Nopia MK1のKickstarter|開始30分で目標の16倍。価格は650・675・699ドル、日本への送料は25ドル

Nopia MK1のイラスト(実機を参考に作成)。淡いミントグリーンの薄い筐体、左下にミニ鍵盤、中央に大きな白いノブ、右下に灰色の丸いパッド列、右端に縦スライダー

この記事でわかること

  • 開始30分の状況。支援額と支援者数(時刻つき)
  • 価格は650・675・699ドルの3段、定価は899ドル。今朝の版の「799ドル」は訂正します
  • 日本への送料の目安は25ドル。本体と合わせた総額の目安
  • 税の払い方、お届け時期(2027年5月予定)、保証、同梱物
  • 開始後に公開された仕様。MIDI入力、電池なしでモバイルバッテリーで動くこと

2026年9月15日22時30分時点: 支援額80万5,461ドル(目標5万ドルの約16倍)、支援者1,248人、締切は2026年10月15日21時59分(日本時間)。目標に届いた場合だけ決済される All or Nothing 方式で、目標はすでに超えています。数字は刻々と変わるので、最新はKickstarterのページで確かめてください。

訂正: 今朝(9月15日11時台)の版では、価格を「630ドル・650ドル・799ドルの3段」と書きました。799ドルは8月17日の登録者宛メール時点の案内で、実際にKickstarterに出た価格とは違いました。以下が開始後に公開された価格です。

価格は3段、定価は899ドル

Kickstarterのリワード欄に並んだのは次の3段です。円の目安は1ドル≒155円(2026年9月15日午前の東京市場)で計算しています。

枠と価格条件
Super Early Bird
650ドル
約10万1,000円
300台限定。2026年9月15日22時30分の時点でほぼ埋まっていた
Early Bird
675ドル
約10万5,000円
400台限定
Kickstarter Standard
699ドル
約10万8,000円
500台限定
定価(MSRP)
899ドル
キャンペーン後の通常価格として示された金額。3段とも22〜28%引きの表示

3段とも、中身は本体・2mのUSB-Cケーブル・クイックスタートガイドで同じです。電源アダプターは付きません。登録者向けにメールで案内されていた630ドルのコミュニティ枠は、公開のリワード欄には出ていません。メールのリンクから入る枠なので、台数と残りはページ上では確かめられません。

日本からの総額の目安

送料と税は、支援額に含まれていません。キャンペーンが終わってから、出荷の前に「Pledge Manager」という集金の仕組みで別途払います。キャンペーンページには地域別の送料の目安が載っていて、日本は25ドルです。

本体+日本への送料の目安
Super Early Bird650+25=675ドル(約10万5,000円)
Early Bird675+25=700ドル(約10万8,500円)
Kickstarter Standard699+25=724ドル(約11万2,000円)

ここに税が加わります。公式の説明では、税は国ごとに計算して出荷前にPledge Managerで確定額を集め、受け取り時に追加の請求は来ないとしています。金額そのものはまだ示されていません。ほかの地域の送料の目安は、米国とEUが30ドル、英国とスイスが35ドル、カナダが40ドル、それ以外の国が50ドルです。日本はオーストラリア、アルゼンチンと並んで一番安い区分に入っています。

決済はドル建てです。本体の支援額はキャンペーン終了時に、送料と税は出荷前にそれぞれ請求されるので、円に換わる額はそれぞれの決済日のレートとカード会社の手数料で決まります。

開始前に「未発表」だった5項目の答え

今朝の版で、開始後に確かめると書いた5項目です。キャンペーンページとFAQで確認しました。

項目答え(2026年9月15日22時30分確認)
1. 日本へ発送するか、送料は世界各国へ発送。日本への送料の目安は25ドル。支払いはキャンペーン後
2. 段階価格と台数650ドル(300台)・675ドル(400台)・699ドル(500台)。定価899ドル
3. 出荷の時期2027年5月に発送開始の予定(FAQ)。リワード欄の配達予定も2027年5月
4. 税の扱い国ごとに計算し、出荷前にPledge Managerで集める。受け取り時の追加請求はないと説明
5. キャンセルと返金締切までに目標に届かなければ請求されない方式(すでに達成)。返金についての個別の方針はキャンペーンページに書かれていない

