機材名:OXI ONE MKII担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| シーケンス性能8系統・型を選べる | 5たいへん よくできました | ポリもマルチも、指揮のスタイルを選べる名門です。 |
| 外部機材との連携CV8・Gate8・BT MIDI | 5たいへん よくできました | 新旧どちらの楽団も指揮できます。 |
| 操作性8×16グリッド+OLED | 4 | メニューに潜らない操作系は現場向きです。 |
| 持ち運びやすさ電池8時間 | 4 | 指揮者が出張します。 |
| 音源としての機能 | 1 | 音は出しません。タクトです。 |
セットの指揮者、と記事で呼んだ当家の司令塔です。8系統のシーケンサーとCV/Gate各8、電池8時間。モジュラーからMIDI機まで、机の全員に指揮が届きます。詳しい口述はこれからです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「タクトの言い分」
楽団の指揮者に話を聞きました。
「私は音を出しません。しかし8系統の譜面台を同時に見て、CVで旧楽団、MIDIで新楽団に合図を送ります」
「休日は?」「電池で8時間。野外公演も引き受けます」
机の機材たちからの信頼は厚いようです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- セットの指揮者、OXI ONE MKIIの所有機ファイル
- 仕様の要点と、うちのスタジオでの役割
- 発売は2025年6月
音が出ない機材を、なぜ買うのか
10台を超えたあたりで、「どの機材が全体の進行を握るのか」問題が起きます。それぞれに小さなシーケンサーはあっても、セット全体を見渡す指揮者がいない。
ONE MKIIは、その指揮者だけをやるための機材です。8系統のシーケンサーがMIDIでもCVでも命令を送り、和音・アルペジオ・モジュレーションまで受け持ちます。音源はゼロ。それでも中心に置く価値がある、という発想の機材です。
OXI Instruments公式の紹介動画です。8×16のパッドに光が走り、複数のシンセやモジュラーが1台から同時に動かされていく様子が見られます。シーケンサー専用機とは「音を出さないのに、セット全体の音楽を決める機材」のこと。機材が増えた人ほど、この動画の意味が分かるはずです。
仕様のポイント
- 8系統の独立したシーケンサー(ポリフォニック・マルチトラック等の型を選べる)
- 8×16のRGBパッドグリッド+OLED画面で、メニューに潜らず操作
- CV出力8・Gate出力8(3.5mm)。モジュラーとの直結が前提の設計
- MIDI(TRS)・USB・USBホスト・Bluetooth 5.0 MIDIに対応
- 内蔵バッテリーで約8時間駆動。microSDにプロジェクト保存
- 15種類以上のアルペジエーターとコードモード
うちのスタジオでは
2026年7月導入。T-1の翌月に、今度は「まとめ役」のシーケンサーを迎えました。
T-1が発想の提案係なら、ONE MKIIは進行の管理職。役割がまったく違うので、シーケンサー専用機が2台あっても喧嘩しません。
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OXI Instruments ONE MKII
- 新品相場
- ¥153,800〜¥158,800
- 中古相場
- 相場データなし
2026-08-17 時点の調査(正規代理店 Takazudo Modular の販売価格)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- 提案係の相棒 → サイコロを振る相棒、Torso T-1
- 配線の基礎知識 → MIDI・オーディオ・クロックの違い
- USB機材を混ぜる → 縁の下のMIDI通訳、Kenton
- 同じシーケンサーを比べるなら → 理論エンジンで16チャンネルを生成する、The MONK Project TMA Device。英国の個人開発、試作ラン20台の予約が近日
- シーケンサーをもう1台 → Plinky 12 ToadstepとChordsとは|パネルを差し替えて別の楽器になる
- 場面転換を1ボタンにするコントローラー → Neuzeit Dropとは|「サビ前」を1ボタンにするコントローラー
出典
- OXI Instruments ONE MKII 公式ページ — 仕様
- Sound On Sound レビュー — 入出力の詳細
仕様はメーカー公式資料で確認しています(確認日: 2026年8月8日)。「所有者目線の注目点」公開後、この記事は実機レビューとして運用します。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
