機材名:Isla Instruments S2400担任:Mr. Nano
| 科目 | 評価 | 担任所見 |
|---|---|---|
| 音質・音の個性12ビットの砂 | 5たいへん よくできました | あの粗さを新品の信頼性で出せる、ほぼ唯一の椅子です。 |
| サンプリング・録音2エンジン切替 | 4 | HiFiとClassicを行き来できる二重国籍です。 |
| 外部機材との連携入力8・出力10 | 4 | 現場に配る口は本格派です。 |
| 入手しやすさ国内新品なし | 1 | 中古298,000円のご縁を待つ狩りになります。 |
| 導入コスト約30万円 | 1 | 憧れには、憧れの値札が付いています。 |
1987年のSP-1200を現代の手で作り直したサンプラーです。12ビットの砂の質感をClassicエンジンで再現します。国内は中古約30万円のみで、憧れの価格も当時を再現しています。
5=主力として非常に優秀/4=明確な強みがある/3=実用的だが工夫が要る/2=制約が大きく用途を選ぶ/1=この用途では勧めにくい。評価項目は機材ごとの得意・不得意に合わせて選んでいます。順位付けや他の機材との点数比較はしません。「資料評価」はメーカー資料・公開情報に基づく採点で、実機検証後に更新します。
「1987年の復元工事」
本日ご紹介するのは、1987年の名建築の復元です。
図面から起こし直し、12ビットの質感まで忠実に再現しました。
内装は現代の48kHzエンジンも完備。住み心地は当時より上です。
お値段は文化財価格。見学は無料ですが、入居は約30万円からです。
この一席は、通信簿の評点と本文の事実に基づいた創作です。
この記事でわかること
- SP-1200を作り直したサンプラー、Isla Instruments S2400の紹介
- 仕様の要点と、どんな人に合うか
- 公式動画つき。所有機材との比較の視点も
- 発売は2021年
粗さを、選べるようにする
S2400は、Isla Instrumentsが1987年のE-Mu SP-1200を作り直したサンプラーです。SP-1200はヒップホップの音を決めた機材として知られていますが、現物は中古で高く、動く個体も減っています(Isla公式)。
S2400の要点は、音源のエンジンが2つあることです。HiFiは48kHz・16ビット。Classicは26kHz・12ビットで、元機のドロップサンプルによるピッチ処理の癖まで再現します。これをトラックごとに選べます。
つまり「粗くしたいところだけ粗くする」ことができる。全体をローファイにするのではなく、キックだけ、スネアだけ、という使い分けができます。
入出力はアナログ入力8、アナログ出力10、USB。サンプルRAMは64MBで、48kHzのモノなら11分39秒、26kHzのモノなら21分30秒。パッド8個とフェーダー8本、シーケンサーを内蔵します。
国内では implant4 の中古が298,000円(Decksaver付き)で出ていました。新品の国内流通は確認できませんでした(2026年8月19日確認)。
Isla Electronics公式の動画です。同じドラムループを2つの音源エンジンで鳴らし分け、12ビットの粗さがどう出るかを比べています。
仕様のポイント
- 1987年のE-Mu SP-1200を作り直したサンプラー
- 音源エンジン2種をトラックごとに選択: HiFi(48kHz/16ビット)、Classic(26kHz/12ビット・ドロップサンプルのピッチ処理を再現)
- 入出力: アナログ入力8、アナログ出力10、USB
- サンプルRAM 64MB(48kHzモノで11分39秒、26kHzモノで21分30秒)
- パッド8、フェーダー8、シーケンサー内蔵
- 国内: 中古298,000円(implant4・Decksaver付き)。新品の国内流通は確認できず(2026年8月19日確認)
うちの機材で言えば
うちのDigitakt IIとOctatrack MKIIは、粗さをエフェクトで足す機材です。S2400は録る段階で粗さが決まる。どちらが良いという話ではなく、決める順番が違います。
30万円という値段は、うちのOctatrack MKIIと同じ帯です。ドラムの音そのものに強い好みがある人が、その1点のために買う機材だと思います。フェーダーが8本並んでいるのは、手で混ぜたい人には効きます。
次に読む
- うちのサンプラー → はじめてのElektron、Digitakt II
- MPCの系譜と比べる → ビートメイクの王道、Akai MPC One
- 粗い音の入口 → 素材を撃つ楽器、SP-404MKII
- 同じサンプラーを比べるなら → 5.3インチ画面の組み立て式ドラムマシン、Randomwaves Drumboy Pro。Kickstarterで578人、9月中の全数出荷を目指す
出典
- Isla Instruments S2400 公式ページ — 仕様
- Sound On Sound のレビュー/デジマート — 価格(2026年8月19日確認)
この記事は未所有機材の紹介記事です。仕様はメーカー公式資料等で確認しています(確認日: 2026年8月19日)が、実機での検証は行っていません。実機を入手した場合は、別途レビュー記事として書き直します。
画像について: アイキャッチは実機の写真(公式画像)を参考に、形状・配色・配置を忠実になぞって描いたAIイラストです(ロゴや文字は省略。写真ではありません)。本文の4コマ漫画もAIで作成したイメージです。
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この記事はメーカー公式資料・公開情報に基づいています。個別機材の操作結果は、実機検証を行った時点で「検証済み」へ昇格させます。未検証の内容を「使ってみた」かのように書くことはしません(検証ポリシー)。