あわせて分かったことがあります。保証は1年間の限定保証で、譲渡できません。配送先の住所は、出荷と送料の集金が始まる前なら変更できるとFAQにあります。

開発は終わり、今回の資金は生産に使う、とチームは書いています。一方で「ハードウェアには遅れがつきもの。動いたら最初に知らせる」とも明記しています。発送開始の2027年5月は、あくまで予定として見てください。

開始後に公開された仕様

キャンペーンページとFAQで、9月11日の報道から増えた点、訂正が要る点があります。

項目内容
電源電池は内蔵しない。USB-Cの5Vで動き、充電器・モバイルバッテリー・スマートフォンから給電できる(FAQ)
MIDITRS端子のMIDI出力×4(Keys・Bass・Arp・Padのモジュール別)。Keys出力はマルチチャンネルの総合出力を兼ねる。MIDI入力もあり、外部の鍵盤やシーケンサーからNopiaを鳴らせる
音声出力ステレオのマスター出力と、ヘッドホン用の出力。ヘッドホン側だけに、クロックに合わせたメトロノームを出せる
スピーカー内蔵しない
音源Keys・Bass・Pad Bはサンプル、Arp・Pad Aはバーチャルアナログ。自分のサンプルをUSB-Cで取り込め、ブラウザのエディタで音色を調整できる
エフェクトテープの揺れ、サチュレーター、ディレイ、DJ風の双方向フィルター、リバーブ(公式ページの記載に合わせ、9月11日の報道にあったビートリピートは外した)
ルーパー3スロット。つまみの動きも録れて、重ね録りできる
鍵盤Cherryのメカニカルスイッチを使った専用のばね式。音名どおりに鳴る Real Mode と、キーを変えても指の位置が同じ Static Mode
タッチBelaと共同開発の静電センサー。ピッチベンドは指1本で±5半音
素材無垢材、アルマイト処理のアルミ、ポリカーボネート、ABS、シリコン
未発表TRS MIDIの配線方式、重さ、同時発音数

DAWLESS卓から見ると

開始前の情報では出力しか分かっていませんでしたが、MIDI入力があると分かりました。Nopiaを和音係として手持ちのシンセ4台へ送るだけでなく、外のシーケンサーからNopiaを鳴らす配線も組めます。クロックの考え方はMIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門に書いています。

もう一つは電源です。電池は無いものの、モバイルバッテリーで動くことをメーカーが明言しました。ヘッドホンをつなげば、机を離れて使える設計です。

  • MIDIの端子はTRS(3.5mm)。DIN 5ピンの機材には変換ケーブルが要り、配線方式はまだ発表されていません
  • 電源アダプターは同梱されないので、5Vを出せるUSB充電器かモバイルバッテリーを別に用意する

上は公開情報から読み取れる範囲の話で、当サイトは実機での接続を確かめていません。

偽の予約サイトに注意

本物の申し込み先は、次の2つからたどれるページだけです。

nopiamidi.com(公式ではありません。リンクは貼りません)は、開始前から「Nopia MK1 – MIDI Controller pre order」として900ドルで予約を受け付ける表示を出していました。運営者の会社名や所在地の記載はありません。国内の海外通販代行サイトにも、本物と操作系の説明が違う「Nopia MK1」の掲載があります。Kickstarter以外で代金を払う先は、いまのところ公式にはありません。

4コマ漫画: 予約開始の噂を見た初心者が公式の「まだ」に気づき、公式メールで9月15日の本物の日程を知って安心する

公式サイトからリンクされている、開発者チャンネルの近況動画です。本物のNopiaの姿はここで確かめられます。

当サイトの対応

税の金額、TRS MIDIの配線方式、キャンペーン中のアップデートが出たら、この記事に追記します。Nopia MK1がどんな楽器かは押せば、コードになる。Nopia MK1がついに完成、Kickstarterの仕組みと日本から支援する手順はNopia MK1の買い方|Kickstarterで日本から支援する手順と総費用にあります。

この記事はKickstarterのキャンペーンページ・リワード欄・FAQ、公式サイト、当サイトが登録者として受け取った公式メールに基づく新製品紹介です。実機は未検証です。支援額や残り台数は刻々と変わるので、最新はKickstarterのページで確かめてください。

画像について: アイキャッチは製品の姿を参考に描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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出典

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