機材名:Polyend Tracker+担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| シーケンス性能16トラック | 4 | 縦書き文化の教室が倍に広がりました。 |
| 発想の独自性トラッカー式 | 4 | 90度違う思考は健在です。 |
| 操作性数値打ち込み | 2 | 入門の船酔いは世代が変わっても起きます。 |
| 導入コスト | 2 | 初代・Miniとの三択で財布会議が要ります。 |
| 音作りの自由度 | 4 | サンプルからシンセまで教材は揃っています。 |
16トラックになったトラッカーです。初代の縦書き文化を、トラック数と装備で増強した現行世代。初代との差分に価値を感じるかが判断の分かれ目です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「教室を倍にした」
縦書き学校が増築されました。トラックが8から16へ。
数値打ち込みの校風は変わりません。
「初代で足りていた生徒」には、増築の意味は薄いかもしれません。
大所帯の曲を書く生徒には、廊下の広さがそのまま自由です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 初代Trackerとの違い(トラック数・ステレオ・シンセ)
- トラッカーという打ち込み方式の中身
- Tracker Miniとの選び分け
- 国内相場139,800〜165,000円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
縦に流れる数字で曲を書く
Polyend Tracker+ は、ポーランドのPolyendが出しているトラッカー型のグルーヴボックスです。画面に数字と記号が縦に並び、それが上から下へ流れていく。1980〜90年代のパソコンの音楽ソフトから来た方式で、鍵盤もパッドも使わずに、表を埋めるように曲を書きます。
この方式は、慣れると速いです。音の高さも、音量も、エフェクトのかかり方も、全部が数字として1画面に並ぶ。どこで何が起きるかが一望できるので、細かい編集がとにかく早くなります。
Polyend公式の紹介動画です。画面が流れていく様子と、そこに手を入れていく操作感が確認できます。この見た目に抵抗がないかどうかが、この機材を買うかどうかの分かれ目です。
初代Trackerから何が変わったか
- トラックが8から16へ。増えた8本は、外部機器を鳴らすMIDIトラックとしても、内蔵シンセとしても使える
- ステレオのサンプリングに対応。すべてのサンプラー・エンジンがステレオで動く
- 内蔵シンセエンジンが追加。サンプルを持ち込まなくても音が出る
- サンプルの加工はスライス、グラニュラー、ウェーブテーブルへの変換まで
- 1プロジェクトあたり16トラック・最大128ステップ・256パターン
いちばん大きいのはMIDIトラックです。初代は基本的に「自分の中だけで完結する箱」でしたが、Tracker+は他の機材を鳴らす司令塔にもなれます。
Tracker Miniとの選び分け
Tracker Miniは、同じ方式を小さくして電池で動かせるようにした機種です。国内相場は124,800円で、Tracker+とそこまで値段が変わりません。
選び方は単純で、画面の大きさと持ち運びのどちらを取るかです。トラッカーは画面を読む道具なので、据え置きで使うならTracker+の大きい画面が効きます。外に持ち出すならMini。
向いている人
数字で考えるのが苦にならない人に向いています。逆に、つまみを回して音を探るのが好きな人には、まったく向きません。
パソコンのDAWに近い感覚を、ハードで欲しい人にも合います。打ち込みの細かさという点では、Play+のような格子型より上です。
購入・価格を見る
枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。
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Polyend Tracker+
- 新品相場
- ¥139,800〜¥165,000
- 中古相場
- 相場データなし
2026-08-21 時点の調査(楽天市場の出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- 格子で組むほう → Polyend Play+とは|光る格子にサンプルを置く
- 小さいほう → Polyend Tracker Miniとは
- 最初の1台の選び方 → グルーヴボックスとは。最初の1台で確認する7項目
- 配線の基礎 → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 同じPolyendなら → Polyend Play(初代)とは|8×8の格子で組む前の世代
出典
- Polyend 公式 Tracker(方式・仕様)
- Perfect Circuit 製品ページ(トラック数・ステレオ対応・海外価格)
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
