画面もメニューもない16ステップ。フランスのoZoeがDrum Boxを発表、価格と発売日は未定

oZoe Drum Box のイラスト。表示画面は無く、ステップボタンとつまみだけが並ぶ

この記事でわかること

  • 何をする箱か。画面を持たず、つまみとボタンだけの16ステップ・ドラムマシン
  • 仕様のポイント。6つのサンプル再生とアクセント、DIN MIDIと3.5mmクロック、USB給電
  • DAWLESS的にどこが効くか。モバイルバッテリーで動く同期係
  • 価格と発売時期は未定(2026年9月10日時点。メーカー発表なし)

何をする箱か

oZoeはフランスの Jean-Luc Lartigue さんが一人で運営する工房で、これまでも小さな電子楽器をDIYキットで出してきました。Drum Boxはその新作で、設計の芯は「メニューなし、画面なし、機能はすべて専用の操作子に」です。16個のステップボタンに、機能ごとのつまみとボタンが並びます。

音は合成ではなくサンプル再生。microSDに入れたWAVを6つの楽器スロットに割り当て、それぞれの楽器はサンプルバンクから音を選び直せます。つまり、キックの音を差し替えるのはファイルの入れ替えで、つまみで彫る方式ではありません。

仕様のポイント

項目oZoe Drum Box(メーカー発表)
トラック楽器6+アクセント1の7トラック
音源WAV PCM 16bit/44.1kHz モノラルのサンプル再生。microSDから読む
シーケンサー16ステップ、16パターン。Fill、Ratchet(連打)、Break、Human(揺らぎ)、Chain(連結)
テンポ30〜600 BPM
MIDI5ピンDIN 入出力(SysEx対応)、USB MIDI
同期3.5mm クロック入力・出力
音声出力3.5mm ジャック、USBオーディオ
電源USB 5V、消費電流 約90mA
価格・時期未定。過去作と同様にDIYキットで出る可能性あり(Synth Anatomyの見立て)

未確認の項目: 本体の寸法と重さ、サンプルの最大長、内蔵バッテリーの有無、ステレオかモノか。発表資料に記載がなく、当サイトも確認できていません。

DAWLESS的にどこが効くか

  • 約90mAは、モバイルバッテリーで丸一日動く消費量。電池駆動の箱と同じ扱いで持ち出せる
  • DIN MIDIと3.5mmクロックの両方を持つので、volca系ともElektron系とも同期の相手になれる。小さな同期の要としての使い道
  • 画面がないので、暗い場所でも手の位置で操作できる。逆に、いま何のパターンかは覚えておく必要がある
  • 合成型のドラムマシンと違って音の芯は変えられない。差し替えるならPC側でWAVを用意する。この種類の違いは電池で動くドラムマシン比較の「音の作り方」の項に書いた

買えるか

価格も発売時期も発表されていません。過去のoZoe製品はDIYキットとして注文を受ける形だったので、Drum Boxも同じ売り方になる可能性があります。国内代理店はありません。海外の個人工房から買うときの注意は日本で機材を買う前に。技適・PSE・保証・並行輸入を参照してください。価格が出たらこの記事に追記します。

この記事は発表時点の公開情報に基づく新製品紹介です。実機・実物で確認した内容は含みません。価格や仕様は発表後に変わることがあります。

画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。

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出典

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