Digitakt IIレビュー|はじめてのElektron

Elektron Digitakt IIの正面写真(画像: Elektron)
2026年度DAWLESS機材 通信簿実機評価

機材名:Elektron Digitakt II担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
音作りの自由度サンプルの加工5たいへん
よくできました
加工の幅がすさまじい、というのが担任の偽らざる第一印象です。
シーケンス性能パラメータロック5たいへん
よくできました
ステップごとに音を変える打ち込みは、学校の模範です。
操作性Elektron流の学習コスト2Elektron語が母語です。初学者には学習時間という通訳が要ります。
制作開始の速さ4素材さえ渡せば形にするのは早いです。
外部機材との連携4MIDIでの外部との付き合いは良好です。
一台完結度和音は苦手4ドラムとフレーズはこの1台でまとまります。和音の授業だけは他の機材に譲ります。
総合評価4/5

サンプル加工の才能は目を見張るものがあります。初対面の人に少し厳しいのが玉に瑕で、担任も現在EZBOTさんの動画で学び直しています。2台目の転入生としてなら文句なしの成績です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「Elektron語話者と暮らす人間の観察」

記録1日目。対象は新しい機材を手に入れた。ボタンを押している。音は出ている。意図した音かは不明。

記録3日目。対象は「パラメータロック」という単語を覚えた。使い方は、まだ知らない。

記録7日目。対象は動画で学習を始めた。人間には、説明書より「同じ苦労をした人間の顔」を信用する習性がある。

記録14日目。対象のサンプルが原型を失った。対象は満足そうである。

結論。この機材は人間の音楽を変える前に、人間の夜更かしを変える。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • はじめてのElektron、Digitakt IIの所有機ファイル
  • 仕様の要点と、うちのスタジオでの役割
  • 公式動画つき。実機の所感は所有者が追記予定
  • 発売は2024年4月

「難しい」と聞いて、買った

Elektronというスウェーデンのメーカーには、「多機能だが難しい」という評判がついて回ります。日本語の情報も多くありません。

Digitakt IIは、そのElektronの16トラック・サンプラードラムマシン。うちの運営者が機材歴5ヶ月で買った、Elektron群の1台目です。以後、Syntakt、Digitone II、Octatrackと沼は深くなっていきます。

Elektron公式の紹介動画です。フラットな筐体のボタンが光り、パラメータをつまみで彫り込んでいく独特の操作感が見られます。スウェーデンの硬派なメーカーらしい映像の温度感も含めて、「難しそう、でも触りたい」というElektronの魅力がよく出ています。この機材の日本語情報の少なさこそ、当サイトがこれからレビューで埋めたい空白です。

仕様のポイント

  • 16トラック。各トラックをオーディオにもMIDIにも使える
  • ステレオサンプリング対応。サンプルメモリ400MB+20GBストレージ
  • パターンは最大128ステップ(トラックごとに長さを変えられる)
  • フィルター5種+センドエフェクト3種(ディレイ・リバーブ・コーラス)
  • 入出力: ステレオ出力2・入力2・ヘッドホン、MIDI IN/OUT/THRU、USB

うちのスタジオでは

2026年4月導入。ここからElektron主戦場時代が始まりました。

最大の壁は英語マニュアルでした。パラメータロック、コンディショナルトリグ——概念の名前からして手強い。この格闘の記録は、今後の実機レビューの核になります。

所有者の一言(2026年8月24日)

サンプル加工の幅が、すさまじい。これが使ってみての第一印象です。ただしElektronの機材に慣れていないと、操作には確実に苦労します。私もその一人で、いまはYouTuberのEZBOTの動画(「Digitakt II Tips and Tricks You Can Reuse Forever」など)で学習しながら使っています。英語ですが操作画面がすべて映るので、真似するだけで進めます。

購入・価格を見る

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Elektron Digitakt II

Elektron Digitakt II

新品相場
¥184,800〜¥189,900
中古相場
オークション ¥133,100〜¥161,000

2026-08-17 時点の調査(デジマート等の新品出品・ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

別売で足せるもの: Outbox 8(8つの個別出力)

Digitakt II の音声出力はステレオ1系統です。トラックを分けて外に出すには、別売の Outbox 8 が要ります。

2026年9月9日発売の Outbox 8 を USB でつなぐと、本体メニューからトラックを8本の1/4インチ出力に振り分けられます。各出力は CV/Gate にも切り替わります。日本公式ストアは税込59,900円(2026年9月10日時点は在庫切れ)。仕様と所有5台の対応表は Elektron Outbox 8とは にまとめました。

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Elektron Outbox 8

新品相場
¥59,900
中古相場
相場データなし

2026-09-10 時点の調査(Elektron 公式ストア(日本向け・税込))。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

メイン L/R だけで完結しているなら不要です。トラックごとに別のエフェクターやミキサーへ送りたくなった時点で必要になります。

次に読む

出典

仕様はメーカー公式資料で確認しています(確認日: 2026年8月8日)。「所有者目線の注目点」公開後、この記事は実機レビューとして運用します。

画像について: アイキャッチはElektronが報道向けに配布しているプレスキットの画像です(Image: Elektron)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。

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