機材名:KORG volca bass担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性アナログ3VCO | 5たいへん よくできました | この価格で3VCOは、いまも破格の編成です。 |
| 導入コスト1万円台 | 5たいへん よくできました | アナログベース入門の最短ルートです。 |
| 持ち運びやすさ電池10時間 | 4 | 家風どおりの自活力です。 |
| 外部機材との連携MIDI INのみ | 2 | MIDI INはあってもOUTがありません。 |
| 音色の汎用性ベース専攻 | 2 | 低音係に徹する家訓です。 |
3つのVCOを別々に動かせるvolcaのベース係です。アナログ3VCOがこの学費で手に入る、シリーズ屈指のお買い得選手です。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「3人で1つの低音」
この箱の中には、オシレーターが3人住んでいます。
3人別々に動かすと、低音が立体になります。
価格は1万円台。3人で割ればワンコインの下宿です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 3VCOを独立してシーケンスできるという構造
- アナログ回路の構成
- volca nubassとの違い
- 国内相場22,000円(2026年8月21日・楽天市場の出品)
3つの声を、別々に走らせる
volca bass は、3基のアナログVCO(オシレーター)を積んだベースシンセです。
この3基は、それぞれ別に調律でき、別々のシーケンスを走らせられます。少しずつずらして厚いユニゾンにするのも、3つの違うフレーズを同時に鳴らすのもできる。1万円台のベースマシンとしては、かなり変わった設計です。
KORG公式の紹介動画です。本文で書いた「3基のVCOを別々に走らせる」という話が、実際に音になっている場面が出てきます。少しずらして厚くする使い方と、3つを別のフレーズで動かす使い方の両方が確認できます。
仕様のポイント
- 3VCO・1VCF・1VCA・1LFO・1EGのアナログ構成
- 波形はノコギリ波と矩形波。フィルターは12dB/octのローパス
- 3パート・16ステップ・8パターン
- マルチタッチ鍵盤
- 本体: 193×115mm前後・約360〜380g(電池を含まず)
- 電源は単3形乾電池6本、またはACアダプター(KA350・別売)
- 端子: ヘッドホン出力(3.5mm)、SYNC入出力(3.5mm)、MIDI IN
- 付属のSYNCケーブルで、他のvolcaと同期できる
- 電池駆動は約10時間
- 本体: 193×115×46mm・370g
nubassとの違い
volca nubassも同じベース担当ですが、あちらは真空管オシレーターを使った1声の機材で、アシッド系の歪んだ音に振り切っています。
bassは3声を自由に動かせるぶん、汎用性があります。太いユニゾンから、和音めいた動きまで。用途が違います。
電源について
必要になるもの: ACアダプター(使い方によっては)
volcaはACアダプターが別売です。本体には付属しません。純正はKA350(9V DC)です。
ただし単3形乾電池6本で動くので、必須ではありません。外に持ち出す使い方なら電池のほうが向いていますし、机に据え置くなら、電池交換の手間を考えてアダプターを買う、という選び方になります。
複数台を並べるなら、電源の数だけコンセントが要ります。volca mixは3台ぶんのDC出力を持っているので、台数が増えたときの電源のまとめ役にもなります。
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この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、つまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみやボタンの配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。実機の姿は本文の公式動画でご覧ください。
次に読む
- 真空管のベース → volca nubassとは|真空管で歪ませるアシッドベース
- 和音を鳴らすなら → volca keysとは|3声のアナログ・ループシンセ
- シリーズ全体 → volcaシリーズとは|1万円台から始まる沼
- 同期の仕組み → MIDI・オーディオ・クロックの違い。配線入門
- ポケットに入るベース → PO-14 subとは|低音だけを担当する1台
出典
- KORG 公式 volca bass 仕様
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
