、8GB RAM、128GBストレージにMPC3 OS。新開発の「MPCeパッド」は押した位置まで検知して表現に使え、内蔵マイクとステレオスピーカー、バッテリーで「その場でサンプリングしてその場で鳴らす」が完結します。
Akai Professional公式の紹介動画です。パソコンなしでサンプリングからビート、クリップ演奏まで進む「単体で完結する現行最上位」の姿がここに。MPC Oneの記事で紹介した王道の、いちばん贅沢な形です。
仕様のポイント
- スタンドアローン動作。第2世代8コアプロセッサ・8GB RAM・128GB内蔵ストレージ(拡張可)
- 3Dセンシング対応の新「MPCeパッド」16個(RGB・フルサイズ)。パフォーマンス用タッチストリップ
- 約7インチのマルチタッチ画面。専用のステップシーケンサーボタン
- 内蔵コンデンサーマイク・内蔵ステレオスピーカー・充電式バッテリー(約3時間)
- 入出力: XLR/TRSコンボ入力(マイクプリ付き)、5ピンMIDI、CV/Gate出力8系統、USB-C
- MPC3 OS標準でClip Launch(クリップ起動)ワークフローに対応。市場想定価格268,000円(税込)
どんな人に合うか
MPCの作法を「一番いい道具で、どこでも」やりたい人に。マイクとスピーカー内蔵は、机の外でネタを拾う人ほど効きます。
うちのPush 3 StandaloneやOP-XYと同じ「持ち出せる完成品」枠。値段も同じクラスなので、パッド文化(MPC)か、DAW文化(Push)か、TE文化(XY)かで選ぶ話になります。
購入・価格を見る
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Akai MPC Live III
- 新品相場
- ¥259,800〜¥268,000
- 中古相場
- 相場データなし
2026-08-17 時点の調査(デジマート等の新品出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 王道の入口 → ビートメイクの王道、Akai MPC One
- 同じ価格帯の別文化 → DAWが箱になった、Push 3 Standalone
- 同じ家系の小さな弟 → 6万円台のMPC、Akai MPC Sample
- 6機種の違いを一覧で → Akai MPCの違い|6機種を価格・重量・対応OSで選び分ける
- 同じグルーヴボックスを比べるなら → Akai Forceとは|クリップを並べて鳴らす単体機
- スピーカーを積んだ中古のMPC → MPC Live IIとは|スピーカーを積んだ最初のMPC
出典
- AKAI Professional 日本公式(MPC Live製品情報)
- 島村楽器 Digiland 製品ニュース — 仕様・価格・Retro版
- MPC Live III Retro プレスリリース(CNET Japan掲載) — 2026年5月29日発売・268,000円
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月17日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
