Plinky 12 ToadstepとChordsとは|パネルを差し替えて別の楽器になる

Plinky 12 ToadstepとChordsのイラスト(実機を参考に作成)。正方形の薄い2台、左は青いパネルにボタン群と縦の光る列、右は黒いパネルに16×16の虹色に光るドット
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Plinky 12 Toadstep/Chords担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
発想の独自性パネル交換式5たいへん
よくできました
着せ替えで楽器が変わる、珍しい骨格です。
表現力感圧16×164押し圧まで読む広い顔を持っています。
外部機材との連携CV・MIDI・WebUSB4新旧の作法にまたがる社交性です。
実績若い機材2評価の定まっていない転校生です。
入手・サポート2国内の窓口は太くありません。
総合評価3/5

パネルを差し替えると別の楽器になる16×16タッチの実験機です。加速度センサーやマイクまで積んだ開いた設計。パネル交換式という発想が本体です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「今日の顔」

この楽器の朝は、パネルを選ぶところから始まります。

今日はToadstepの顔でステップを踏み、明日はChordsの顔で和音を歌う。

素顔は16×16の感圧タッチと加速度センサー。どの顔でも体は同じです。

着せ替えできる楽器は、飽きる速度が遅い。それがこの設計の賭けです。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • パネルを差し替えて別の楽器になる、Plinky 12 ToadstepとChordsの紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • 発売は2026年

1つの本体、複数の顔

Plinky 12は、ドイツ・デュッセルドルフのMaking Sound Machinesと、初代Plinkyの設計者mmalex(Alex Evans)が作る30cm角・厚さ12mmの楽器です。中身はRP2350、16×16のRGB感圧タッチグリッド、ステレオマイクと加速度センサー。パネル交換式で、載せたパネルを自動検出して別の楽器になります(Plinky 12公式)。

Chords(Making Sound Machines設計)は12ボイスのコード楽器。13パレット×45コードをタッチで弾き、ポリアルペジエーターと128ステップのコード・シーケンサー、テープディレイとシマーリバーブ。Toadstep(Toadstool Tech設計)は4トラックのMIDI/CVシーケンサー兼グルーヴボックスで、RYK M185系のラチェットやスライド、確率を持ちます。3.5mm端子は12個(Clock/Reset/CV in×2/CV out×2/TRS MIDI in・out×2/Audio in・out)、USB-C給電。

2026年4月に発表、Superbooth 2026で展示、初回ロットは出荷中です。価格は559ドル(Perfect Circuit)、530ユーロ、379ポンド+VAT。公式ストッキストに日本の店はなく、国内取扱いはありません(2026年8月18日確認)。Toadstepの完全なドキュメントは「Summer 2026」予定です。

Making Sound Machines公式の紹介動画です。同じ本体に別のパネルを載せると、コードの楽器(Chords)にも4トラックのシーケンサー(Toadstep)にもなる様子が見られます。

仕様のポイント

  • 共通ハード: RP2350、16×16 RGB感圧静電容量タッチグリッド、ステレオマイク、加速度センサー、側面ボタン4、パネル交換式(自動検出)。305×305×12mm、スチールケース
  • 3.5mm×12: CV Clock In/Reset In/Clock Out、CV In×2(-5〜+5V)、CV Out×2(0〜5V)、TRS MIDI In×1(A/B)、TRS MIDI Out×2(2つ目はCVトリガー×2に設定可)、ステレオAudio In/Out。USB(オーディオ/MIDI/WebUSB)
  • Chords: 12ボイス(コード6+メロディ6)、13パレット×45コード、メロディ面4種、ポリアルペジエーター32×16、128ステップ・コード形状シーケンサー、XYモーフ、テープディレイ+シマーリバーブ
  • Toadstep: 4トラックMIDI/CVシーケンサー&グルーヴボックス(2トラックCV可)、ステップリピート/ラチェット、スライド・確率・ベロシティ・ゲート長、トラックごと8パターン+チェイン、Web音色エディタ
  • 電源: USB-C 5V 500mA。ストレージ: 14MBサンプル(114秒)+SD。重量未公表
  • 価格: 559ドル(Perfect Circuit)/530ユーロ/379ポンド+VAT。追加パネル約49〜60ドル。国内取扱なし(2026年8月18日確認)

うちの機材で言えば

うちのOrchidが「指1本のコード製造機」なら、Chordsはその16×16版で、コードの進行まで打てます。Toadstepは、うちのOXI ONE MKIIの4トラック版をタッチで組む感覚に近く、CVも2系統出ます。

1台で2つの楽器を持てる設計は魅力ですが、国内では買えず、Toadstepの説明書もまだ途中。海外通販で買うなら、パネル込みの値段と関税を含めて考える機材です。

次に読む

出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。