Polyend Play+とは|格子で組むサンプル+シンセ

Polyend Play+のイラスト(実機を参考に作成)。黒い横長の筐体、左上に小さな画面、上段に15個のノブ、下部に8×20の光る格子状のパッド
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Polyend Play+担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
操作性格子×ノブ5たいへん
よくできました
頭で考えるより手で試す、が体現された面です。
音源機能シンセ6エンジン4サンプルの隣にシンセの声も住んでいます。
シーケンス性能パフォーマンスモード4ランダム化と崩しの引き出しが武器です。
持ち運びやすさ電池なし2USB給電のみ。外出にはバッテリーの同伴を。
音作りの自由度1音の深掘りは苦手2作り込み文化はElektron組の領分です。
総合評価4/5

格子で組むサンプル+シンセです。Elektronが1音を作り込む文化なら、こちらは並べてずらす文化。性格が逆なので、同じサンプル機でも住み分けられます。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「並べて、ずらす」

この盤の遊び方は、詰め将棋ではありません。

サンプルを並べ、ノブでずらし、ランダムの神様に少し任せる。

1手を90分考えるElektronとは、別の競技です。

どちらが上ということはありません。あなたの脳の癖が、どちらの盤に合うかです。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 格子で組むサンプル+シンセ、Polyend Play+の紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • 発売は2023年11月

Trackerとは逆の、横に広がる格子

Play+は、ポーランドのPolyendが2023年8月に出したグルーヴボックスです。同社のTrackerが縦に流れる数値で打ち込む機材なら、Play+は8×20の光る格子にサンプルを置いて組む機材。初代Play(2022年)にシンセエンジンとステレオサンプル、USBオーディオを足したのがPlus版です(Polyend公式)。

16トラックのうち8がサンプル、8がシンセまたはMIDI。シンセエンジンは6種(ACD/FAT/VAP/WTFM/Dirt/Perc)で、Tracker MiniやPolyend Synthと共通です。パフォーマンスモードではランダム化やフィルの効果を即興でかけられます。USB-Cで給電し、バッテリーはありません。ファームウェアは2025年11月の1.3.0が最新です。

価格は139,800円(implant4・デジマート、2026年8月18日確認)。米国では799ドルから999ドルに値上げされ、国内で新品を確認できたのはこの1店だけでした。初代Playは公式のLegacy扱いで生産完了、Tracker+も品切れが続いています。中古はヤフオクで109,000円の落札例です。

Polyend公式の紹介動画です。格子状のパッドにサンプルを置き、ノブでランダム化やずらしをかけて曲が変わっていく様子と、シンセエンジンを重ねる場面が見られます。Trackerの会社の、もう1つの答えです。

仕様のポイント

  • 16トラック(サンプル8+シンセ/MIDI 8)、64ステップ・シーケンサー、パフォーマンスモード(ランダム化・フィル等)
  • シンセエンジン6種(ACD/FAT/VAP/WTFM/Dirt/Perc)、ステレオサンプル対応、USBオーディオで14ステレオトラック出力
  • 入出力: MIDI IN/OUT(3.5mm)、ステレオ出力/ヘッドホン(3.5mm)、microSD(16GB付属)、USB-C(給電・USBオーディオ/MIDI)
  • USB-Cバスパワー(内蔵バッテリーなし)。約282×207×33mm・約1.2kg
  • 最新ファームウェア 1.3.0(2025年11月13日、Dirtエンジン・USBマスストレージ追加)
  • 価格: 139,800円(implant4・2026年8月18日確認)。初代Playは生産完了。中古落札 109,000円

どんな人に合うか

「サンプルを並べて、ノブでいじりながら曲を組みたい」人に。格子の見た目どおり、頭で考えるより手で試す機材です。

うちのDigitakt IIも8トラックのサンプルを打ち込む箱ですが、Elektronは1音を作り込む方向、Play+は並べてずらす方向。同じ「サンプルのグルーヴボックス」でも性格が逆で、OXI ONE MKIIのようなシーケンサーの隣より、単体で完結させたい人に向きます。

国内での入手が難しく、値段も上がっています。同じ考え方で安く始めるならNovation Circuit Rhythmが現実的な代替です。

購入・価格を見る

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Polyend Play+

Polyend Play+

新品相場
¥139,800
中古相場
オークション ¥109,000

2026-08-18 時点の調査(implant4/ヤフオク)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

Amazonは2026-08-19 時点でこの機材の商品ページを確認できなかったため、検索結果へのリンクにしています。出品が入れ替わることがあるので、商品名と価格を確かめてからご購入ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。