Erica Synths Bassline DB-01とは|1オシレーターで太いベース

Erica Synths Bassline DB-01のイラスト(実機を参考に作成)。黒い横長のパネル、上段に大きな黒ノブと赤い数字表示、下段に16個の光るステップボタン
2026年度DAWLESS機材 通信簿資料評価|実機検証前

機材名:Erica Synths Bassline DB-01担任:Mr. Nano

科目評価担任所見
音質・音の個性太くて粗いアナログ5たいへん
よくできました
きれいに鳴らす気が最初からない、頼もしい声です。
シーケンス性能64ステップ・変調トラック4カットオフの動きまで打ち込める足腰です。
外部機材との連携CV/Gate・クロック4モジュラー界隈との会話も得意です。
音色の汎用性ベース特化2上品な音色の授業は履修していません。
導入コスト3専門職の給与水準です。
総合評価4/5

1オシレーターに割り切って、サブとノイズとドライブで押す、ラトビア流の太くて粗いベースです。教科書的なBass Station IIとは別の答え。歪ませて使う前提の潔い設計です。

5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。

「一杯入魂」

当店のメニューは一品だけ。太麺のベースです。

オシレーターは1本。そのかわりサブとノイズとドライブを、丼が割れるほど盛ります。

「あっさりめはできますか」。できません。そういう店ではないので。

常連の注文はいつも同じ。「いつもの、濃いめで」。

この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。

この記事でわかること

  • 1オシレーターで太いベース、Erica Synths Bassline DB-01の紹介
  • 仕様の要点と、どんな人に合うか
  • 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
  • 発売は2020年

303風ではなく、ラトビアの荒いベース

Bassline DB-01は、Erica Synthsが2020年に出した卓上のフルアナログ・モノシンセです。オシレーターは1つですが、トランジスタのサブオシレーターとノイズを混ぜ、BBDのデチューンで揺らして太くします(Erica Synths公式)。

フィルターは同社のユーロラック・モジュール(Acidbox)から来たローパス/バンドパスで、ワンノブのオーバードライブが付きます。「アシッド系」と言われがちですが、TB-303の再現ではなく、もっと荒くて攻撃的な方向です。シーケンサーは最大64ステップ、8バンク×16パターン、ランダム生成、アルペジエーター、フィルターの動きを記録するモジュレーショントラックを持ちます。

価格は98,900円(Elektron Distribution Group・島村楽器・Five Gなど横並び、2026年8月18日確認)。2020年の発売から据え置きです。CV/GateとアナログクロックのIN/OUTがあり、モジュラーと直結できます。

Erica Synths公式の紹介動画です。1つのオシレーターにサブとノイズを足し、BBDのデチューンで揺らし、フィルターとドライブで押し出す。303風とは違う、荒れたベースの音が確かめられます。

仕様のポイント

  • フルアナログ・モノシンセ: VCO+トランジスタ・サブオシレーター+ノイズ、BBDデチューン、Acidbox系LP/BPフィルター+オーバードライブ
  • VCA/VCF/ピッチの独立エンベロープ、同期LFO(FMとフィルター変調)
  • シーケンサー最大64ステップ、8バンク×16パターン、トランスポーズ、ランダム生成、アルペジエーター、カットオフのモジュレーショントラック、ユーザースケール(微分音可)
  • 入出力: MIDI IN/THRU、CV/Gate IN・OUT、カットオフCV、アナログクロックIN/OUT、メイン出力。12V DC
  • 232×142×63mm・850g、アルミ筐体。最新ファームウェア 1.10(2023年11月23日・WAVをクロック入力で再生して更新)
  • 価格: 98,900円(Elektron Distribution Group・2026年8月18日確認)

どんな人に合うか

「ベースは1台のアナログで、太くて荒い音が欲しい」人に。きれいなアナログではなく、歪ませて使う前提の設計です。

同じ価格帯の定番はNovation Bass Station IIです。あちらは2オシレーターで音の幅が広く、教科書的。DB-01は1オシレーターに割り切って、サブとノイズとドライブで押す機材。うちのSyntaktのアナログトラックでは出ない、ラトビア流の粗さがあります。

アナログなので、電源を入れて20〜30分の暖機とキャリブレーションが公式に推奨されています。その手間を「楽器らしさ」と思えるかどうかで決まります。

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Erica Synths Bassline DB-01

Erica Synths Bassline DB-01

新品相場
¥98,900
中古相場

2026-08-18 時点の調査(EDG・島村・Five G 横並び)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。

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出典

この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月18日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。

画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。

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メーカー資料確認のみ|実機検証前

この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。