機材名:Arturia AstroLab担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性44楽器・11方式 | 5たいへん よくできました | ピアノからグラニュラーまで、持ち歌の多さは学年一です。 |
| ライブ適性PC不要 | 4 | 人前でパソコンを開きたくない鍵盤弾きのための設計です。 |
| 演奏性 | 4 | 鍵盤で弾くことに全てを注いだ体です。 |
| シーケンス性能非搭載 | 1 | 打ち込みの授業は取っていません。作曲は他の子の担当です。 |
| 導入コスト799〜2,999ドル | 2 | サイズで学費が3倍変わります。 |
44の楽器を積んでパソコンなしでステージに立つ、鍵盤弾きのためのワークステーションです。シーケンサーとサンプラーは積んでいないので、作曲係を探している家庭には別の子を紹介します。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「開演5分前」
開演5分前の楽屋です。この子はパソコンを持っていません。
44の楽器を体に入れて、プレイリストはUSBで持参。舞台袖で再起動を待つ夜とは無縁です。
「作曲はしないの?」と聞くと、静かに首を横に振ります。シーケンサーもサンプラーも持たない主義です。
弾く人の楽屋には頼れる相棒、打ち込む人の部屋には無口な置物。配役を間違えないでください。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- ソフト音源44種を本体に積んだという構成
- 37/61/88鍵の3サイズと価格の幅
- パソコン不要で動くこと
- 国内相場110,000円(AstroLab 37・2026年8月21日・楽天市場の出品)
ソフト音源を、箱の中に入れた
Arturia は、往年の名機を再現したソフト音源で知られています。AstroLab はそのソフト音源を本体に積んで、パソコンなしで鳴らせるようにしたステージキーボードです。
44種の楽器と11の合成方式を持ちます。アナログシンセ(Prophet-5、CS-80ほか)、デジタル(DX7、Synclavier)、オルガン、アコースティックピアノ、エレピ、Pigments、サンプラーなど。
Arturia公式の紹介動画です。パソコンを持たずにステージへ持っていく鍵盤、という位置づけが短い時間で伝わります。
仕様のポイント
- 3つのサイズ: AstroLab 37(799ドル)/61(1,999ドル)/88(2,999ドル)
- 44の楽器。音色は10種類に分類(ピアノ、エレピ、オルガン、ベース、リード、キー、パッド、ストリングス、ブラス、シーケンサー)
- 11の合成方式: バーチャルアナログ、サンプル、ウェーブテーブル、FM、グラニュラー、フィジカルモデリング、ベクター、ハーモニック、位相歪み、ボコーダー、カープラス
- パソコン不要のスタンドアロン動作(Analog Lab Pro とも連携できる)
- MIDI端子2、USB(プレイリストの読み込み)、Bluetoothオーディオ入力、ペダル端子4(サステイン、エクスプレッション、任意2)
DAWLESSの文脈でどう見るか
正直に言えば、このサイトの中心線からは外れます。AstroLabはステージで弾くための楽器で、パターンを組んで曲を積み上げる道具ではありません。
ただし「パソコンを使わない」という点では同じ方向を向いています。ソフト音源をノートパソコンで鳴らしていた人が、パソコンを持ち出さずに済ませるための機材、という位置づけです。
DAWLESSの構成に足すなら、音源としてより「弾く係」としてです。MIDI端子を2つ持つので、他の機材と同期しながら鍵盤を担当できます。
どんな人に合うか
合うのは、鍵盤を弾く人です。特に人前で演奏する機会があり、パソコンを持ち込みたくない人。
合わないのは、打ち込みで曲を作る人です。シーケンサーもサンプラーもありません。その用途ならKeyStep Proのような機材が要ります。
購入・価格を見る
枠内の価格は当サイトが調査した相場で、販売価格ではありません。AstroLab 37 の相場です。61鍵・88鍵はこれより高くなります。
【PR】以下は広告(アフィリエイトリンク)です。価格・在庫は各店舗でご確認ください。
Arturia AstroLab
- 新品相場
- ¥110,000
- 中古相場
- 相場データなし
2026-08-21 時点の調査(楽天市場の出品(AstroLab 37))。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
この記事は公開されているメーカー資料と国内販売店の情報をもとに書いています。実機での検証は行っていません。音の質感、鍵盤やつまみの感触など、触らないと分からない部分については書いていません。内蔵スピーカーの有無と本体の寸法・重量は、公開資料で確認できませんでした。
画像について: アイキャッチはメーカーの製品写真を参考に、形状・配色・つまみや鍵盤の配置をなぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。
次に読む
- 打ち込みの司令塔 → KeyStep Proとは|4トラック+ドラムを1台で回す司令塔
- 鍵盤なしで音色だけ足す → 鍵盤のない音源モジュール4台
- 同じArturiaのシンセ → MiniFreakとは|31モードの音源を積んだ6ボイス
出典
- Arturia 公式 AstroLab(サイズ展開・音色数・合成方式・端子・価格)
- 国内相場は楽天市場の出品(2026年8月21日確認)。相場は変動します
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
