機材名:SONICWARE LIVEN Texture Lab担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性グラニュラー+シマー | 4 | 霧と残響の製造装置です。 |
| 導入コスト | 4 | グラニュラー専門機として手頃な学費です。 |
| 持ち運びやすさ電池・スピーカー | 4 | 実験室ごと公園に行けます。 |
| 記憶力1スロット6秒モノ | 2 | 素材の貯金箱は小さめです。 |
| 音色の汎用性質感特化 | 2 | 普通のシンセの授業は兄弟の担当です。 |
音を粒に切って伸ばすLIVEN家の実験係です。2ミリ秒の粒からシマー付きリバーブ6種まで、質感の研究室が電池で動きます。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「霧、製造中」
この工場の製品は、霧です。
音を2ミリ秒の粒に刻み、シマーの光を混ぜて出荷します。
「実用性は?」と問う視察団に、工場長は答えます。「曲の背景は、だいたい霧でできています」。
電池で動く小さな工場です。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- 音を粒に切って伸ばす、SONICWARE LIVEN Texture Labの紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2023年5月
短い音を、長い響きに変える
LIVEN Texture Labは、SONICWAREのグラニュラー・シンセ兼エフェクターです。グラニュラーは音を細かい粒(グレイン)に切って並べ直す方式で、この機材では2ミリ秒から1秒までの範囲で粒の長さを決められます(SONICWARE公式)。
サンプルのスロットは32個。1スロットあたり6秒(16ビット・32kHz・モノ)まで録れます。レガートモードでは最大64粒が重なります。ノブは10個で、粒の大きさや位置を手で動かせます。
シーケンサーは128ステップでパターンは128。ステップ長は1/1から1/32まで。リアルタイム入力とステップ入力、パラメーターロックがあります。
リバーブは6種類(Hall、Room、Arena、Plate、Tunnel、Infinity)で、それぞれにシマー(倍音を足して伸ばす)が付きます。グラニュラーとシマーリバーブの組み合わせは、環境音のような長い響きを作るのに向いています。
接続はステレオのライン入出力(3.5mm)、ヘッドホン出力、5ピンDINのMIDI入出力、SYNC入出力。スピーカー内蔵。電源は単三6本(アルカリ約6時間、リチウム約10時間)または9V DCアダプター(別売)。27鍵、297×176×48mm、790g。価格は37,800円です(2026年8月19日確認)。
SONICWARE公式のPVです。短く録った音が粒に分解され、長く伸びた響きに変わっていく様子が見られます。
仕様のポイント
- グラニュラー音源。粒の長さは2ミリ秒〜1秒。サンプルスロット32(1スロット6秒・16ビット/32kHz/モノ)、レガートで最大64粒。ノブ10
- シーケンサー: 128ステップ、パターン128。ステップ長 1/1〜1/32。リアルタイム/ステップ入力、パラメーターロック
- リバーブ6種(Hall/Room/Arena/Plate/Tunnel/Infinity)、各種にシマー
- 接続: ステレオライン入出力(3.5mm)、ヘッドホン出力、5ピンDIN MIDI入出力、SYNC入出力。スピーカー内蔵
- 電源: 単三6本(アルカリ約6時間/リチウム約10時間)または9V DCアダプター(別売)。27鍵(ホールド)、297×176×48mm、790g
- 価格: 37,800円(Five G、2026年8月19日確認)
うちの機材で言えば
うちでグラニュラーを触れるのはOctatrack MKIIとM8ですが、どちらも他の機能が多く、目的の操作にたどり着くまでが遠い。Texture Labはグラニュラーだけに絞ってあるので、ノブを回せばすぐその音になります。
外部入力があるので、うちのSyntaktやOP-XYの音を通して伸ばす使い方もできます。「短く録って長く伸ばす」ことだけを3万円台で買える機材、という見方がしっくりきます。
購入・価格を見る
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SONICWARE LIVEN Texture Lab
- 新品相場
- ¥37,800〜¥39,800
- 中古相場
- —
2026-08-19 時点の調査(Five G 37,800/楽天 39,800(アダプター付属))。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
次に読む
- うちのグラニュラーも使える機材 → ゲーム機サイズの本気、Dirtywave M8
- シリーズ全体を見る → 日本発の音の実験室、SONICWARE LIVENシリーズ
- 素材を録って切る側 → 『初心者が買うな』の王様、Octatrack MKII
- 同じSONICWAREなら → SONICWARE LIVEN 8bit warpsとは|8ビットの波形で音を作る
出典
- SONICWARE LIVEN Texture Lab 公式ページ — 仕様
- Five G music technology — 価格(2026年8月19日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
