機材名:Elektron Digitone II担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性FM+Wavetone | 5たいへん よくできました | きらきらの上物からベースまで、和音係の声域が広いです。 |
| シーケンス性能128ステップ・16トラック | 5たいへん よくできました | 学園の作法に、余裕のある教室の広さが付きました。 |
| 音作りの自由度4種の音源マシン | 4 | FMの海が4ページに整理されています。 |
| 操作性Elektron語 | 2 | 家風の学習コストは、この子も例外ではありません。 |
| サンプリング・録音非対応 | 1 | 録音の授業はありません。それはDigitaktの仕事です。 |
きらきらのFM音源機、と記事で呼んだ16トラック・16ボイスです。当家の和音係で、FMの海を4ページに整理した設計が売り。所有機ですが、詳しい口述はこれからです。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「きらきらの正体」
いらっしゃいませ。当店の看板商品は、FMという名の宝石です。
昔からこの宝石は、輝くけれどプログラミングが難しいと言われてきました。
当店では研磨の工程を4ページに整理しております。ノブを回せば、輝きが変わります。
お会計はElektron価格。宝石店ですので。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- きらきらのFM音源機、Digitone IIの所有機ファイル
- 仕様の要点と、うちのスタジオでの役割
- 公式動画つき。実機の所感は所有者が追記予定
- 発売は2024年10月
難しい音源の、やさしい入口
FM音源には「音は美しいが、音作りは数学」という評判が80年代からついて回ります。
Digitone IIは、そのFMを4種類の音源マシン(FM Tone・FM Drum・Wavetone・Swarmer)として整理し、Elektron流の操作で彫れるようにしたシンセです。16ボイスあるので、和音もパッドも余裕で鳴ります。
Elektron公式の紹介動画です。ガラス細工のようなベル、うねる金属質のベース、淡いパッド——FM音源特有の「きらきらして硬質な音」の幅が数分で見渡せます。数式の楽器と呼ばれてきたFMを、ノブとパラメータロックで直感的に彫れる形にしたのがこの機材の発明です。音作りの理屈が分からなくても、まず音が美しい。それが入口として十分な理由です。
仕様のポイント
- 16トラック。シンセにもMIDIにも使える
- 音源マシン4種: FM Tone / FM Drum / Wavetone / Swarmer
- 16ボイス・ポリフォニック
- シーケンサーは最大128ステップ(トラックごとに長さ可変)
- 48kHz/24bitのコンバーター
- 入出力: ステレオ出力・入力・ヘッドホン、MIDI IN/OUT/THRU(DIN Sync出力対応)、USB
うちのスタジオでは
2026年5月、Syntaktと同月に導入。Elektron 3台構成(サンプル=Digitakt、ドラム&シンセ=Syntakt、和音ときらきら=Digitone)がここで完成しました。
鍵盤が弾けなくても和音が出せるのは、シーケンサーとKeyStep mk2のおかげです。
1音鳴らしてください。理屈より先に、音が好きになれるかどうかです。
購入・価格を見る
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Elektron Digitone II
- 新品相場
- ¥179,800〜¥190,000
- 中古相場
- 店頭 ¥162,800 / オークション ¥141,900〜¥158,000
2026-08-17 時点の調査(デジマート等の新品出品・楽器店の中古出品・ヤフオク落札実績)。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
別売で足せるもの: Outbox 8(8つの個別出力)
Digitone II の音声出力はステレオ1系統です。パートを分けて外に出すには、別売の Outbox 8 が要ります。
2026年9月9日発売の Outbox 8 を USB でつなぐと、本体メニューからトラックを8本の1/4インチ出力に振り分けられます。各出力は CV/Gate にも切り替わります。日本公式ストアは税込59,900円(2026年9月10日時点は在庫切れ)。仕様と所有5台の対応表は Elektron Outbox 8とは にまとめました。
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Elektron Outbox 8
- 新品相場
- ¥59,900
- 中古相場
- 相場データなし
2026-09-10 時点の調査(Elektron 公式ストア(日本向け・税込))。相場は変動します。販売価格は各店舗の表示をご確認ください。
1台で完結しているなら不要です。ベースとパッドを別々に処理したくなった時点で必要になります。
次に読む
- 3台構成の始まり → はじめてのElektron、Digitakt II
- 2台目の相棒 → 音を彫る12トラック、Syntakt
- 鍵盤係との連携 → 鍵盤係はアルペジエーター。KeyStep mk2
- 同じシンセを比べるなら → 5トラック全部にシンセとFXとタッチパッド、Lambda Synthetics PolyPulse。1.1.0でウェーブテーブルを追加、Thomann経由で日本にも
- 同じElektronなら → Digitone(初代)とは|中古で狙うFM音源
- 10機種の違いを一覧で → Elektronの違い|現行10機種を録音・音源・価格で選び分ける
出典
仕様はメーカー公式資料で確認しています(確認日: 2026年8月8日)。「所有者目線の注目点」公開後、この記事は実機レビューとして運用します。
画像について: アイキャッチはElektronが報道向けに配布しているプレスキットの画像です(Image: Elektron)。本文の4コマ漫画はAIで作成したイメージで、実在の製品デザインとは異なります。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
