押せば、コードになる。Nopia MK1がついに完成

Nopia MK1のイラスト(実機を参考に作成)。淡いミントグリーンの薄い筐体、左下にミニ鍵盤、中央に大きな白いノブ、右下に灰色の丸いパッド列、右端に縦スライダー

最新(2026年9月15日22時30分): Nopia MK1のKickstarterが始まり、開始30分で目標5万ドルの16倍にあたる80万ドルが集まりました。価格は下の本文にある発表時の約550ポンドから、650・675・699ドルの3段(定価899ドル)に。日本への送料の目安は25ドル、お届けは2027年5月予定です。条件の詳細は Kickstarterの価格・送料・税、手順は Nopia MK1の買い方 へ。

4コマ漫画: 3年前にバズった楽器を思い出した初心者が、鍵盤1個でコードが鳴る仕組みとストラム板を知り、「ついに完成したのか」と喜ぶ

この記事でわかること

  • 724万回再生された「あの楽器」が、ついに製品になる
  • 鍵盤1つでコードが鳴る、ハーモニー専用機
  • 年内発売予定・約550ポンド。まだ発売前

3年前にバズった、ミント色の楽器

2023年、アルゼンチンの音楽家兼デザイナー2人組が投稿した試作動画が、世界中を駆け巡りました。鍵盤をひとつ押すだけで、豊かなコードが鳴る。楽器店では見たことのない、ミント色の小さな箱。

その「バズった動画」がこれです。再生数は724万回。鍵盤を押さえるたびにコードが切り替わり、ダイヤルを回すと響きが複雑になっていく様子は、理屈を知らなくても気持ちよさが伝わります。当時はまだ試作機で、買うことはできませんでした——3年間、世界中が「で、いつ買えるの?」と待ち続けていた楽器です。

その開発がついに完了し、「Nopia MK1」として年内の発売が予告されています。想定価格は約550ポンド(約10万円強)。

「ハーモニーマシン」の中身

  • Chord Builder(1オクターブの鍵盤)を押すと、選んだキーの中のコードが鳴る
  • Tonal Selector(12ボタン)でキーを選び、Extensionsダイヤルで響きを複雑にしていく
  • 音源はKeys・Bass・Arp・Padの4モジュール。1つのコードから4つのパートが同時に生まれる
  • ストラムプレートで、コードの中の音を1音ずつ爪弾ける
  • スライダーでコードごとのピッチベンド。フィルター・ディレイ・リバーブ・テープ系のエフェクトも内蔵
  • モジュール別のMIDI出力×4、クロック入出力、USB MIDI、サステインペダル端子

ひとことで言えば、ドラムのないグルーヴボックス。曲作りでいちばん勉強量がいる「コード進行」を機械に預けて、progressionを組む楽しさだけを取り出す発想です。

DAWLESS的に何がうれしいか

注目はモジュール別のMIDI出力です。Nopiaで押さえたコードのKeys・Bass・Arp・Padを、手持ちのシンセ4台へ別々に送れる——つまりハード群全体の「和声の頭脳」になれる設計です。ケーブルの基礎は配線入門でどうぞ。

音楽理論に自信がなくても、和音側から曲作りに入れる。DAWLESSに向く人の入口が、またひとつ増えます。

買える日は、まだ

Nopia MK1は執筆時点で発売前です。発売日と日本での買い方が確定したら、この記事に追記します(確認日: 2026年8月8日)。海外通販になった場合は4つの確認を忘れずに。

次に読む

買い方の準備 → Nopia MK1の買い方|9月15日のKickstarterに日本から参加する準備

出典

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づく発売前製品の紹介です(確認日: 2026年8月8日)。実機は未検証で、仕様・価格・発売時期は変わる可能性があります。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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新製品紹介|実機未検証

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。