
この記事でわかること
- 自分の音を録って、また使うの要点
- 分かっている仕様と、まだ分かっていないこと
- うちの所有機材で言えばどこに当たるか、日本で買えるか
- 発売予定は2026年
アナログ1ボイスが、サンプルの卵になる
ドイツの老舗Vermonaが2026年8月上旬、drumDINGの予約受付を始めました。名前のとおりドラムマシンですが、設計思想は少し変わっています。
アナログのドラム音源は1ボイスだけ。VCO・ノイズ・クリックをミキサーで混ぜ、マルチモードフィルターとエンベロープで音を作ります。その音を本体でサンプリングして6トラックに配り、さらに加工して鳴らす。メーカーはこれを「アナログの音がサンプルになり、そこからまた新しい音とアイデアが生まれる循環」と表現しています。
Vermonaには公式YouTubeチャンネルが見当たらないため、この記事に動画はありません。実機の姿と音は出典のMusicRadar・Synth Anatomyの記事でご覧ください。
Vermona公式チャンネルとの共同投稿による解説です。自分で録った音をアナログのドラム回路に通す、というこの機材の要点が実演されています。
分かっていること
- アナログ1ボイス(広帯域VCO+ノイズ+クリック、内部ミキサー、マルチモードフィルター、LFO、ディケイエンベロープ)
- 内蔵サンプリング。外部入力からシンセやモジュラーの音も取り込める
- 6トラック・最大64ステップ。ポリメーター、ラチェット、マイクロタイミング、パラメータロック、確率、トラック別LFO
- サンプルのピッチ・エンベロープ・逆再生。トラック別インサート(ドライブ、ビット落とし、AM)
- センドにディレイ2系統+リバーブ1系統
- トラック別の個別出力、マスター出力、シンセボイス専用出力。MIDI・USB・CV対応
- 予約価格1,299ポンド/1,499ユーロ。出荷時期は「未定」
うちの機材で言えば
Syntaktのアナログトラックで作った音を、Digitakt IIに録って刻んで加工する——うちで2台に分けている作業を、1台の中で回す機材です。
面白いのは「音源が1つしかない」制約が、逆に自分の音でキットを作る動機になること。サンプルパックに頼らないビートの入口として、独特の位置にいます。国内代理店の情報はまだなく、当面は個人輸入です。
次に読む
- アナログドラムを彫る現職 → 音を彫る12トラック、Syntakt
- 録って刻む現職 → はじめてのElektron、Digitakt II
- 海外通販の前に → 日本でDAWLESS機材を買う前に
- つまみだけで作るアナログドラム8ボイス → Vermona DRM1 MKIVとは|つまみ72個の「弾けるアナログドラム」
出典
- MusicRadar — 仕様・予約価格・「循環」の説明(2026年8月3日)
- Synth Anatomy — 予約開始の報道(2026年8月3日)
この記事は海外メディアの公開報道とメーカー公式情報を2026年8月17日に確認して書いた新製品紹介です。価格・発売時期は変わる可能性があります。実機は未検証で、当サイト運営者は所有していません。
画像について: アイキャッチは実機の写真を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
