機材名:SOMA THE PIPE担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 発想の独自性声と息が入力 | 5たいへん よくできました | 楽器を持たずに生まれてきた人への福音です。 |
| 表現力12アルゴリズム | 4 | 同じ息でも12通りの生き物になります。 |
| 持ち運びやすさハンドヘルド | 4 | マイク1本の身軽さで舞台に立てます。 |
| 音色の汎用性 | 2 | 声を入れない日は静かな筒です。 |
| 習得 | 2 | 喉と息のコントロールという、体育の授業があります。 |
声と息で弾くエフェクター兼シンセです。コンタクトマイクを喉に当て、体を楽器の入口にします。12のアルゴリズムで、声がベースドラムにもリバーブの海にもなります。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「あなたの声が楽器です」
ボイストレーニング教室の貼り紙にはこうあります。「あなたの声が、楽器です」。
この筒はそれを文字通りにしました。喉にマイクを当て、息でシンセを吹きます。
音痴でも大丈夫です。アルゴリズムが声を別の生き物に変えます。
月謝は不要。買い切りの筒です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 声と息で弾くエフェクター、SOMA THE PIPEの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
楽器としての声
THE PIPEは、SOMA laboratoryが「声・息・口で操作するダイナミックFXプロセッサー兼シンセ」と説明する手持ちの機材です。付属のコンタクトマイクを喉に当てて(あるいは楽器の表面に当てて)音を入れ、本体のノブで加工します(SOMA公式)。
アルゴリズムは12種類。ORPHEUS、FILTERRA、SYNTH、REVERB、MADELAY、PULSE、BASSDRUM(3種)、OCTAVA、GENERATOR、HARCHO。リバーブやディレイのような普通のエフェクトから、声をきっかけにキックを鳴らすものまで幅があります。
マイクは周波数特性の異なる3種類(標準=中域を強調した温かい音、FLAT=素直、BASSY=低域重視)。マイク端子には外部信号も入るので、ドラムやギターを通すこともできます。本体はケーブルでブレイクアウトボックスにつながり、そこにL/Rの1/4インチ出力とDC入力があります。
価格は108,790円(Five G)。SOMA公式の米国価格は649.99ドルです。追加マイク(FLAT、BASSY)は各6,457円(2026年8月19日確認)。
SOMA公式のフルデモです。喉に当てたマイクの声が、アルゴリズムごとにまったく違う音に変わっていく様子が見られます。
仕様のポイント
- 声・息・口で操作するダイナミックFXプロセッサー兼シンセ。コンタクトマイク付属(喉や楽器の表面に当てる)
- アルゴリズム12種: ORPHEUS/FILTERRA/SYNTH/REVERB/MADELAY/PULSE/BASSDRUM(3種)/OCTAVA/GENERATOR/HARCHO
- マイクは3種の周波数特性(標準=中域強調、FLAT=素直、BASSY=低域重視)。マイク端子には外部信号も入力可
- 本体はハンドヘルド。ケーブルでブレイクアウトボックスに接続し、L/Rの1/4インチ出力とDC入力
- マイクスタンド用アダプターとネックストラップ同梱
- 価格: 108,790円(Five G)/649.99ドル(米国公式)。追加マイク各6,457円(2026年8月19日確認)
うちの機材で言えば
うちの録音まわりはTP-7とCM-15、素材を切るのはOctatrack MKIIとSP-404MKIIです。THE PIPEはその前段に入る機材で、「声を録ってから加工する」のではなく「声を出しながら加工する」ところが違います。歌が苦手でも、声を素材として扱えるのが利点です。
10万円台という値段は、SP-404MKIIとほぼ同じ帯。うちの用途で言えば、素材の引き出しを増やす投資です。ライブでマイクを持って何かする、という場面がある人には面白い立ち位置だと思います。
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次に読む
- うちの録音係 → ポケットの録音係、TP-7
- うちのマイク → 手のひらのコンデンサーマイク、CM-15
- 素材を切る側 → 素材を撃つ楽器、SP-404MKII
- 同じSOMA laboratoryなら → SOMA ORNAMENT-8とは|音ではなくふるまいを並べる
出典
- SOMA laboratory THE PIPE 公式ページ — アルゴリズム・構成
- Five G music technology — 価格(2026年8月19日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
