Arturia AudioFuseとは|DAWLESSの人が最後に必要になる箱

卓上のオーディオインターフェースのイラスト
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Arturia AudioFuse担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
録音の出口4in4out・192kHz5たいへん
よくできました
作った音を残す、最後の1マイルの専門家です。
外部機材との連携ADAT・S/PDIF・MIDI4将来の入力拡張にも口が開いています。
操作性ダイレクトモニタ・A/B切替4卓の上で完結する操作系です。
音源としての機能1音は出しません。預かって記録する係です。
導入コスト699ドル2録音係としては相応ですが、安くはありません。
総合評価4/5

DAWLESSの人が最後に必要になる箱、と本文で呼んだ録音の出口係です。マイクプリ2基にフォノ入力、ADATまで積んだ4入力4出力。機材は増えたのに録る手段がない、という家庭の悩みに効きます。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「録る手段がありません」

相談者「機材が増えて、曲もどきもできました。ところが録る手段がありません」

回答者「よくある最終回です。作る機材から揃えると、出口が最後に残ります」

相談者「スマホで録ってはだめですか」

回答者「思い出ならそれで十分。作品にするなら、出口に699ドル払いなさい。この箱は、あなたの1年を記録する係です」

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • オーディオインターフェースが何をする機材か
  • AudioFuse の入出力とマイクプリ
  • DAWLESSの構成では優先度が低い理由
  • それでも必要になる場面

これはパソコンのための機材です

先に書いておきます。オーディオインターフェースは、パソコンと音をやりとりするための機材です。当サイトが扱っているDAWLESS(パソコンを使わない制作)とは、本来は逆の方向を向いています。

それでも要る場面があります。作った音を録音して、人に聴かせる段階です。機材だけで完結して演奏していても、音源として残すには、どこかで音をデジタルに変える必要があります。

Arturia公式による、AudioFuseシリーズ全体の紹介です。同じ思想で大きさと入出力数だけを変えた製品群なので、自分の卓に必要なのがどのサイズかを考えながら見てください。

仕様のポイント

  • アナログ入力4(XLR/フォーンのコンボ2=マイク・楽器・ライン、RCA/フォーン2=フォノ・ライン)
  • アナログ出力4(フォーンTRS)+ヘッドホン出力2
  • 最大192kHz
  • DiscretePROマイクプリ2基+RIAAフォノプリ2基
  • ADAT入出力、S/PDIF入出力、ワードクロック入出力、MIDI入出力、3ポートのUSBハブ
  • ダイレクトモニタリング、内蔵マイクによるトークバック、A/Bスピーカー切替
  • 付属ソフト: Analog Lab Intro とエフェクト9種
  • 価格699ドル(メーカー表示・2026年8月21日確認)

フォノ入力があるのが面白い

RIAAフォノプリを2基積んでいます。レコードプレーヤーを直接つなげる、ということです。

サンプリングをする人にとっては、これが効きます。レコードから音を取り込むのに、フォノイコライザーを別に買わずに済みます。この点だけは、DAWLESSの人にも実用的な利点です。

優先順位としては、最後でいい

機材を買う順番として、これは後回しで構いません。音を出す機材、まとめるミキサー、同期のためのケーブル。それらが揃って、録音したくなってからで間に合います。

実際、録音するだけなら他の手段もあります。SP-404MKIIのようなサンプラーはUSBオーディオを持ちますし、USB接続に対応した機材なら、追加の箱なしでパソコンに録れます。

購入・価格を見る

国内相場は確認できませんでした。下の枠は各店の検索結果へのリンクになります。AudioFuseには複数のモデル(Studio、8Pre、MiniFuseシリーズ)があるので、型番を確認してから購入してください。

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この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、鍵盤やつまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。AudioFuse シリーズの各モデルの違いと国内相場は確認できませんでした。

画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみや鍵盤の配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。

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出典

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。