PO-33 K.O!とは|40秒のマイクロサンプラー

金属フレームの小さなサンプラーのイラスト。マイクを内蔵している
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:teenage engineering PO-33 K.O!担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
サンプリング・録音マイク内蔵40秒5たいへん
よくできました
世界を40秒だけ切り取って、すぐ楽器にします。
導入コスト5たいへん
よくできました
サンプラー入門の最安正規ルートです。
持ち運びやすさ名刺サイズ・電池5たいへん
よくできました
録音スタジオがポケットに入ります。
記憶力40秒2貯金箱は小さめ。節約の美学が要ります。
演奏性小ボタン2大人の指には少し狭い運動場です。
総合評価4/5

40秒のマイクロサンプラーです。マイク内蔵で、その場で録ってすぐ刻める。PO兄弟の中で一番「楽器」をしている人気者で、メタルフレーム付きです。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「40秒の世界」

「世界を録音してきなさい。ただし40秒まで」

その制約が、この子の芸です。駅の音、猫の声、昨日の笑い声。

40秒しか入らないから、何を録るかを考える。それはもう、作曲の始まりです。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 内蔵マイクで録れるという一点
  • 40秒という容量の意味
  • 1台で完結させたい人に向く理由
  • 国内相場18,700円(2026年8月21日・楽天市場の出品)

録れる、が全部を変えた

PO-33 K.O! は、2018年1月に出たメタルシリーズの1台です。マイクを内蔵していて、身の回りの音をその場で録れます。

この一点が、pocket operator の性格を変えました。他の機種は「入っている音を鳴らす」機材ですが、PO-33は「自分で入れた音を鳴らす」機材です。机を叩いた音、声、外の音。何を録るかで、出てくる曲が変わります。

teenage engineering公式の紹介動画です。録る、切る、並べる——という流れが1分半にまとまっています。この機材の速さは、文章より映像のほうが伝わります。

仕様のポイント

  • サンプルメモリは40秒
  • メロディ用8スロット+ドラム用8スロット
  • メロディモードでは音階をつけて弾ける
  • 内蔵マイク、またはライン入力から録音
  • 16パターン。つなげて曲にするパターンチェーンは16本
  • 16種類のパンチインエフェクト(ディレイ、ビットクラッシャー、フィルターなど)
  • パラメータロック(ステップごとに音を変えられる)
  • 電源は単4形乾電池2本。連続で約1か月、待機なら約2年
  • スピーカーを内蔵。3.5mmのライン出力からヘッドホンや外部スピーカーへ
  • 3.5mmの入出力で他のpocket operatorと同期できる
  • 金属のフレームとスタンドつき(メタルシリーズ)

40秒で足りるのか

足ります。というより、40秒は制約として効きます。1つの音は1秒前後なので、16スロットに割り振れば十分な計算です。

むしろ限られているから決められます。何時間ぶんも録れる機材だと、素材を選ぶだけで日が暮れる。40秒しかないと、録ってすぐ並べるしかありません。

最初の1台としての強さ

シリーズで1台だけ買うなら、これが候補です。録音できるので、ドラムもメロディも自前でまかなえます。他の機種が「役割の分担」を前提にしているのに対して、PO-33は単体で完結します。

もっと本格的に録りたくなったら、同じメーカーのEP-133 K.O. IIとは|TEのサンプラーが次の段です。値段は上がりますが、容量も操作性も別の水準になります。

購入・価格を見る

枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。

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teenage engineering PO-33 K.O!

teenage engineering PO-33 K.O!

新品相場
¥18,700
中古相場
相場データなし

2026-08-21 時点の調査(楽天市場の出品)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。

画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。

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出典

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