Meng Qi Cricketとは|太陽電池で鳴る4千円の楽器

Meng Qi Cricketのイラスト(実機を参考に作成)。円形の金色の基板に虫の触角のような突起が2本、中央に黒い六角形のソーラーパネル、周囲に迷路のような細かい模様
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Meng Qi Cricket担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
発想の独自性太陽電池駆動5たいへん
よくできました
電池もケーブルも要らない。光が電源です。
導入コスト3,800円5たいへん
よくできました
楽器史上、最も気軽な買い物の部類です。
持ち運びやすさクリップで着用5たいへん
よくできました
楽器を「着る」という新しい動詞です。
入手・サポートTakazudoに在庫4国内で普通に買えます。
音色の汎用性ノイズ虫1曲は作れません。鳴き声を楽しむ虫かごです。
総合評価4/5

太陽電池で鳴る4千円の楽器です。光に当てるとピエゾのスピーカーが鳴き、服に留めて持ち歩けます。国内在庫あり3,800円。楽器の最小単位のような発明です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「新種:電子コオロギ」

新種の昆虫が図鑑に載りました。学名Cricket、生息地は日光の当たる場所。

この虫は光合成ならぬ光発振をします。日なたに出すと鳴き、日陰では眠ります。

餌代はゼロ。捕獲費用は3,800円です。

飼育上の注意はひとつ。曲は作れません。鳴き声を愛でてください。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 太陽電池で鳴る4千円の楽器、Meng Qi Cricketの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 所有機材との比較の視点も

電池もケーブルもいらない

Cricket(蟋蟀)は、Meng Qiが作る小さな音の装置です。前面の黒い板がソーラーパネルで、光に当てると動きだす。電池もケーブルも要りません。裏側にクリップが付いていて、服やバッグに留めて持ち歩けます。

中身はオシレーターが3基。1基が音を出し、残る2基が変調をかけます。操作は静電容量式のタッチポイントが4か所で、Pitch(音程)、Mod(変調)、Rhythm(リズム)にそれぞれ触れると、鳴り方が変わります。スピーカーはピエゾ。つまり、これ1個で完結する楽器です。

値段は29ドル(約4,600円)。しかも国内で買えます。Takazudo Modularが3,800円で在庫を持っていました(2026年8月19日確認)。第19弾で紹介する10機種のうち、国内で新品がすぐ手に入るのはこれだけです。

同店ではMeng Qiの小物をほかにも扱っていて、Honeyが6,800円(6面のタッチ操作・電池とスピーカー内蔵)、DSVが9,800円(7HPのパッシブ・デュアルステレオ音量)、Pe2が26,800円(アンバランス⇔バランス変換のパッシブ・トランス)、そしてWingie2が26,800円。Meng Qiに触れてみたい人の入口としては、Cricketが一番安い扉です。

Meng Qi公式チャンネルにCricketの紹介動画を確認できなかったため、この記事では動画を載せていません。動作の様子は取扱店の紹介ページと動画で確認できます。

仕様のポイント

  • 太陽電池で動く、身に着けるノイズ楽器。電池・ケーブル不要、光に当てると動作
  • オシレーター3基(音用1・変調用2)。静電容量式のタッチポイント4か所(Pitch/Mod/Rhythm ほか)
  • スピーカーはピエゾ。本体のみで発音する
  • 裏面にクリップ。服やバッグに留めて持ち歩ける
  • 価格29ドル(約4,600円)。国内はTakazudo Modularで3,800円・在庫あり(2026年8月19日確認)
  • 同店の他のMeng Qi製品: Honey 6,800円/DSV 9,800円/Pe2 26,800円/Wingie2 26,800円

うちの機材で言えば

うちで一番安い機材はケーブル類を除けばCM-15のようなアクセサリー枠ですが、Cricketは4千円で「楽器」です。音程もリズムも触った指で決まるので、演奏というより生き物を鳴らしている感覚に近い。名前のとおり、虫の声を作る装置だと思うと腑に落ちます。

実用の面では、TP-7やCM-15で外の環境音と一緒に録って素材にする使い方が合いそうです。4千円なので、失敗しても痛くない。DAWLESSに興味はあるけれど何から触ればいいか分からない人が、最初に手に取るものとしてはかなり良い価格だと思います(ただし、これで曲は作れません。あくまで音の入口です)。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。価格の円換算は2026年8月18〜19日時点の為替(1ドル≒159円、1ユーロ≒185円、1ポンド≒216円)による目安で、送料・関税・輸入消費税は含みません。

画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。