機材名:KORG volca fm2担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性6オペFM | 5たいへん よくできました | エレピもベルも、あの輝きがこのサイズで鳴ります。 |
| 導入コスト1万円台 | 5たいへん よくできました | FM入門の学費として最安級です。 |
| 外部機材との連携MIDI IN/OUT | 4 | volca家で珍しく話す口を持っています。 |
| 音作りの自由度 | 3 | FMの海は深いので、プリセットから離れるのは任意です。 |
| 演奏性マルチタッチ鍵盤 | 2 | 演奏用というより入力用の鍵盤です。 |
32アルゴリズムの6声FMです。初代の3声から倍増し、コーラスとリバーブまで内蔵。あの7桁名機の音世界を、1万円台の電池駆動で歩けます。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「名機の孫」
祖父は一時代を築いたFMの名機。孫は1万円台で電池駆動です。
32アルゴリズムの血筋は正統、声も6声に増えました。
家系図だけで、ご飯が3杯食べられる家柄です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 6オペレーター・32アルゴリズムというFMの規模
- DX7の音色を読み込めること
- 初代volca fmとの違い(3声→6声)
- 国内相場22,000円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
DX7を、1万円台の箱に
FM音源は、1980年代にヤマハDX7で広まった合成方式です。サイン波どうしをぶつけて倍音を作るので、きらびやかなエレピや、金属的なベルの音が得意です。
volca fm2 は、6オペレーター・32アルゴリズムというDX7と同じ規模のFM音源を積んでいます。しかもDX7の音色データ(SYX)を変換して読み込めます。40年前の音色資産が、そのまま使えるということです。
KORGの海外公式チャンネルによるサウンドデモです。DX7の音色データが読める、という話が実際にどんな音になるのかを、しゃべりなしで確認できます。
仕様のポイント
- 6オペレーター・32アルゴリズムのFM音源
- 6声(初代volca fmは3声)。ポリ/モノ/ユニゾンを切り替え
- プログラム64
- コーラスとリバーブを内蔵
- 9モードのアルペジエーター
- 27鍵のマルチタッチ鍵盤
- 16ステップ・16パターン
- MIDI IN/OUT
- 電池駆動は約10時間
- 本体: 193×115×40mm・360g
初代からの世代交代
いちばん大きいのは、3声から6声になったことです。FM音源はエレピやパッドで和音を弾く用途が多いので、この差は実際の演奏で効きます。
コーラスとリバーブも加わりました。FMの硬い音を、そのまま使える形に整えられます。
電源について
必要になるもの: ACアダプター(使い方によっては)
volcaはACアダプターが別売です。本体には付属しません。純正はKA350(9V DC)です。
ただし単3形乾電池6本で動くので、必須ではありません。外に持ち出す使い方なら電池のほうが向いていますし、机に据え置くなら、電池交換の手間を考えてアダプターを買う、という選び方になります。
複数台を並べるなら、電源の数だけコンセントが要ります。volca mixは3台ぶんのDC出力を持っているので、台数が増えたときの電源のまとめ役にもなります。
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この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- アナログの和音 → volca keysとは|3声のアナログ・ループシンセ
- 同じKORGなら → KORG electribeとは|マシンライブの国民機
- シリーズ全体 → volcaシリーズとは|1万円台から始まる沼
- 同期の仕組み → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- 同じKORGなら → KORG monotribeとは|リボンで弾くアナログ3点セット
出典
- KORG 公式 volca fm2 仕様
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
